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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 突然炎のごとく(1961) 《ネタバレ》 フランスっぽいわねー。 カトリーヌは徹底して自分の欲望に正直、ジュールはそんなカトリーヌを心底崇拝、一番普通の人の感覚に近いのがジムかしらね。 一見「自由奔放で魅力的なカトリーヌをめぐるオトコ2人」という構図だけど、実は「精神的同性愛と言ってもいいくらいのジュールとジムの強い絆に割って入れないカトリーヌ」という見方のほうが正しいような気がするわ。 とにかくワガママ炸裂の恋愛に「やっぱりおフランスはスゴイわねー!」とか思ったけど…よく考えたら谷崎潤一郎の『卍』とかソックリよね。 あっちは光子をめぐる園子とそのダンナっていう構図だけど。 …恋愛にルールは不要だとも思うけど、やっぱり人様に迷惑かけちゃダメよ!とか思っちゃったアタシは…やっぱりただの凡人ね。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-26 14:39:20)(良:1票) 2. 泥だらけの純情(1963) 《ネタバレ》 とにかく吉永小百合がカワイイわー。 頬っぺがパンパンで清純そうで…良家のお嬢様役がほんとにピッタリね。 浜田光夫も、いかにも世間知らずのチンピラって感じでかわいかったわ。 ストーリーは…やっぱり古さは感じちゃうけど、身分を越えた純愛の様子が主人公二人の初々しさでよく表現されてて、けっこう気にならずに楽しめたわ。 はじめての「デイト」の後、お互いがお互いの生活を真似てみるとこなんてほんとに微笑ましくって、アタシ映画の間ずーっと「カワイイー!」って言っちゃってたわ。 雪だるま作るシーンなんか、アタシも真似したいわー。 ホホ。 でも二人の身分の違いがありありと見えるお葬式のシーンとか、最後の「不器用だなあ、俺って」ってセリフとか、結末はほんと悲しいんだけど、なんだか終わったあとも微笑ましい気分だったのはやっぱり小百合と光夫のフレッシュさのおかげね。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-23 18:11:34) 3. ドリフターズですよ! 前進前進また前進! 《ネタバレ》 確かに、特におもしろいってわけではないんだけど、若き日のドリフターズの面々が見れてホントとっても感慨深かったわ。 アタシなんかにとっちゃ、志村けんがいないドリフターズはちょっと不思議な感じがしたりもするんだけどさ。 ところで、大原麗子カワイイ!! アタシは彼女の演じる自由奔放なミッコに最初から最後まで釘付け!だったわ。 それにしても…いかりや長介も荒井注ももう亡くなったのよね…なんて思うとやっぱり淋しいわね。[地上波(邦画)] 5点(2008-01-21 22:27:43) 4. 東京流れ者 《ネタバレ》 なんだか救いのないストーリーなのね。 あれほど信頼し敬愛してた親分に裏切られて、哲也も健次みたいな一匹狼の流れ者になっていくのかしら? でもほんとセットも衣裳も全体の色合いもすごーく美しかったわ。 若い渡哲也はおっそろしくカッコイイし(今でも渋くてステキだけど)、松原智恵子もお目目パッチリでちょーカワイイ。 それだけに悲しさ倍増ね。 ところで、アタシも「東京流れ者」すっかり口ずさめるようになっちゃったわ。 ホホ。 [地上波(邦画)] 5点(2008-01-21 22:02:14)《改行有》
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