みんなのシネマレビュー |
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1. デッドプール 《ネタバレ》 ウルヴァリン経由でデッドプール(以下デップーさん)の存在を知り、その自由奔放さにハートを鷲掴みされたところでPCゲーム化(日本では未発売)、コミック翻訳版の一斉発売、そして映画化の話も進行中と聞いた時は「やっと時代がデップーさんに追いついたか」と思ったものです(笑)。で、今回の映画。まずはデップーさん入門編、といった感じ。デップーさんのイカしたキャラクター、トリッキーなアクション、ところどころ回想を織り交ぜるもテンポよく進むストーリー、散りばめられたX-MENネタ・オトナの事情ネタ・主演であるライアンの自虐ネタ・映画小ネタ。あっという間に過ぎた100分でした。惜しむらくはデップーさんがコミックに比べておとなしめなのと、彼のウリである「第四の壁破り」ネタが弱かったかな。コミックでは作者や読者のツッコミや感想がガンガン入るので、映画でももっとやって欲しかった。まあそのあたりは今回の興行収入で作られるであろう(というか絶対作るよね?そう言ってたもんね?でもデップーさんの言う事だからなぁ…)2に期待します。大親友(?)の彼も出るみたいですし。 あと、ヒロインのヴァネッサはエキゾチックなセクシー美女で大満足。話が進むにつれ出会いは娼婦と客だったという事すら忘れてしまうほどの良妻っぷり。 孤独な二人が出会い惹かれ、お互い微塵も変わらぬ愛を抱え続け最後はまた共に歩む。ホントそこらの恋愛映画より王道なラブストーリーですね。[映画館(吹替)] 9点(2016-06-20 19:42:16)《改行有》 2. テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 この映画の一番の笑いどころが「古代ローマ人を日本人が演じる」という点で、見えてるオチになってしまってるのが残念。内容自体はよくある異文化ギャップコメディで、それ以上でもそれ以下でもありません。原作が言葉の通じない異文化同士が風呂という共通点で微妙に繋がるIFの世界を作り上げているだけに、後半のストーリー展開はむしろ蛇足。古代人ルシウスが、核心は突いているけどズレた解釈でやるから楽しいのに現代日本人があっちに乗り込んで手を出しちゃったら台無しじゃないかなー、と。[地上波(邦画)] 4点(2013-06-03 01:15:39) 3. DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 原作は未読です。テレビで前後編見ましたが、ギミックなどはやはり少年マンガだな、というのが感想。クライマックスあたりにおける、天才の割りに月の詰めの甘さが気になったのと、これはムリに実写化しなくてもアニメのほうがよかったんじゃないかな?と。原作ファンの友人から「心理戦が面白いよ」とかなり勧められていたのですが、少なくとも映画を見て原作を読む気にはなれないな、と思いました。[地上波(邦画)] 4点(2008-02-09 14:09:36) 4. 天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 古臭さとストーリーの詰めの甘さがあるけれど、個人的に好きなコメディ映画。脳味噌まで体育会系な主人公がやり手で厳格な大富豪に転生した途端、周囲の戸惑う姿と徐々に彼を受け入れていく様が面白かった。あんな執事がほしいなぁ、と初めて思った作品。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-07 23:02:37) 5. デビルマン これはダメです。友人が借りたので便乗してみましたが、正直数億円欠けてこの程度のものしか作れなかったのか、と。出演者のファンなら、好きなタレントがスクリーンに映ったことをキャーキャー喜ぶより先に「デビルマン」を「日本映画史上最悪の映画」にされた事をまず怒るべき。スタッフさえマトモなら「デビルマン」は世界に通用する最高の素材であり、それに出演したことは大きなキャリアになったはず。この映画は「砂糖と塩を間違えました」なんてレベルじゃない。「砂糖と青酸カリを間違えちゃいました♪」クラスです。[DVD(邦画)] 0点(2007-01-02 23:51:46)(笑:2票) (良:1票) 6. デッドゾーン 《ネタバレ》 カナダの寒々しい風景の中を、今にも消えそうなくらい儚い姿のウォーケンが歩く。その絵面に乗せられたストーリーが「望まない超能力を手に入れた男の孤独な戦い」なのだからこれはもうピッタリではないか、と。原作の(心情から背景からグロい部分まで)丁寧すぎるほどの描写が削られたのはちょっと寂しいですが、アレをすべて詰め込んだらとんでもない上映時間になるのでこれくらいでちょうどいいかもしれない。「もし若い頃のヒットラーに会ったら、あなたは彼を殺すか?」「ああ、殺すさ」このセリフがとても印象的だった。[DVD(字幕)] 8点(2006-12-23 00:31:13)
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