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プロフィール |
コメント数 |
849 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。
ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!
レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪ |
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1. 突撃(1957)
反戦映画としても勿論傑作ですが、88分という短い尺の中で、映画の中に必要な最小限のシーンだけで構成されているので映画自体も本当に完成度が高いと思います。ただキューブリックは反戦のメッセージは伝えているものの、カーク・ダグラス演じる大佐や、銃殺される3人に対して感情移入をわざとさせないような撮り方をしている気がした。だからこそ「神の視点」と呼ばれるのかなもしれないなと思いました。ただ、ラストの捕らえられたドイツ人女性役(クリスティアーヌ)の歌声や、あのシーンを観てて伝わってくる何とも言えない気持は、とても冷徹非情と呼ばれたキューブリックの撮ったシーンという感じはしない。だからか、観てて辛くなるシーンが続くこの映画もキューブリックファンとしては繰り返し観たくなるのかもしれない。 ジェラルド・フリードのドラム音を中心とした音楽も「非情の罠」「現金に体を張れ」と同様で初期のキューブリック映画との相性の良さを感じました。[DVD(字幕)] 8点(2006-01-14 23:52:39)
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