みんなのシネマレビュー |
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1. となりのトトロ 巧みに郷愁をついてくるシーンの作りこみは見事。 子供の頃に住んだ場所に似てるのでなおさら見入ってしまう。 道端のお地蔵さん、鎮守の森、メイが迷子になるシーンで段々日が傾いてくるにつれ空の色が変わっていく様子、虫の声。細かいところでは冒頭のオート三輪での登場シーンでカーブの途中で水溜りでバシャッとなる部分。ちょうど神社の鳥居の前。そういうところって人が通るからか水溜りになるんですよね。 見方によってはあざといともいえるが、ボクにはそう思えない。 1時間半に満たない短い映画ですがタイムスリップして子供の気分に戻れる貴重な映画だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 23:46:56)《改行有》 2. トレーニング デイ 悪役もやるじゃないデンゼルさん。正義側のイーサン君が甘っちょろいく見えてしまうくらい徹底的にワルでダーティ。 でもさ、デンゼルさんが敢えてやる必要があったのかな? 多分効果はあったと思う。 今までの正義感役の延長で見てると悪徳っぽいけど実はいい人なんではっていう期待感があって結局やっぱワルだったわ。という意外感が観客側が勝手に思ってくれ、製作者もそれを計算してるという風に思えるんだけど・・・考えすぎか。7点(2005-02-04 21:48:34)《改行有》 3. ドライビング Miss デイジー 辛気臭い役柄の目立つモーガン・フリーマンだけどこれははまり役です。陽気な中でふとした瞬間にちょっとシリアスな一面が見え隠れする奥の深い役柄をこなしているあたり、この人ありきで成立している映画だなと思いました。ちょっと他の俳優は思いつかないな・・・。 所々にちりばめられた人種差別系のエピソードはあまり効果的とは思えず違和感があった。 この時代の南部系の黒人問題やユダヤ人に対する偏見という背景を説明しておきたかったのかもしれないがあまりにも説明的過ぎて。まあ文句付けるハナシでもないんだけど。 長い年月のなかで信頼関係を深めていく二人を時系列で淡々とエピソードを連ねて描いている、ただそれだけの映画なんだけど何が良いのかよくわかんないのに全体としてすごく良いのはなぜなんだろうね。[DVD(字幕)] 9点(2005-01-14 02:25:02)《改行有》 4. トゥルー・クライム(1999) ジェームズ・ウッズとクリント・イーストウッドのやり取りの妙、同僚や家族とのやり取りも、何気ないけど味がある。 それに対比させて死刑囚の恐怖とその家族の悲哀。 死刑囚と記者が偶然からたった12時間ほどの関係をもち、事が解決した後また別の人生を歩んでいく。 街で一瞬目が合い、ちょっと手を上げてお互い去っていく。この演出は正解だと思う。 死刑囚と記者がその後家族ぐるみの交流を・・なんて臭い展開になってたらこんなに評価しない。 全体通して抑制が効いていてベタベタしていないのが良い。 ちと誉めすぎかな。クリントファンなんで失礼。 8点(2004-01-31 13:49:49)(良:1票) 《改行有》 5. トップガン 10年ぶりに見ました。 昔はマーベリックの生意気さが鼻について好きじゃなかったけど今ならほほえましいと感じる。年のせいかな・・・。 軽薄な映画ではあるけど、娯楽映画ってこんなもんだと思って見れば許せるレベル。7点(2003-11-22 02:29:29)《改行有》 6. 突入せよ! あさま山荘事件 事件についてある程度知っていないと楽しめないでしょうね。知っているということを前提とした作りのような感じでした。警察組織内部の軋轢をコミカルタッチで描くことに終始している印象があり、踊る大捜査線とかぶる部分が多いように感じました。単に軋轢を描きたいのならあさま山荘事件でなくてもいいと思うんですよ。もう少し連合赤軍の動きや事件の背景を盛り込んだほうが深みが出たと思います。7点(2003-09-10 21:42:06)
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