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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
《ネタバレ》 レストランを卑劣な手段で手に入れようとする敵に対して、レストラン側の助っ人として立ち向かうというシンプルな勧善懲悪もの。
終盤のオーナーの裏切りだけが意表をついた程度。
そこにブルース・リーがいれば、ストーリーは複雑である必要がないのかも。
主人公がいつもの寡黙キャラではなく、ひょうきんな面もあった。
ユーモラスなシーンと、闘いでの緊迫シーンのメリハリが効いている。
日本人空手家の変な日本語にはズッコケたけど。
リーの技のキレが半端なく、とにかくカッコいい。
男子の誰もが憧れてマネをした存在というのは、なかなか他にいないだろう。
子供の頃に見て以来、久しぶりに見直してみたが、その技のキレはやっぱり本物だった。[地上波(吹替)] 8点(2013-01-19 23:10:52)(良:1票) 《改行有》
2. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 1971年にこの映画を作ったキューブリックはさすが。
当時は近未来の設定で描いたものが、そのまま現在に当てはまる。
優雅なクラシック音楽をBGMに描かれる暴力とセックス。
ポップでシュールな演出に、センスの良さが光る。
今見ても面白いが、公開当時にリアルタイムで観ていたらもっと衝撃的だったか。
アレックスに施された治療は、人間としての自由意志を奪うもの。
善悪を判断して道徳的に善を選ぶような真の更正ではない。
アレックスの自殺未遂により、責任追及を恐れた政府がアレックスを元に戻す。
その結果、アレックスが女とファックしているラストシーンが象徴的。
社会でまた犯罪を繰り返すことを示唆しているのが恐ろしい。
いわゆる人権派は反対するだろうが、アレックスを元に戻していいのか?
治療が犯罪者の人間性を奪うことになっても、それに相当することをした報いだろう。
また犠牲者が出ても、社会に戻した人たちは誰も責任を取らないだろうことが腹立たしい。
アレックス役のマルコム・マクドウェルが好演。
こんな邪悪な顔つきは見たことがない。
アレックスらの使う造語が、理解しえない隔たりをうまく表現している。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-31 00:19:59)(良:1票) 《改行有》
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