みんなのシネマレビュー |
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1. ドライブ・マイ・カー 《ネタバレ》 村上春樹の原作「ドライブ・マイ・カー」はほんの素材にすぎず、主人公である演出家が、広島での国際演劇祭において、「多言語演劇」により行われる『ワーニャ伯父さん』の興行を成功させる話が主軸だ。 高校の同級生の家に忍び込む話や、ヤツメウナギのエピソードなどは、別の村上春樹作品から無理やり挿入している。 緑内障が原因で事故を起こす話は、原作では運転手を雇うための理由になっているが、本作ではとくに意味のないエピソードになっている。 『ワーニャ伯父さん』の練習風景、本番、車中での身の上話、などなど、長いシーンが連続する。 演劇の練習風景を見すぎて、それ以外の部分も演劇の練習のように見えてくる。 とりわけ最後のみさきの生家を見下ろしての二人の会話はそう。 家福は、娘を肺炎で亡くし、妻に浮気され、その妻をくも膜下出血で亡くすというほとほと運の悪い人物。 家福と妻は裕福な家庭で、愛し合っているように見えるが、とても幸せそうには見えない。 家福もみさきも感情をほとんど顔に表さないタイプで、外国人から見たら日本人はみんなこうなのかと思われるだろう。 国際演劇祭の演出家に専属の運転手がつけられるというのも、その運転手が若い女性というのも現実にはありそうにない設定。 運転手はどこかの会社に所属しているのかどうか、広島から北海道まで寝ずに運転させるのは労基法違反では。 冬用のタイヤにはいつ交換したのか。[インターネット(邦画)] 5点(2022-08-21 20:10:02)《改行有》 2. トレイン・ミッション 《ネタバレ》 とんでもなくありえない展開の連続だが、はらはらどきどきの連続で飽きさせない。最後は意外な真相も明らかになるし、なかなか出来のいい映画。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-11-03 17:02:42) 3. ドラゴンヘッド 原因不明の出来事で世界が崩壊し、廃墟の中をさまよう主人公と、生存している人間たちが全員狂ってって殺しあうという設定は、「28日後」とそっくり。ただ「28日後」のような緊迫感はなくかなり退屈。原作のおどろおどろしさがうまく出ていない。あんなほこりだらけのところで撮影してて気管支だいじょうぶなのか?3点(2004-07-31 17:41:49) 4. トータル・フィアーズ 全面戦争勃発か回避かの緊迫した話のはずなのに妙に緊迫感を感じない。人物たちの真剣な様子がそらぞらしく空回りしてる。映像もいまいち。かなり退屈。3点(2004-03-13 22:48:44) 5. 逃亡者(1990) なんか、あんまり面白くなかったです。4点(2004-01-22 00:17:49) 6. 逃亡者(1993) トミー・リー・ジョーンズが完全にハリソン・フォードを食ってますね。ひたすら逃げる、追うで意外とおもしろくない。4点(2004-01-16 01:18:05)
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