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1. トスカーナの休日
ストーリーを楽しむというより、イタリアの景色、雰囲気を楽しみ、所々にある、味のある台詞を噛みしめるっていう映画。アメリカ人が持ってるイタリア感が好意的でそれが映画全体を温かいものにしている。イタリア料理をダイアン・レインが楽しそうに頑張って作って、それをみんなが美味しそうに食べるシーン、観てるだけでも、元気になれそうだった。ダイアン・レイン綺麗だった。8点(2004-08-04 21:15:30)
2. となりのトトロ
12年ぐらい前、初めてこの映画を観た時、田植え時期、蛍の時期の故郷のにおいまで想い起こさせてくれた。薄暗くなったバス亭で、親を待った思い出、心細いと同時に、乗ってるかなーという期待感でワクワクみたいな感覚。大人になって忘れかけてた感覚が一気によみがえって来た。猫バスの登場部分が一番好きだ。ストーリーは良くも悪くもないけれど、二人の姉妹があの頃、寂しかったんだってわかればいいんだと思う。お母さんの病気への不安を持ちながら、慣れない土地で寂しさ、不安を我慢しながら、精一杯明るく頑張ってる。本当に寂しい時、妖精は現れてくれるんだと思えた。今は大きくなった子供たちもこの映画が大好きだ。親子で何度も観た。子供たちがこの映画を好きなのは、親が側で、真っ黒黒介、うちにもいるね、とか、猫バスの感触はこの猫と同じよ、なんて誘導していった気もする。時代や景色に懐かしさを持てない子供には、親世代ほどには感動は難しいかもと思う。でも、忘れたくない感覚がいっぱいの映画だ。10点(2004-07-09 21:53:27)
3. トゥルーマン・ショー
後味が悪いなー。この設定では当然かなー。重いテーマを抱えながら、掘り下げることもせず、電波少年の域をこえていないようにも思える。
しかし、作り手の思惑通り、いい人に素直に成長したトゥルーマンをジムキャリーが可愛く頼りなく、それでも頑張る人として演じている分、カメラの入っていない心が切なく悲壮に浮き上がってきている。明るくコンパクトにまとめることでかえって怖さが出ている様にも思える。
9点(2004-07-07 20:19:06)《改行有》
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