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1. デッドプール&ウルヴァリン
《ネタバレ》 一言で評するならば、MCUに近づきすぎてMCUの凋落ぶりに引きずり降ろされた感じの映画。
MCUがなぜ低迷しているのかといえば、設定を複雑にし過ぎたことと、ドラマと紐づけた商業主義に走ったことと思っている。私が観たいのはもっと単純なヒーローものなのに、エンドゲーム以降ややこしくなりすぎて観る気にもならない(ディズニー+は当然契約していない)。
今回のデッドプールも話を複雑にしすぎ。ウルヴァリンを復活させるにはマルチバースを出すしかなかったのかも知れないので、そこまでは我慢するとしても、デップー引退の場面が長すぎて中だるみした上に、「虚無」の女王だとか始まった時点で話がゴタゴタし過ぎて、テンションがダダ下がり。そもそも虚無などというどこにあるかも分からないところで格闘しても、現実感を持ちようがない。
デップー軍団に至っては何も話の展開に寄与しておらず、蛇足でしかない。
デップーはもともといろいろな映画のパクリをしているのだが、今回はそれも酷くて、最終解決のシーンまでガーデアンズ・オブ・ギャラクシーの真似では感動も半減。
今回デップーが目指す「他者のために何かをする」というのも、デップー2とかぶっていないか?前回の話で「心が正しいところに落ち着いた」のではなかったのか?
ただひとつ、ローラに会えたことだけは良かった。ダフネ・キーンのあの目。7年前と全く変わらない目力。当時はまだ11歳だったんだねえ。彼女に会えたのが一番印象に残った。また「ローガン」を鑑賞しよう。
期待値が高かった分、辛めの評価かも知れないが、これでもローラに会えた分を加点しているのですよ...デップーはこれまでのところ、2が一番いいね。[DVD(吹替)] 3点(2024-12-12 23:17:56)(良:1票) 《改行有》
2. デス・レース(2008)
《ネタバレ》 なにしろ設定がバカバカし過ぎる。あまりにバカバカしい設定なので、何も考えずに観るのが正しい楽しみ方ですね。そういう映画を撮らせたら、ポール・W.S・アンダーソンの右に出るものはいないかも。
まず所長の行動が、いちいち意味不明で笑えます。トレーラーなんてほんと意味不明。意味不明なんだけど、なぜか威厳があったり、ステイサムに究極の愛を語ったり、いやいやキャラが立ちすぎだ。それにしてもこんな恣意的なレースでも、視聴者は熱狂するんですね。
マシンガンジョー(タイリース・ギブソン)がムショを出たらマイアミに行くって何度も言ってるけど、それ、ワイスピ2へのオマージュでしょうかね。そういえば女の子の撮り方といい、選曲といい、かなりワイスピを意識してますね、これ。のちにステイサムもワイスピレギュラーになることを思えば感慨深い。
最後のオチもスカッとはしますが、どうやって送った(すり替えた)んだとか、起爆装置がなぜそこにあるのか、とか分かりませんでした。新たに作ったんでしょうか?
あ、考えちゃダメですね。[DVD(吹替)] 6点(2020-04-28 10:47:54)《改行有》
3. DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
《ネタバレ》 ゲーム原作とは知らずに(もちろんゲームも知らずに)レンタルしました。まあすぐにゲーム原作とわかりましたけれど、まあまあ楽しめるのではないでしょうか。ゲームファンから見てどうかはわかりませんが、かなりゲームに近い演出が随所にあるので、嫌いな人は嫌いかも。
ストーリーもそれほど破たんがない気もしますが、そもそもストーリー自体に関心が持てなかったので、どうでもいいです。自分的にはティナを見ているだけで笑えたので、かすみの方のストーリーはぜんぜん覚えていません。ま、それもこの映画ならヨシという感じ。ティナの吹き替えの人、素晴らしい。[DVD(吹替)] 6点(2011-01-21 14:07:53)《改行有》
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10 | 1 | 0.75% |
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