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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 透明人間(1992) H・G・ウェルズ原作の1933年映画のリメイクかと思ったら、まったく別の映画だった。SFはSFだけどサスペンス感はないし、ホラーでもまったくない。コメディ風ロマンス? まあこれはこれで良いのかもしれないが、少し安っぽい。 [DVD(字幕)] 5点(2014-01-03 20:27:45)《改行有》 2. ドクター・ドリトル(1998) 児童文学がコメディになってびっくり、少々安っぽく感じるのだが、エディ・マーフィだからこれでよいのかも・・・。[地上波(吹替)] 5点(2013-11-21 20:34:45) 3. トト・ザ・ヒーロー 最初はサスペンスかなと思ったけど、明るく楽しげな主題歌が重い空気を吹き飛ばしてくれた。姉のアリスがかわいい、いや魅力的。主人公のトマが何もなかった人生と言っている割にはいろいろあっておもしろかった。ピストルを構えているにしては、ファンタジックで、爽快感がある。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-12 06:36:58) 4. 遠い空の向こうに 夢とロマンがある上に実話に基づいて悪くない。しかし感動できるかどうかというと、少し弱い。それに結果的にうまくいったから良かったものの、途中で事故が起きたり、けが人が出たらどうなっていただろうか。 発射実験の初期段階がこの映画のようにどこに飛んでいくかわからないような状態だったら、中止させるのが常識のように思える。[DVD(字幕)] 6点(2012-01-11 21:30:23) 5. 永遠に美しく・・・ 凄くブラックなコメディ、死んでも死なない薬というのが恐ろしい。永遠に美しくという方は一時的なものであって、身体の方が老朽化してくると追いつかないらしい。 メリル・ストリープとゴールディ・ホーンの共演も凄いが、不死身役の専門家みたいなブルース・ウィリスが両者に翻弄されるという役がおもしろい。しかし、彼こそが一番人間らしかったのだ。 撮影の技術はすばらしい。首が180度回転するというのは、昔のエクソシスト以上か。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-05 17:28:50)《改行有》 6. 遠き落日 《ネタバレ》 偉人としての野口英世を描いた本やアニメは多いし、私も少年時代の野口英世を描いたモノクロ映画を子どもの頃見た記憶がある。左手やけどの不自由な身体と貧しい生活の中で、ひたすら努力精進することによって後の成功を収める、いわゆる偉人伝中の偉人としての野口英世であった。 しかし、この映画は単に偉人としてだけでなく、挫折や失恋も含めた「人間としての野口英世」を描いている。そして彼が世界で名を馳せたのも、実に多くの人の支えがあったことがよくわかる。 少年の多分な才能を見抜き、私財を擲って高等科の進学を勧めた恩師や手術の費用を集めた友人たち、医学の道を志すにあたって経済援助を惜しまなかった人たち・・・。 しかし、何と言っても母親の愛情だろう。我が子を慈しみ、叱り励まし育てる姿はまさに日本の母親像そのものである。なかでも、後半の息子に送った手紙のシーンは、涙なしに見ることはできない。 この母親野口シカを演じた三田佳子は何とすばらしい女優であろう。いままでにも、この人の映画やドラマを数多く見てきたが、どれも大変すばらしかった。 この映画に欲を言えば、なぜ清作が英世と名前を変えたのかという疑問にも答えてほしかったし、浪費癖と揶揄される実生活にももっとふれてほしかった。 「清作、左手をポケットから出せ」と母親が言ったように、映画も醜いと思われている部分にも・・・。 [DVD(邦画)] 8点(2011-06-03 18:19:28)《改行有》 7. トータル・リコール(1990) 昔見た時はおもしろいSF冒険ものと思っていたが、今見ると何でこんなのを見たのかという感じ。前半は謎めいたところやSF的展開で興味を持って見られるが、火星に行ってドンパチやドタバタになってくると、途端に安っぽくなってしまう。[DVD(字幕)] 4点(2011-04-07 16:00:57) 8. 逃亡者(1993) 《ネタバレ》 諸君は、この映画が1960年代の米国で圧倒的な高視聴率を誇ったテレビドラマシリーズのリメイクであることをご存じだろうか。そしてまた、そのテレビドラマシリーズが実際に起きた「サム・シェパード事件」を元にしたものであることを・・・。 米国のテレビドラマ「逃亡者」は、4年間という長期に渡って放送され、日本でも好評を博した。当時受験生だった私はさすがに毎回視聴するというわけにはいかなかったが、評判はよく知っていた。 このハリソン・フォード主演映画が作られた時は、今度は仕事が忙しい盛りではあったが、何としても学生時代の切れ切れになったストーリーをつなげるために、映画館に足を運んだ。 映画はテレビドラマを見事にまとめたもので、キンブル医師とジェラード警部のスリル満点の追跡劇になっている。ポイントを絞ったのが良かったのだろう。これでテレビドラマも事件も知らないでも十分楽しめるものとなっている。[映画館(字幕)] 7点(2011-03-07 06:01:39)《改行有》
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