みんなのシネマレビュー |
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1. ドミノ(2023) 《ネタバレ》 その昔、娘が誘拐された刑事が、銀行を襲う犯人を追いつめたら、そいつがなんと、言葉で人を自由自在に操る催眠術師で、ってゆう、え?これからどーなっていくの?とゆうワクワク感と、なんかがありそうってゆう違和感で始まるサスペンス映画。テンポがよく、退屈感もなく、適度なアクション、適度な謎と、僕的にはかなり楽しめた映画でした。[インターネット(吹替)] 10点(2024-02-22 19:48:38) 2. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜 《ネタバレ》 パタリロみたいな世界観と秘密のケンミンショーを足したような映画。前作を観てハマった嫁さんが観たいとゆーので、小5の息子と3人で観に行きました。ちなみに前作はチラ見程度しか観てませんが、だいたいの設定はわかるので、特に今作を観るのに問題はなく、すんなり観れました。ってゆーか、このバカバカしいのりなら、前作を観てなくても、普通に頭からっぽで楽しめるんちゃいます?知らんけど。でもまさか、映画の上映前の予告で、流れてたチョコレート工場をパロってくるとわねー。ケチャのパロもマル。あと最後の決戦前の菅田将暉のところは思わず笑ってしまいました。この自慢、めっちゃわかる。嫁さん、兵庫県民やけど、北川景子自慢よくしてくるし。[映画館(邦画)] 7点(2023-11-25 21:34:26) 3. ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 ワンダビジョンはまだ観てないので、ワンダがどないな状態になってるかは知らずに観ましたが、まさかスカーレットウィッチとドクターストレンジが戦う映画だったなんて。戦い方も魔法使いVS魔女とゆうことで、悪霊やゾンビ化も出てきて、サムライミ監督のハチャメチャホラーさも加わり、奇想天外な展開もあり、だいぶ楽しめました。Xメンやファンタスティックフォーの登場もビックリ。ちなみに最後出てきたキャラ、クレアやって。知らんから、思わず調べてもーたわ。[インターネット(吹替)] 7点(2022-06-24 11:07:04) 4. ドライブ・マイ・カー 《ネタバレ》 嫁さんが、観てみたいと言ったので、なんの前情報も調べずに、9歳の子供が横でスイッチをしてるリビングでアマプラ鑑賞。子供時代、親と一緒にテレビ観てて、エッチシーンがあって、なんかバツが悪くて、一緒にいるのがメチャ苦痛状態になった時、親も同じ気持ちなんかなーって想像したんやけど、その親の気分を思いっきり味わえました。んなことはどーでもいっか、とりあえず、2回のエッチシーンが終わり、妻が死んで、よーやくタイトルロール、さすが179分の映画。長い映画で淡々としてるのですが、不思議と退屈感はなかったです。妻も子供も失くしてる男って、想像するだけで恐ろしい絶望しかなく、でも淡々と日々をこなす主人公に対して、心の中はどーなってるか、それを考えてるだけで、時間が過ぎていき、僕自身も演劇をチョットかじってるので、役者を集め、本読みから始まり、演劇を作っていく過程そのものが興味深く見れたのが退屈に感じなかった要因かもしれません。あと、穏やかに時が流れたかと思えば、なんか不気味で不穏な空気感になったりするのも良かったのかも。ちなみに、感動とかはそんなになかったのですが、生きていくうえで、これから訪れるかもしれない試練に対する覚悟みたいなものの片鱗くらいは感じれたかなー。生きていくって大変。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-02 10:49:32) 5. ドント・ハングアップ 《ネタバレ》 調子に乗ってイタズラをしてた者達が大変な目にあうシチュエーションスリラー。ほとんど、一軒家内で話が進行しますが、最初の人物紹介など映像の演出がポップでスピード感があり、最初から見やすく、あれよあれよと映画の世界へ引き込まれました。主役たちのイタズラが度を超えているので、ムカつく主役たちに感情移入が全くできない人は、彼らが懲らしめられるカタルシスを得る観方になるので、怖さはほぼ感じないでしょう。僕は、そーゆう気分半分、怖さ半分で観てました。なんかクズでも、主役だと、たまに感情移入しちゃうんですよねー。だから両親の捕らわれた映像とか、ネトラレの暴露のくだりは、わりとドキドキして楽しめました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-18 09:04:25) 6. 透明人間(2020) 《ネタバレ》 ストーカーが透明人間って嫌やわー。なーんもない所を、ずっと映すので、ほんまにそこにおるような感じになってきて、なんか怖いって感覚は新鮮。しかも、液体をかけたら、実際にいたってシーンではドキーッてしたわ。途中でスーツがもう一着登場した時、これで透明人間VS透明人間ってなったらオモロイって期待しちゃったんだけど、さすがに、それじゃ、絵的にだいぶ工夫しなきゃ無理やりろなー、でもどっかで使うんやろなーって思い観てたら、なるほど、そこで使うんやと、オチの目新しさも含めて、全体的に楽しめた方かな。[インターネット(吹替)] 7点(2022-03-14 08:09:40) 7. トレイン・ミッション 《ネタバレ》 途中、電車の中をウロウロしっぱなしのリーアム・ニーソンにちょっと笑ってしまいました。めちぇめちゃ落ち着きない人にしか見えんかったから。ストーリー自体はよくあるサスペンスアクションですが、それゆえに安心して観れます。迫力もあるし。[インターネット(字幕)] 7点(2018-10-23 08:11:26) 8. ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 僕は映画を観るときの倫理観は結構ユルユルな方なので、娘を交通事故でなくした盲目の老人の家に泥棒に入る鬼畜な主人公でも、ちょっとその背景を描かれると、主人公側に感情移入しちゃって、逆に背景があまり描かれない老人に不気味さを感じつつドキドキして見れてしまいました。ユルユルでごめん。映画は冒頭、盲目の老人が道の真ん中を娘を引きずりながら歩いていくなんかヤバめなシーンから始まり、もうこの時点で、いきなりそのヤバさにゾワゾワしちゃって、このゾワゾワ感は前半の主人公たちを掘り下げる比較的静かななシーンでも常にあり、これが推進力となり、後半のメイン展開まで退屈感はありませんでした。音響もなに気によかった。で、その後半は緊張感の連続で、なんか怖いし、ドキドキするし、盲目の老人が、主人公たちの横を通り過ぎるたびに、ヒーーーッてなっちゃいました。真っ暗な中で、何も見えずにウロウロする主人公たちに絶望感を感じつつ、それでも流石に、老人をボコボコ蹴って、精子を口に突っ込む女主人公にはちょっと、おいおいおいと引いちゃって、老人側に同情しちゃった。この辺の感情移入度の揺り動かし方は、嫌なくらい意図的かもね。かたや、復讐のためには手段を選ばない老人、かたや、絶望的な生活から小さな妹と脱出するためには手段を選ばない女性、そんなトムとジェリーみたいな攻防戦。僕は楽しめたけど、人を選ぶ映画ではあります。[インターネット(字幕)] 7点(2017-05-02 12:14:37) 9. トロン:レガシー 前作は子供時に観たけど忘れました。映像だけ記憶に残ってる感じです。で、今作は映像クオリティーは当たり前ですが、前作以上、ただし、それにより、なぜかトロン感が薄まった感じです。ストーリーは、前半のゲームではテンポとか映像により、観てられるんですけど、後半に行くに従って、ドンドン興味が薄れていく感じでした。盛り上がりもイマイチだし、父と子の情緒的な所も、典型的で若干、退屈。[DVD(字幕)] 5点(2016-11-23 16:48:24)(良:1票) 10. ドラッグ・ウォー 毒戦 《ネタバレ》 僕の中では中国の警察ってのはめちゃくちゃ怖くてヤバイってイメージがあって、それと同じくらい犯罪組織も無茶をやりそーで怖いってイメージがあって、つまり上も下もヤバイって感じなんだけど、この映画は、そんな中国が舞台の警察VS麻薬犯罪組織を描いたもの。この映画では、やっぱ中国の警察は怖くて、だからこそ強くて頼りがいがある感じで、ちゃんと描かれていて、もうのっけから、麻薬犯罪組織がすぐに潰されそうでして、なんか麻薬の精製工場を取り仕切ってる耳が聞こえない聾唖の兄弟が出てくるんだけど、こいつらなんて、ヘラヘラヘコヘコしてて、こんなん、すぐに工場が強制捜査されて終わりだろうって感じで、見てたら、強制捜査時に、兵隊みたいな中国の警察が突入したら、そんな聾唖の兄弟が突然豹変し、銃をものすごいかっこいいポーズでバンバン撃ち始め、めちゃくちゃ強いの。大量の中国警察がドンドン死んじゃうの。あんなヘコヘコしてた奴らが、警察の弾には一つも当たらず、めちゃくちゃ強い、このギャップ。ギャップに女性は弱いってゆーけど、僕もギャップにはシビレルアコガレルー。聾唖の兄弟、めちゃ魅力的やん。他にもこの映画では、面白いアイデアが色々あって、主人公の一人である麻薬の犯罪者の男が警察に捕まり、病院でちょっとしたスキに逃げるシーンがあるんだけど、あんな所に隠れる犯人初めて見たわ。あと、もう一人の主役である刑事の親玉が犯罪組織に近づくために暗黒街の人間に化けるんだけど、麻薬を買う方と売る方どちらにも化けるってのも他の映画ではあんま見ない。しかも、正体をごまかすために麻薬をやっちゃうんだけど、それを抜く方法が凄まじかったなー。麻薬組織のボスが本当は7人いて、7人で一つのボスになりすましてるってのも漫画みたいな設定で面白い。でも、この映画の本当の凄さは、クライマックスの銃撃戦。バスから麻薬犯がすでに倒れて重症の女性刑事をバンバン撃つのもすごいし、強そうだった中国の刑事たちがバンバン死んでいくのも凄い。そして主役の犯罪者の男のクズっぷりが、それに輪をかけて凄い。あんな状態から、普通、主役ともあろうもんが、降参して生き延びようとするかね。[DVD(字幕)] 10点(2016-10-28 15:22:35) 11. トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 前作であまりにもストーリーのダメさに、今作は全然期待せずに観たら、いやー、すんげー面白かったです。トランスフォーマーシリーズで一番の面白さじゃないでしょうか。僕的には。今回は、今までのシリーズから、人間キャラが一新され、主役が交代しました。それがよかった。僕にとって、うっとしくてしょーがなかった、あのユルい恋愛青春劇とコメディー風味の人間ドラマが消え、今回の人間ドラマの主軸は父と娘の親子劇です。それがうまく、トランスフォーマー絡みのドラマとつながっていて、人間ドラマ部分も飽きることなく、てゆーかむしろ熱く楽しめました。これこれ、こーゆうトランスフォーマーの映画を待ってたって感じです。今作は脇キャラのオートボット達も、今までよりキャラが立っていて、そのへんも楽しめました。特に、ラスボスとの戦いは、オプティマスに加勢するのが、バンブルビーだけでなく、親子と娘の彼氏の人間3人も加勢する熱い戦いで、ゾクゾクきました。物語も今までより、中々、凝った作りで、シリーズ最長時間にも関わらず、僕の体感時間はシリーズで一番短く感じました。それだけ、映画にのめり込めたってゆーことです。でも本作より、前のシリーズの方が好きって方もいるので、前のシリーズに思い入れがあるなら、今作はダメかもしんない。僕は完全に逆ですけどね。ちなみに、今作は中国資本的なことで、中国が映画前面に出ているので、そーゆう裏事情が気になる方にもダメかもしんない。[インターネット(字幕)] 10点(2016-10-24 00:13:53) 12. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 ここまでのトランスフォーマーシリーズの中では一番ダメかな。トランスフォーマー周りの物語は特に問題なく楽しめてんけど、主役のサム周りのドラマは今回は前作以上に退屈。なんかトランスフォーマーと全く面白くない青春恋愛映画2本を交互に見せられてる感じでした。サムの言動にドンドンついていけなくなって、最終的にこの映画でサムが2番目に嫌いなキャラに。一番嫌いなキャラはその彼女。前作、あれだけ盛り上がった彼女がいなくなっちゃったのにもショックで、前作の主役の全力で君を守るよってゆういい映画風な感じは一体なんだったのか、いや、現実の恋愛って、そこまで盛り上がっても別れちゃうって感じかもしれないけど、それでも、今回のヒロインの、私、前からあなたのそばにおったわ感はめちゃくちゃナえました。また、このヒロインが非常に薄っぺらで軽薄なキャラで、それが最後に敵ボスを説得するくだりとか、爆風を背景にどや顔するとことか、観てるこっちが恥ずかしくなる感じで、とてもサムかったです。クライマックスの市街戦とかは前作以上に派手で、そこはいいんだけど、でも、もうやりすぎ感がハンパなくて、ドッタンバッタングッチャグッチャで、戦闘中の全キャラの行動が完全に辻褄があわない所ばっかで、まともには観てられません。例えば、さっきまであれだけ必死に戦ってたいいもんトランスフォーマーが急に降伏しだすし、それでなんか戦場は悲しい的な雰囲気で盛り上げちゃって、いや、あんなに死ぬのが怖くないほど全員戦ってたやん。急にどした。おい。で、仲間がむなしく処刑され、バンブルビーが殺されそうな中、急に逆転する機会が訪れ、バンブルビーが無敵状態になり、周りの敵をほとんど倒しちゃって、それ、仲間が殺される前にやれたんちゃうの?ってゆうデタラメ展開。そんなんがいっぱいで。てゆーかクライマックスの展開そのものが前回と全く同じ事やってて、場所がピラミッドかビルかの違いだけで。まー、迫力ある戦闘シーンだけ、ボーッと観てたらなんの問題もないんですけどね。とにかくドラマ部分はドンドンひどくなるトランスフォーマーシリーズ、もはやアクションシーン以外、楽しめないけど、次も観るぜー。[DVD(字幕)] 3点(2016-10-22 10:34:51)(良:1票) 13. トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 前作の完璧な続き。人間ドラマの方は相変わらず、どーでもよい感じの仕上がりだけど、クライマックスのピラミッドでの戦闘シーンは圧巻。もう戦争映画なみ。まー、ここでも、主人公サムの周りではモタモタ感があるけど。やっぱ、このシリーズではバンブルビーが一番いい味が出ててお気にいり。敵では、ヒョウみたいな奴が好きかな。[DVD(字幕)] 5点(2016-10-21 18:06:50) 14. 特捜部Q 檻の中の女 アリガチな刑事バディもの。アリガチな事件の真相。暗めで、淡々とした雰囲気。そーゆうのが嫌いでなければ、それなりの暇つぶしにはなります。[インターネット(字幕)] 5点(2016-10-12 17:45:07) 15. トゥモローランド 《ネタバレ》 娯楽映画として普通に楽しめました。前半、よくわかんないままヒロインの女の子が事件に巻き込まれていくんだけど、これは観てる僕らの目線も同じで、これによって、最初は何に巻き込まれているのかよーわからんモヤモヤ感をヒロインと共有でき、マトリックスの前半みたいな、この現実世界には何が隠されているのや?ってゆう興味で楽しめました。襲ってくる謎の人型ロボットもいい感じで、おもちゃの光線銃がいきなり本物ってのも面白い。あの目がパチパチする表現も印象的。そして、もう一人のヒロインのアテナが、なんかめちゃくちゃ魅力的なんやけど。どこか手塚治虫風な感じがあって、巨大ロボットの戦いでは、ウランちゃんが戦ってるようにも思えてしまった。もちろん、最初の方で観れる、未来都市の映像も好き。なんかディズニーランドのアトラクション風にも見えるんだけど、無重力のプールとか、ロケットで空飛んだりとか、やってみないなー、いつかこんなの出来そうとかとにかくワンダー。クライマックスでは、正直、ちょっとだけ説教臭く感じた部分があったけど、それを上回る演出とキャラとビジュアルで、面白ければなんでもいいじゃんとも思えて、途中からあまり気にならなくなりまして、最後はなんか感動。こーゆう演出には弱い。なんかね、最近、夢は必ずかなうもんじゃないとか現実主義的な考えが多くなってる気がするねん。僕はどっちかゆーたら現実主義だし才能もないダメ人間だし夢もあまり見ないんやけど、でもそんな考えの声が大きくなると僕の中のバランス感覚とか天邪鬼的な思考が働いて、逆を言いたくなる。夢を追いかける人は夢見続けたらいいやん。信じたらかなうかもしれんやん。別にそれで報われんでもいいやん。みんないつかは死んじゃうんだから、結局最後はどう生きたかやん。現実主義の言葉に負けるなドリーマーってね。無責任かもしれんけど、世の中が一方方向に流れるのが嫌なので。この映画を観終った後に、そんな風に考えてみたり。そして、いつか、みんな行けるといいなートゥモローランドに。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-09-18 23:08:55)(良:2票) 16. トリハダ -劇場版2- 《ネタバレ》 特に面白くもなく怖くもないのは、前作と同じ。ただ、あのちっこい女の人は完全に妖怪化してて、ちょっと笑けました。それと、ホテルのエピソードも、コントっぽくて、ちょっと笑えました。大島麻衣はエロくがんばってました。サービスけっこうありです。オープニングは1よりこっちのほうがいいかな。ドアのカギをカチャカチャは悪くないです。相手が見えないのはやっぱ怖いし。テキトーに暇つぶすのに、前作が悪くなければ、観てもいいと思います。[DVD(邦画)] 5点(2016-01-31 22:58:59) 17. トリハダ -劇場版- 《ネタバレ》 次から次へと出てくるキチ○イどもを描いたオムニバス形式のサイコホラー。谷村美月のお話だけはオムニバスと並行して進行し、最初と最後をかざっている。でも、正直、あまり怖くない、とゆーか、面白くない。出てくる事件が、あまりにも狙いすぎてて、都会には、こんなわけわかんない奴らがいるんでっせー、怖いでしょーってのが、ミエミエってゆーか、怖いエピソードの状況の羅列だけが並べられているので、その背後にある物語的怖さがまったく感じられない。確かに、状況だけ見たら、ショッキングであり、人が一番怖いのかもしれないけど、やっぱ本当に怖いのは、人の裏にある狂気であり、それを生み出す物語に説得力をもたせることで、リアルに怖くなる。わけわかんない奴にもちゃとした説得力があってこそ怖いわけで、こんな現象だけを並べられてもねー。谷村美月のお話にしっても、彼女の内面で起こる追い詰められ感とか、そこから生まれる狂気性なんてまったく見えてこず、ただ不倫してた子が、狂ったクレームのおばさんが気に入らなくて殺して、飛び降りました、で、旦那が死んで金が入って嫁がニヤリって事実だけあって、こっちには特に何もひびいてこない。クレームおばさんもクレームの仕方とか、ギャグか?って思ってしまうほど不自然。でもまー、暇つぶし的にボーッと観るには、これくらいのどーでもいい感のほうがいいのかもしんない。なので次も見ます。[DVD(邦画)] 5点(2016-01-19 17:05:08) 18. 共喰山 《ネタバレ》 若者6人組がよくわかんないんだけど、山になにやら壁画を調べるために来て、キャンプをはって、するとその中の女性が、突然、夜に、何がおるかよくわかんないような、気持ち悪そうな池に泳ぎに行って、当然のごとくヒルにやられて、熱だしたら、いきなり奇声を発する食人鬼に変身し、他の若者との死闘を繰り広げるってお話。映画の中の登場人物の行動に腹が立つような人は見ないほうがいいかも。とにかく、全員、そろいもそろって、観てる方がイライラくるようなピンポイントの行動をとりまくります。ただ、唯一、爽快なのが、食人鬼になった女性のアクション。キエーーーーーッって奇声とともに、忍者のような飛び跳ねアクションをしまくるってゆう、ちょっと癖になります。これ。てゆーか、これが一番この映画は見せたかったのかもしれません。あと、後半、洞窟で登場するモンスターの壁ドンならぬ、股ド――――ンも結構インパクトあります。股ドーーン、ドーーン、ドーーン!です。これは笑うとこです。きっと。伏線があんまり回収されてなかったり、主役の意味深ながら結局何があったのかはわかんないままのキャラ背景とか、いるかな、それってところが沢山ありますが、キエーーーーッで、なんとか乗り越えれるはずです。てゆーか、乗り越えてください。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-12 22:42:03)(笑:1票) 19. トガニ 幼き瞳の告発 《ネタバレ》 あのキモイ双子のじじいとその周りの取り巻き、裁判官、弁護士などを、全員、ぶちのめしたい衝動にかられて、とにかく観てる間中、怒りがドンドン湧いてきて、そして、涙が溢れて、もう心はぐちゃぐちゃでした。これほど心を鷲掴みにされるなんて。悪役といい、子供達といい、すごい演技力である。ただ劇中で言っていました。世の中を変えるのではなく、世の中に変えられないために戦うと。普通の人間が持つ良心は、複雑に絡み合った社会の中で、時に、自分の人生とのバランスをとりながら、折り合いをつけて、なんとかやりくりしている。目の前にある悪意に対して、正しい事をやりぬくには、そのバランスさえも崩さなくてはならない現実。そこに人は苦悩し葛藤する。主人公が居酒屋を出て車にぶつける怒り、単純に悪を許さないって事なのに。しがらみや権力や毎日の生活や、色んな要素がのしかかってくる。耳と口を防げば楽になるぞと囁く声がする。これは単なる韓国のある事件を扱った映画だけじゃない。こんな戦いの葛藤は、日本でも、世界のどこでもある普遍的なことなのだ。この映画が最後まで溜飲を下げさせないのは、それを僕たちに問いかけてるのかもしれない[DVD(字幕)] 10点(2015-07-28 19:42:12)(良:1票) 20. ドライヴ(2011) 一部の人にはかなり絶賛で、一部の人にはピンとこない専門チャンネルのような映画であることは知っていた。そして、それは観て確かめるしかないので、オレ、これピンとこなきゃ、どーしようとドキドキしながら鑑賞。結論からゆーと、この良さが今一つ理解できないなんて、俺にはやっぱ映画を観るなにかがかけてるのか、と、しばし落ち込むことに。いや、まったく面白くないとは思わない。それこそ冒頭の今まで観たことないカーチェイスとゆーか、車での逃走や、エレベーターでのキス、からの、思わず声が出てしまうようなシーンなど、印象的で食い入るように見てしまうシーンは色々あった。でも、80年代風の演出や、映画好きならわかる表現が、ことごとくわかんない。車にあまり興味がないのも響いてるのかなー。テンポもなんだか悪いように思えた。特に後半。主人公がドンドン不気味なって、ついていけなくなったのも映画を観終わって、普通と思える原因かもしんない。鑑賞のテンションを例えるなら、くしゃみでそう、あ、くちゃみでそう、あーでるでる、でなーい、なんかきもちわるーい、みたいな[DVD(字幕)] 5点(2015-07-10 02:39:18)(良:2票)
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