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プロフィール |
コメント数 |
354 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
「昔は良かった」という懐古主義ではなく 「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、 昔の映画を中心にレビューを書いてます。
サブスクが苦手。 |
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1. 電撃フリントGO!GO作戦
《ネタバレ》 金もあり、女にも不足せず、尚且つ凄腕のスーパー・スパイ、デレク・フリント:という触れ込みで始まるこのスパイ映画の冒頭、ジェームス・コバーンの空手の型から(なにせ彼は一応ブルース・リーの弟子だし)「多分、この人は煩悩溢れすぎて『感じるよりも考えやすい』キャラなんだろうな」と観客に思わせてしまう位の緊張感のなさがこの映画の魅力なんだと思う。敵の組織に侵入する方法として「自分の心臓を止める」という民明書房にやり方が掲載されてそうな体術の持ち主にも関わらず、美女を侍らすフリントは下腹部がぽっちゃり気味でビキニパンツを着用、というある意味拷問なシーンもあり。しかも結構長い時間。 後年の「オースティン・パワーズ(’97)」シリーズは007というより、この映画にインスパイアされたんではないかな?と思うのですが如何でしょうか。 ...でもってこの映画を日本人にとって更に記憶に残したのはコバーンの吹替えフィックス、小林清志さんの演技力。毒針に付いていた料理の匂いから「ブィヤベィ~ズ!」=フランスからの刺客、と叫ぶコバーンは眉唾ものなんだが、小林氏の声で「ブイヤベースだ!」と言われるとなんか説得力が増す。贔屓目もあるが、コバーンの軽妙洒脱さをより強調する事でこのある意味くっだらない作品をちゃんと成り立たせてしまう「声優マジック(小林氏ご自身はあくまで「俳優」としてのスタンスを保ち続けられていましたが)」を堪能できる作品として、この点数。氏自身も印象的な吹き替えとして挙げておられるこの作品をもって、追悼文とさせていただきます。小林清志さん、本当にお疲れさまでした。 [地上波(吹替)] 6点(2022-08-08 17:17:54)(良:1票)
2. 抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より
《ネタバレ》 ただただ脱獄に至るまでの経緯とその間の行動を淡々と撮っていくだけの映画にも関わらず、他の脱獄映画に負けないくらい緊張感がありアクション性の高い一本と呼べるのか、それは監督ブレッソンの演出スタイルによるものなのだろう。無理に音楽をつけずとも、俳優のおおげさな演技がなくとも監督の演出次第で作品は変わるということを私に教えてくれた一本。[映画館(字幕)] 9点(2007-05-20 00:30:34)
3. 天空の城ラピュタ
スクリーンで鑑賞した妹(今にして思うとなんと羨ましい!)に「どうだった?」と聞いたらすんげぇ切ない顔をされた。そうか、そんな映画なんだな。書きたいことは多々あるが、この点数で勘弁してください。[DVD(邦画)] 10点(2007-01-07 22:32:29)(良:1票)
4. テオレマ
《ネタバレ》 人が「自己の存在感」を感じる要素、つまり地位や名誉、容姿や金銭の存在というのは地球上に存在する生物の価値観からすれば砂上の楼閣であり、ただ清らかな心=純粋な宗教心のみが人が人として存在できる最大の要素たるものなのだ、とパゾリーニは述べたかったのかなと感じたのですが如何なものでしょう。「コレクター」もそうですが透明感のある青年(しかも性的魅力に溢れた)を演じたテレンス・スタンプはまさにはまり役。レンタルビデオでみる機会が無かったこの映画を見る為だけに私は東京-名古屋間を移動する、というアホな事をしたものだが今ではDVDが発売中。世の中変わったなぁ。[映画館(字幕)] 8点(2006-11-11 07:16:03)
5. テキサスの五人の仲間
《ネタバレ》 がんばれ奥さん!負けるな、負けるなぁ~! え? まさにアメリカのホラ話。愛すべき佳品です。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-15 12:33:50)
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