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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 東京の合唱 失業都市東京という字幕が出てくるが「大学は出たけれど」「落第はしたけれど」から引き続き日本は不況に喘ぎ、就職、再就職は非常に厳しかった事が良く判る。亭主が就職先を探すために必死になっているのに世間体を気にする妻、やっと見つけた勤め先が栃木県の女学校と聞き「いつか東京に帰ってこられるわよ」という妻、かなりのエリート意識を持った奥さんでチョッといけ好かない。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-01 18:09:32) 2. 東京の宿 小津監督の作品のなかでもかなり鬱な気分にさせられた作品かも。いつも遠景で見られるガスホルダー、その前で金は無くとも明るく逞しく生きるいつもの坂本武と突貫小僧、原っぱでのやり取りはとても微笑ましい。水商売をする岡田嘉子に「そんな金で子供が喜ぶかい!」なんて叱る姿も喜八っつぁんらしい。ところがここからが「どうしちゃったんだよ、なんでだよ、喜八っつぁん」と思わず叫んでしまいたくなる。喜八のような男までおかしくなるほど当時の不況は深刻だったのだろうか。「街の灯」を意識しただけって事はないだろう。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-25 00:02:46) 3. 東京の女 水商売だけで警察の注意人物?いくらなんでもなあ。良ちゃんも線が細すぎるよ、誰のためだと思ってるんだ!オマケに姉ちゃん殴っちゃダメだろ!でもってコレで終わり?!と満足しないうちに終わってしまったが【ぐるぐる】さんのレビューで多少納得。狙いかどうかは知らないが、そう云われると岡田嘉子が抜群に効いてきますね。5点(2005-03-23 21:56:55)
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