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プロフィール |
コメント数 |
56 |
性別 |
女性 |
年齢 |
55歳 |
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1. 鳥(1963)
《ネタバレ》 やなラストだなあ。やな監督だなあ。この後、車を走行中に鳥が襲ってくるとか、町に着いたら鳥がいっぱいだったとか、変な想像ばっかりしてしまうじゃないですか。おまけに鳥が襲った理由も分からずじまい?そんなの酷い。近くの鳥の住処を人間が奪ったとか、餌場を奪ったとか(それじゃ熊だ。)、監督が集団催眠をかけたとか、アホくさい推測ばっかりしてしまうじゃないですか。そしてそれなりに人間ドラマを配したのは、全員が鳥に襲われる伏線に過ぎない?監督、ティッピ・ヘドレンを鳥に襲わせる時、逃げないよう縛ったって話は聞いたけど、それを差し引いてもあなたはサディストだ。最後に監督出演の予告編を観て、止めを刺されました。鶏肉食べようとして顔そむけたあれですよ。ついでに美人でも黒髪系は好きじゃないことがよーく分かりました。怖い映画でしたよ。でも1番怖いのは監督、あなたです。[DVD(字幕)] 9点(2006-06-29 04:41:54)
2. トップ・ハット
《ネタバレ》 この「トップ・ハット」は「カイロの紫のバラ」に出てくることで有名ですね。是非ミア・ファローと一緒にアステアとロジャースの「チーク・トゥ・チーク(頬よせて)」にうっとりしましょう。フレッド・アステアはものすごいイケメンでも長身でもないのに、とても格好いいです。普段着もパジャマも燕尾服じゃないのかと思わせる品の良さ。そして彼のダンスはジーン・ケリーと違い、見せ所の多いアクロバティックなダンスじゃなくて、分かる人にはたまらない玄人向けのダンスです。映画の中で恋するアステアは何を言ってもジョークで返してきて、足にも口にも翼がついているみたいです。ロジャースは美しい淑女という感じではないけれど、気品があって可愛らしく、アステアについていけるタップとダンスの技術に感服しました。歌もいいし、とにかく洗練されています。
ストーリーはよくある勘違いネタで、特にあまりにも強引なオチは苦笑ものですが、そこまで注文するのは贅沢でしょう。ただ、アステアはダンスの方は完ぺき主義で、納得いくまで何十回も撮り直したそうですが、脚本の方はどうでもよかったんでしょうね。でも、倦怠期のハードウィック夫妻や、ちょっと暑苦しいデザイナーのベディーニ氏は見ていてなかなか楽しかったです。リドのシーンはいかにもイタリアでのロケではなく、スタジオのセットで撮った感じですが、考えずに楽しんだほうがお得です。参考までに、あの「ベニスに死す」と同じ場所だと考えると面白いかもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-31 03:47:04)(良:1票) 《改行有》
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