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1. 富江 tomie
《ネタバレ》 同監督の「うめく排水管」が面白かったので、こちらの作品も見てみました。こっちはダメダメのグダグダホラーでした。残念。ただ、意図したものかは不明ですが、笑えるところがいくつかあって、そこはよかったです。一番面白かったのは、洞口演じる精神医が「催眠療法中に月子が言ったセリフ」を録音したテープを聞きながらメモをとるシーン。紙に「トミエ」とメモした後、「トミエ」と書いた下に「とみえ?」って。仮名なら一緒だろ! 要は、「トミエ 富江?」とか、「富江 登美枝?」のパターンのパロディなんでしょう。いくらなんでもあれは意図的にウケを狙ったんでしょうね。その後のシーンでも月子に、「トミエ とみえ」と大きく書いた紙を見せて「この名前に心当たりは?」とか聞くし。なんでそこでも二つ書くの(笑)。ひらがな読めればカタカナも読めるって。でも、面白いのはそこらへんまで。途中から笑えるシーンがなくなってきて、ただただ苦痛の退屈な時間が続くのでした。[DVD(邦画)] 2点(2008-09-20 19:39:40)
2. 頭頭 <ОV>
《ネタバレ》 とても好きです。僕はこれを、コメディとは思いませんでした。シリアスなテーマを、正面から撮っていった作品だと感じます。 松本をはじめ、すべての出演者たちの演技もすごくいい。 たんたんとした、ほの暗いトーンの中に「めちゃくちゃリアルなもの」が浮かび上がってくる。そんな作品です。 「頭頭」という非現実的なアイテムをぶち込むことで、世界観がぐっとリアルになる。 老人問題(と一言で片付けてしまうことには抵抗があるが)を取り扱ったものとしては、山田太一のいくつかの作品と並ぶ、名作であると思います。 ラストのオチも、「頭頭」がそれまで象徴してきたものが何であるかを思い出しながら見ると、まったく違う意味を持って、私たちの胸につきささってきます。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-06 12:43:04)
3. トータル・リコール(1990)
《ネタバレ》 SF映画の中で一番好き!人格はどこに存在するのかという深いテーマをしっかりと描きながら、単純なエンタテインメントとしても充分機能している傑作!必見![ビデオ(字幕)] 9点(2004-02-20 13:29:04)
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