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1. 天外者
《ネタバレ》 理想だけ高くて人望の無いまま死んで行った薩摩人が居たって話かと思ったら、取って付けた様なあのラストシーンには呆れてモノが言えないほどシラケた。
大阪商工会議所の初代会頭なのに、そこで何をしたのかを全く描かず終わるって何でこの映画を作ったの?長尺の予告編か?
役者の演技だけ撮って、そこで生きた人物が全く描けてない典型的の様な作品。
これが三浦春馬の遺作だなんて可哀想過ぎる...キャリアから外すべきだよw
こんなコロナ禍に絶対に映画館に観に行ってはいけない映画でした。[映画館(邦画)] 1点(2020-12-26 08:28:29)《改行有》
2. ディア・ドクター
《ネタバレ》 思いっきりネタバレです。
伊野が失踪してから暫くして偽医者で在ることが分かった後の刑事の事情聴取に対して、まるで知っていた事を見透かされたくないかの様な白々しい村人たちの受け答えと、「もし伊野が戻ってきたら村人はどうするんだろうな…、案外袋叩きに遭うのは俺たちなんじゃないか?」って言う刑事の言葉が、伊野が逃げ出せなかった状況を物語っている様に思いました。
他の登場人物の気持ちがなかなか見え辛いのに対して、父の死に対して何も出来なかったという後悔の強さがそのまま観る者に伝わりやすかったと言う事もあって、鳥飼りつ子役の井川遥さんの芝居が印象的でした。
伊野の一度目の逃亡は、タイミングを逸してならなかったが、偽医者としての責任も、かづ子との約束も淡い恋心も、このりつ子の強い想いの前には“自分にはもう背負い切れない”と遂に村から逃げ出す。もしりつ子の登場が無くてもかづ子の死と共に逃げ出したであろう事は想像に難くないが、りつ子のお陰で医者と患者の関係では無く、生きている間にただの男女として二人を向き合わせたと言う事だけがこの映画の唯一の救いでした。
後半の研修医の相馬が全て研修が終わったらまたここに戻って来たいと言う下りから相馬へ語られる伊野の言葉で、漸く伊野の本音を知る事となるのですが、その最後の“上司の愚痴ぐらい、聞けるようにしとけ”って言う下りの表情が鶴瓶さんの芝居の中ではベストアクトでした。
単なるペースメーカーのセールスマンが医者に成りすます、その壁を越える瞬間の伊野については全く描かれていなし、、、何とも観る者の想像力を強烈に駆り立てくれる映画でした。
[映画館(邦画)] 8点(2009-07-27 21:02:19)《改行有》
3. 手紙(2006)
《ネタバレ》 今の生活がいつか壊れるかもしないと言う思いで生きて行く内は、そこでの幸せは本当の救いをもたらさない。
殺人犯の弟と言うことで受け続けた“差別”。ひたすら隠し逃げ回る事でしか為すすべを持たなかった直貴の“不当な差別”と言う思いに対して“差別は当然の事なんだ”と言う言葉から、この映画の伝えたかった想いが加速して行きます。
この杉浦直樹さんの出番までは、割と在り来たりの展開でTVの2時間ドラマみたいだったのが…、、、ヤられちゃいました。
一つ欲を言えば、直貴を影から支え続けた由美子のバックボーンについて、いきなりのセリフによる説明だけで終わらせないで、頭の方で匂わせつつ映像的なフォローも在ればもっと良かったかも。
コンプレックスを抱えて生きている人には是非勧めたい“元気の素”な映画です。
東野圭吾さんの本はよく読んでいるのですが、本作は未読。
[映画館(邦画)] 9点(2006-11-04 12:20:13)《改行有》
4. デュエリスト
《ネタバレ》 観るのは時間とお金の無駄以外何モノでも無いと言う様な見本の様な映画で、キャストに
つられて観てしまった事を死ぬほど後悔しました。楽しみにしていただけに憎さ100倍
かも (^^;
映画ファンを舐めてる様な全くの内容の無さに、出演者のミーハーファン以外の人には
間違っても薦めてはいけない映画です。
また、主人公2人の設定(クールさとお茶ら気ぶり)のミスマッチが更なる違和感を
煽ってくれるので、観ているのもしんどい映画でした。[映画館(字幕)] 0点(2006-04-22 18:36:07)《改行有》
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