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1. デビル・ハザード
《ネタバレ》 惜しい映画です。
邦題の付け方からしてバイオハザードに乗ってしまえ!感が丸出しですが、中身は悪魔(邪悪な天使でしたが)が地上に出てくるのを防ぐというお話。
エクソシストに近いストーリーですね。
CIAの特命を受けた1部隊が地下にある軍事研究施設から博士を救助するという出だしなんですが、実は地下には悪魔が封印されており、その博士が邪悪な存在であることに段々気がついてきます。
隊員のトラウマを利用して悪の道に誘いこもうとするあたりは面白いし、じっくり出演陣の台詞を聞くと物語に深みが生まれます。
ラストもその博士の娘が自ら悪魔を乗り移らせて・・・となり、一人生き延びた隊長がその役目を引き継ぐというもの。
惜しい点は、あまり軍人っぽく見えなかったり(銃のかまえとか)、感染なのか憑依なのか不透明なところ。
この脚本でもっと資本が付けば素晴らしいホラーになったのでは?と思えます。[DVD(字幕)] 5点(2010-10-26 08:52:12)《改行有》
2. 天使と悪魔
《ネタバレ》 やはりロン・ハワード監督って凄い。
そして彼の作品に出演する時のトム・ハンクスは緊張感たっぷりに見えます。
ストーリーはバチカンを舞台に秘密結社が再度暗躍し始め混乱を招くってものですが、それもフェイクであり、実際誰が犯人なんだよ~となり、ラストで「こいつか!!!」と最後まで飽きさせない作り。
そこにイタリア、バチカンの素晴らしい建造物や芸術品が散りばめられ、飛行機嫌いゆえ海外旅行に行かない私でさえも「いつかバチカンに行ってみたい」と思わせるほど荘厳に魅せてくれます。
映画を鑑賞するという、この「鑑賞」という言葉がぴったり合った作品だと。
そう思いました。
そして何度も書きますがロン・ハワードって名監督です、はい。[映画館(字幕)] 7点(2009-07-16 17:27:15)《改行有》
3. デス・レース(2008)
《ネタバレ》 男臭映画ですね。個人的には大好きです。
近未来の世界観。この作品で言うと刑務所が民営化されて何らかの形で各々収益を上げているという点。
それがエスカレートし「死のレース」を配信している。
こういった視点は非常に面白いし好きなのですが、イマイチその世界観がミニマムなものと受け取れてしまったのも事実。
原因としては「死のレース」を金を出して見ている人達が一切映らなかったこと。
「将来こういった世界になっている」という、その背景、取り巻く社会に一切踏み込んでいないとこが勿体無いなと思いました。
それがあればもっと楽しめた作品だったでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2009-07-06 13:01:39)(良:1票) 《改行有》
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