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プロフィール |
コメント数 |
227 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。 「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。 |
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1. テロ,ライブ
《ネタバレ》 スラプスティックといえば昔はコメディと相場が決まっていたものだが、今はドタバタシリアスというジャンルが存在する。そう考えるしかないくらい次々に起こる危機的状況の天丼状態。主人公を追い込むのだけが目的の穴だらけで無茶苦茶なシナリオ。いちいち穴に突っ込むのもめんどくさいがキートンみたいなドタバタがやりたいのだと思えば納得できるような気もする。中盤、橋が傾いて人がずり落ちそうになっているシーンあたりでこれは「8時だよ!全員集合」ではないかと気が付いた。そして終盤の高層ビルが隣のビルに寄りかかるシーンに及んでそれは確信に変わった。あれ完全にドリフお得意の屋台崩しでしょう。そう思って笑っていれば、安易なお涙頂戴に腹を立てることもないのかもしれない。[映画館(字幕)] 4点(2017-03-31 08:49:26)(良:1票)
2. テイラー・オブ・パナマ
ジョン・ブアマンの監督作はどれも定型内に収まらないのが良いところ。予定調和的な作品の多いスパイ物で、先が読めないというだけでこれほどエキサイトできるのだから他の製作者もいいかげん考えてもらいたい。実際ピアーズ・ブロスナンは007よりこっちのちゃらんぽらんなスパイの方がよほど似合っている。今回ブアマンの本物志向はタイトルバックの仕立屋の仕事ぶりに現れていて、ワンショットで捉えたその所作は見事!のひとことに尽きる。ジェイミー“ワンダ”リー・カーティスの脱ぎっぷりにも驚いた。アクション・シーンも無く、ブアマンらしいいまいちカタルシスの感じられない作品だが、正しい奴がモロに正義漢ヅラした分かり易すぎる映画より、本質的な部分でスリリングな本作を断固支持する。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-11-22 10:53:44)
3. デストラップ/死の罠
マイケル・ケイン出演の推理劇では“スルース”よりこっちが好き。舞台劇が元ならではの練り込まれた脚本とキャラの立った人物造形が素晴らしい。なにより主役の2人も含めていわゆる人格者が一人も出てこないのが気持ちいい。ラストには意外なギミックが用意されていますが、舞台でやってこそその真価が発揮されるのでしょうね。映画ででも充分びっくりしたけど。8点(2005-01-17 19:18:31)
0 | 18 | 7.93% |
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1 | 20 | 8.81% |
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2 | 17 | 7.49% |
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3 | 19 | 8.37% |
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4 | 20 | 8.81% |
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5 | 19 | 8.37% |
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6 | 19 | 8.37% |
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7 | 21 | 9.25% |
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8 | 27 | 11.89% |
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9 | 23 | 10.13% |
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10 | 24 | 10.57% |
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