みんなのシネマレビュー |
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1. 天気の子 《ネタバレ》 「君の名を」のヒットに味をしめて、もっと観客にすり寄ったものになってるのかと思ったら、まるで逆だった。 愛とは身勝手なもの。エゴである。但し、生半可なエゴじゃない、 この女ともう一度遭えるなら世界が滅亡したってかまわないというくらいの本気のエゴ。 そんな身勝手な愛に観客はとまどったろう。 あの雲の下に行きたい。 しかし走っても走っても届きそうで届かない。 子供の頃にそんなこと思いながら走った記憶がある。 私は泣きました。「君の名は」よりはるかに。 絵は花火の描き方。 こんな美しくすごい花火は初めてみました。 なに表してるんだかわからないような大根監督の打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?とは雲泥の差でした。 音楽とのシンクロ率も前作に勝るとも劣らない鳥肌が立つ出来。[映画館(吹替)] 10点(2019-07-22 19:12:55)《改行有》 2. テッド 《ネタバレ》 予告がものすごく面白かった。 ところが下品なシモネタはほとんど予告に入ってたという。 むしろ男同士の友情に女が入ってきたら?という、至極クソ真面目な映画だった。 もっともっとドタバタ、ハジケてもよかった。 この程度のシモネタくらいデートで行ったってたいしたことあない。 予告の出来の良さに騙された感のある映画でした。 [映画館(字幕)] 4点(2013-02-15 03:55:58)《改行有》 3. ティンカー・ベル 《ネタバレ》 どうしてもディスニーアニメというと、もはやピクサーを思い浮かべてしまうんだけど ピクサーから比べると1ランクも2ランクも落ちるアニメーション。これが痛い。 疾走感、飛翔感に欠ける。構図が単純で奥行きがない。風景、花の描写もなんか単純。 話はまあまあ。つまらなくはないが、すごくおもしろい!ともいえない。 やった~~!春が来た!という感激も薄い。。 このクオリティで、あと3つも作るんですか・・。[映画館(字幕)] 5点(2009-01-05 16:59:26)《改行有》 4. 天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 まぎれもなく、ナウシカに並ぶ宮崎監督の大傑作で、ここでも充分いいつくされており、あまりいうことはないんですが。ただ1点だけ。今見直してみると、 二人の主人公役をやった声優の声はちょっとアニメ臭く浮いてる感じがしないでもないです。対してこの作品は俳優陣の吹き替えが抜群にいい。もしかしたら宮崎監督の、「声優を使いたくない」という方針(私はそういうのは単純思考で、間違いと思ってる) ・・は、このあたりからきたんじゃないかとも思ってしまいました。 俳優でも吹き替えとなると下手くそ・棒読みのひとはいるわけです。 棒読みと自然体とは全く違います。 声優でも自然体で出来る人はいっぱいいるでしょう。 それにしても、初井さんのドーラ、寺田さんのムスカはすごかった。 ジブリでこれを超える俳優の吹き替えはないんじゃないでしょうか。 (とはいっても、初井さん、寺田さんは映画の吹き替えはやっていたようですが、 そこいらのアニメ畑の声優達とは一線を画す演技だと改めて思いました。) なにか今度の作品が最後になるようですが、宮崎監督には、声優、俳優という 枠にこだわらず、いい演技のできる人を選んでもらいたいものです。 [映画館(邦画)] 10点(2007-04-03 22:11:28)(良:1票) 《改行有》 5. デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 ああ・・すご!最初はよくある推理サスペンスものかと思ってました。 なんだ、ハリウッドはやっぱりアイディア枯渇したんじゃないの?と退屈でした。 ところがある時点から急変。きっと貴方も ジェットコースターのように振り回されながら エンディングまで引きずり回されることでしょう。その間、脳はフル回転。 そんな映画です。最後にタイトルの意味が強烈にわかります。せつなさを持って 胸がしめつけられるように。もし見たい方は絶対これ以上、雑誌やネットなどから 情報を得ないで下さい。白紙であればあるほど、そのユニークな発想・展開に 呆然とさせられることでしょう。久々に大興奮!そして大感動の名作です![映画館(字幕)] 10点(2007-03-22 13:10:17)(良:1票) 《改行有》 6. DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 おお。なるほど。よくできた脚本です。私は原作もこの線でいけばよかったと思いました。原作は2部はよけいだったような気がします。しかし問題はやはり監督の緊張感のない淡泊な演出でしょうね。役者もまずまずがんばっていた。脚本もまとまっていた。 但し、肝心の演出がダメダメだった。しかしダメダメでも今回はなんとか他の要素に支えられました。個人的には今回は高田役の片瀬那奈を好評価します。あとミサミサもにやりと笑うと悪魔的迫力あるねえ。津川は浮きすぎで 緊張感なし。学芸会に感じてしまう。ほんとに彼、名優なんでしょうか。[映画館(邦画)] 7点(2006-11-08 15:06:26)《改行有》 7. DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 うわ~。評価の難しい作品でした。監督は原作を読み込んだコアなファンを狙ったのか、それとも原作を一度も読んでないひとたちまでターゲットにしたのか。たぶんどっちもということなんでしょうけど、ファンはまだまだ物足りなかったのではないのか。 なんかどっちつかずになってしまったという印象。 かといってもう目も当てられない駄作かというとそうでもない。そこそこなんです。全ての点でまあまあ。足りない点は手に汗握る、心臓が破裂しそうな緊迫感、スピード感でしょうね。監督の演出は非常に淡泊なんです。ああ・・それから・・エキストラ連中はもっとまともなのをつかってほしい。演技指導もしてないんじゃないだろうか。折角主演の人たちがいい演技をしてるのに、まわりの群衆の棒読みが足をひっぱってる。 総じて「細い点の丁寧な配慮に欠けるというのが、この監督の特質」なんでしょう。詩織と南空のエピソードはいいと思いました。詩織役の女優は下手でしたが。 瀬戸朝香もがんばってはいるが・・あとひと息、最後はもっと 錯乱の演技がほしかった。最近見た映画では、輪廻の優香の演技!あそこまで いってほしかった。リュークのCGは元々漫画っぽいデザインなんで気になりませんでした。 [映画館(邦画)] 6点(2006-06-26 23:22:30)《改行有》 8. デビルマン 《ネタバレ》 DVDデビルマンプレミアムセット。定価6300円。おい、こら、ちょっと待てい!630円か63円の間違いじゃない?( ̄□ ̄;私のいいたいことはこれだけです。0点(2004-12-22 07:52:11)(笑:3票) (良:1票) 9. デッドゾーン 紛れもなく、クロネンバーグの最高傑作。なんという切ない映画か。音楽も素晴らしい。10点(2004-01-10 02:00:58)
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