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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  どうぶつ宝島 東映20周年を飾るに相応しい作品! クレジットに宮崎駿って名前が有るけど、名前が表示されなくてもあっ、これは宮崎駿監督が製作に関わってるてのがよく分かる。初期の頃の宮崎アニメにあったわくわく感、動物との交流、やりとり、更に音楽は何と寅さんシリーズや大河ドラマ武田信玄の曲を作った山本直純だ。今作のオープニング曲のテンポの良さは武田信玄の曲を思わせる。これからどんな物語が始まるのか?という期待感とそんな期待感を可愛い動物や個性的なキャラクター達を交えながら描いている。 最近の宮崎駿監督作品みたいに説教臭さも全くないので、子供は勿論、大人が見ても楽しめるように描いてるのが良い。 タイトル通りどうぶつと宝島、正しくタイトルに偽りなしの作品! カリオストロの城、ラピュタ、ナウシカの様な知名度の高い作品ではないと思うけど、それらの作品を含めて私の様に初期の頃の宮崎駿監督作品が好きな人は勿論、そうでない人にも安心して勧める事のできる作品です。[インターネット(邦画)] 8点(2024-02-20 18:57:07)《改行有》

2.  トラック野郎 男一匹桃次郎 何だかキャスティングを見ると西遊記みたいです。夏目雅子がヒロインと言うかマドンナ的感じなんだけど今ひとつの印象しか残らない。他のトラック野郎に比べるとパワー不足。馬鹿馬鹿しさが足りない。それなりに楽しめるけど物足りない。夏目雅子をマドンナでシリーズ映画なら私はどうせなら男はつらいよでのマドンナ夏目雅子が見たかった。あまりにも早い27歳という若さでの死は本当に残念です。山田洋次監督もきっと夏目雅子をマドンナにした寅さん撮りたかったはず。正直この作品は夏目雅子がいたからそれなりに楽しめたけどそうじゃなかったら5点以下ぐらいのレベルでトラック野郎シリーズの中で一番出来が悪いと感じるぐらいの作品です。[DVD(邦画)] 6点(2018-08-03 22:17:30)(良:1票)

3.  トラック野郎 突撃一番星 《ネタバレ》 冒頭の夢のシーン、やっぱり観ていてトラック野郎と寅さんは似ている。UFOとの交信と言って自分で交信する為の道具まで使ったり、船旅で会った女とのやり取り、トラック野郎初登場となるせんだみつおに騙されたものの付き合いはじめることになってからの桃さんに男としての本能、惚れた女に対する分かりやすい馬鹿馬鹿しさなど笑わせ所が沢山です。中盤、ややダレ気味であるがそれを補う桃さんの魅力、惚れた女が別の男と結婚しようとしてる。その相手の男が事故により死にそうなのを見て自分のトラックに乗せて病院へ行こうとする姿に菅原文太が演じるからこそ男も惚れる魅力が桃さんにはある。菅原文太が桃さんなのか?桃さんが菅原文太そのものなのか?相変わらずやってることは馬鹿だけどそんな桃さんが私は好きだ。あっ、そうそう、ぐるぐるさんが書いてるけど金子信雄とのやり取りを見て仁義なき戦いを思い出してしまいました。[DVD(邦画)] 7点(2018-07-08 13:02:41)

4.  トラック野郎 爆走一番星 これは、何と言えば良いのか?このシリーズの特徴である下ネタのオンパレードの中にあって、桃さんとジョナサンの二人の熱い友情、これは男にしか理解出来ないだろう世界と男だからこそ理解出来る世界が描かれている。単なる下ネタきりの作品じゃない。上手く言えないけど、観ていてやたら熱くなれる。どいつもこいつも本当に正直で大馬鹿で、それでもみんなみんな仲間というようにとにかくストレートに描かれている。作品出来としてはけして誉められるような出来でもなければ、欠点だらけ!それでも何かこの作品を観ていると菅原文太の桃さんに惚れてしまう。そう、やっぱり男が男に惚れる映画!最後に一言だけ、言わせてもらうと、この監督、間違いなく川島雄三監督の大ファンだ!「サヨナラだけが人生だ!」うん!良い言葉だ![DVD(邦画)] 7点(2016-06-17 21:17:26)(良:1票)

5.  トラ・トラ・トラ! 正直言って、けして面白いというような感想は書けない。ではつまらなかったのかと言うとそれもまた違う。作品全体のスケール感、CGなんかじゃない本物の映像による迫力と戦闘シーンの凄さ、力強さ、上空から見えるハワイの海、景色の美しさとそして、何と言っても日本人の出演者の豪華な顔ぶれ、昔の日本映画が大好きな私には懐かしい名前、黒澤組、川島作品、その他色々な俳優陣、タイトルがトラ・トラ・トラと来て少ししか出番のない渥美清、我らが寅さんの登場にもっと見せてくれ!あれだけじゃ全く物足りない。と言うようにとにかく出演者の顔ぶれを楽しむという意味での別の楽しみ方をこの映画では見出すことが出来る。アクションもの撮らせて上手い二人の日本人監督、舛田利雄に深作欣二という監督による演出により、生み出された迫力、しかしながらやはり当初の予定通り、黒澤明監督で観たかった気がするし、それ以上に私としてはこのような感じの作品は岡本喜八監督が最も適しているようにも思える。黒澤明監督が撮っていたら、岡本喜八監督が撮っていたら、いや、トラ・トラ・トラなんだから山田洋次監督だろう!なんて考えてもみたりと、色々考えてしまったりもする。山田洋次監督は喜劇だけの監督ではない。それにしてもこの出演者の顔ぶれを見てしまうと今の日本の俳優のレベルは?と思えてしまう。それだけかつての日本には良い俳優、演技力のある本物の映画スターが沢山、いたんだなあ!と思います。[DVD(邦画)] 7点(2011-09-26 21:42:59)(良:1票)

6.  時計じかけのオレンジ スタンリー・キューブリックの映画ってどれもこれも本当にレビューするのが難しい。どう表現したら良いのか?とにかく凄い。何から何まで全てが狂っている。恐ろしいほどのバイオレンスと人間の恐さ、この監督の頭の中、一度でいいから覗いてみたくなる。この映画に対する感想を一言で表すなら「狂気」この映画のどこが好きなんだ?て聞かれると何て言えば良いのか分らない。おそらくこの映画に高い点数付けている方の多くはそうだと思います。[DVD(字幕)] 9点(2010-10-22 20:32:41)

7.  ドランク・モンキー/酔拳 《ネタバレ》 なるほど!酒は飲んで飲んで、酔えば酔うほど強くなれる。確かにそう思わせる力がこの映画にはある。世の中の酒飲み、アルコール中毒患者の人達に夢と希望を与えてくれているような気がしなくもないが、それとは逆に酒が嫌いな人、飲めない人にはどのように映るのか?もしかしたら酒さえあれば、この映画の主人公やあの爺さんみたいに強くなれるのかもしれない?とある意味、勘違いかもしれないが生きる希望が持てたりと、要するに強くなりたいのなら飲め!我を忘れて酔えば良い。確かに酒飲みで酔っぱらいほど恐いものはないと思えるし、色んな意味でこの映画は深い。ところで映画の前半、眼に何か入って見えないと少女に助けてもらったジャッキー・チェンがその娘の母親に「うちの娘に何するの?」みたいなシーンがあったけど、母親との戦いで「女は相手にしない」「この辺で許してやる」だっけ?みたいなことを言うのを見て、聞いて休日の朝イチから張り切ってパチンコ屋さんに行って散々、やられて店を出る時に「今日はこのぐらいで許してやる」と一言だけ言って帰って行った会社の先輩を思い出しまいました。何となく似てませんか?それにしても飲めば飲むほど強くなれるという何と言うアホらしい単純さ、これが酒だから良いのだろう!同じ中毒でも、吸えば吸うほど強くなれる。なんてことは誰も思わないはずである。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-28 09:38:48)(良:1票)

8.  特別な一日 《ネタバレ》 冒頭、大勢の人達の大騒ぎ的なパレードのシーンにおける映像に込められた力強さと同じように強い心で生き抜くソフィア・ローレン、彼女にとっての特別な一日は出逢った男、マルチェロ・マストロヤンニとのひと時であり、それはヒトラーが訪れた日がイタリア国民にとって特別な一日であるのと同じであったに違いない。これはそんな特別な一日の出来事を描いた映画であるが、誰だって自分にとっての特別な日が欲しい。そういう思い、願いが心の中にあるばすです。ソフィア・ローレンの演技の凄さと相成って生まれる女の愛、それに対してゲイである為に女を愛する事を知らないのに、何とか応えようとお茶目な姿を見せるマルチェロ・マストロヤンニもこれまたお見事!単なるメロドラマ、不倫ものとは一味違う大人のドラマの奥に感じられる歴史の重さが感じられる作品として見応え十分!音楽を一切、使わない映画作りというのも新鮮であり、聞えてくるのはラジオから流れてくる声や雑音だけであり、そんな中で演じられる名優の名演技が一層、ドラマとしての深みを与えている。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-10-29 20:07:02)(良:3票)

9.  吶喊 岡本喜八監督によるちょっと変てこな奴きり出てくる一風変わった戦争映画でありながらも時代劇でもあり、コメディでもあり、まあ、本当にちょっと変な作品!作品の出来に関してはそれほどだとは思えないし、むしろ岡本喜八監督作品にしてはどこかチグバグ!それでもどころどころ楽しめたし、大目に見て6点とします。[ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-18 04:40:20)

10.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー 《ネタバレ》 流石、ブルース・リー!スープの吸い方からしてとにかく豪快である。豪快と言えば何もスープの吸い方だけでなく、生身の肉体、CGなんかではない本物のアクションを観ることが出来る。そんなブルース・リーがあのコロシアムでの決闘シーン、相手の男、チャック・ノリスとの対決の前にお互いが服を脱ぎ、そして、相手に対して背を向けて屈伸運動をはじめる。流石は武道を志す人間は違う。今、やたら世界チャンピオンに対して挑発している亀○とかいう兄弟とは大違いである。先に攻めようと思えばいくらでも攻めれるのにそれをしない。相手に対してきちんと礼を怠らないところが素晴らしい。これこそがスポーツマンの心である。素晴らしいと言えばもう一つ!この映画が良いのは見た目強そうな奴が本当に強いというよりも、見た目弱そうなブルース・リーが服を脱ぐと凄いという所にある。あの超人的な肉体に世の多くの男はまず憧れるであろう!私もあんな身体になりたい。そして、ブルース・リーのように強くかっこ良くなりたい。但し、行く手にはいつも銃とナイフというそんな人生だけは嫌だ。てことでやはりブルース・リーのようにはなれない。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-11 21:53:37)(良:1票)

11.  トラック野郎 天下御免 おや?何だか久しぶりに見る「トラック野郎」シリーズではあるけれど、今回の桃さんはいつもに比べるとスケベさが足りない。いや、何も別にスケベな桃さんしか期待しているわけではないけれど、そんな桃さん、やはり男らしく、同じトラック仲間、同じ男としての優しさ、友情の厚さにこのシリーズ全体に言えることの一つに桃さんは確かに度スケベで女のことばかり考えては好きになった女とは上手くいかない。たまあにこれは良し、上手くいきそうだとなると自ら身を引いてしまう。そんな桃さんの姿を見ていると何だか「男はつらいよ」シリーズの寅さんを見ているような気持ちにさせられる。私はそんな桃さんが大好きだ。いつものように喧嘩もあるけれど、その喧嘩にしてもいつまでも尾を引かずにいる所も桃さんの良いところである。話としての滅茶苦茶差、全体的にまとまりも感じられないけど、このシリーズを見ているといつも桃さんとヤモメのジョナサンの二人の友達のような関係がとても良く後味もすっきりさせられる。それにしても毎度ながら思うのだが、あれだけ沢山の子供を作るジョナサン(愛川欽也)だけど、よくあれだけ遠出してるにも関わらず子供作ってる時間と体力があるもんだと感心させられる。[DVD(邦画)] 7点(2009-03-14 21:58:00)

12.  ドラゴン怒りの鉄拳 《ネタバレ》 ブルース・リーって本当に動きからして日本人離れしている。そして、それだけでなく人間離れしていて凄い。よくあれだけぬんちゃく振り回しても失敗しないで自分の身体に当って傷つけないのが凄い。話そのものは見ていても日本人の描かれ方がどうにもしっくりとこなかったり、矛盾ばかり感じるも、ブルース・リーの肉体と動きにただただ圧倒させられるしかないのである。ブルース・リーが人力車を引いたり、写真家に化けたりと違った楽しみも見られて嬉しかったりもする。そして、忘れられない存在がもう一人いる。ノラ・ミャオの可愛さ、美しさは忘れられなくなりそうなぐらいこの作品の中における彼女は男心をくすぐるのである。あんな子なら私もぶたれてみたいと本気でそう思えてしまうぐらいである。ところであの芸者、裸踊りは何とかならんのか?見ていて気持ち悪かった。私ならあんなブスな女の裸踊りなど見せられたら折角の美味しい料理や酒もまずくなりそうです。あれがこの映画の中において最も許せない。私にはこの映画に出てくる日本人男よりもあの女が最も許せません。よってあの女のせいで大きく減点!同じ女の裸を見るなら男ならやっぱりもっと品があって上品で美しく可愛い女の裸を見たいものだと声には出してとても言えない。て言ってるじゃないか!なんて突っ込みはこの際、勘弁を![DVD(字幕)] 6点(2008-08-30 21:38:53)

13.  トラック野郎 故郷特急便 《ネタバレ》 お~い!そりゃねえぜ!桃さんよう!せっかく、石川さゆり演じる結花さんに「私、あなたの奥さんになるの!」てあんなこと言われてるのに、でも、それでもやっぱり桃さんは桃さんなんだよね。桃さんらしく、同じドサ周り同士、トラック野郎としての男生きに、そして、愛する女のためにと自分を犠牲にして尽くす姿、それは桃さんらしい別れの台詞にこれぞ桃さんなんだ!これぞトラック野郎なんだとばかりにこれまたとにかくやたら熱い!ライバルとの喧嘩の後のなんだかスッキリとした爽快感、相変わらず、やってることは滅茶苦茶だけど、そんな星桃次朗という男に惚れた。何もかもかっこ良過ぎる。このシリーズのこれが記念すべき10本目にあたる今作、どことなく女の哀しい部分がより強調されているけど、そんなドラマとまた男のバカな一面がやたら熱くて気持ちが良い。[DVD(邦画)] 8点(2007-05-18 21:53:34)(良:1票)

14.  トラック野郎 度胸一番星 《ネタバレ》 切ないなあ!桃さんの恋がようやく叶った。夢を掴んだて思っていたのに、本当に切ないぜ!父親の夢である「金山」金探し、そして、金を掴もうとした瞬間、大雨によって流される土石流の犠牲となって亡くなってしまう桃さんの恋のお相手で桃さんに初めての逆プロポーズをする片平なぎさ演じる水名子さんが本当に哀しい。桃さんとトラック仲間で一番の親友、ジョナサンとの喧嘩に友情、ライバルジョーズこと譲治との喧嘩、そして、そんなライバル達が桃さんの見方となって最後は応援する。これこそ正にこのシリーズならではの熱い、熱い男達の友情にどんなに滅茶苦茶でも私はやはりこのシリーズが好きです。最後に一言!「故郷は遠くにありて、思うもの」良い言葉です。[DVD(邦画)] 8点(2007-05-17 21:02:59)

15.  トラック野郎 一番星北へ帰る 《ネタバレ》 おや?何かちょっと違うぞ!例のあの桃さんの歌う主題歌から始まるシーンが無いではないか!それでも作品としては、これはなかなか面白くて良い。相変わらず桃さんの女好きと早とちりには見ていても微笑ましく思えてしまうし、それとこの作品、見たらちきしょう!常磐ハワイアンセンターに益々行きたくなってしまった。常磐ハワイアンセンターでお見合いの筈が桃さんの早とちりによって、ぶち壊しとなるわ、桃さんの親友でトラック仲間のジョナサンとのこれまた男同士の友情とまた田中邦衛の警察官との死闘にいつもの如く登場するライバル、今回で言うなら黒沢年男との男と男の闘いが描かれているのだが、相変わらずやってることは滅茶苦茶ではあるけど、そこにあるのは男と男の正しく友情みたいなものがとても解り易く描かれている。田中邦衛の警察官の奥さんの命を救う為にと走る桃さん、警察達の追撃、阻止すべきとする行動に対して、桃さんの助けを試みる同じトラック仲間達、これこそこのシリーズならではのお決まりのパターンではあるけど、それだからこそ安心して見ていられるとでも言うのか?良い意味での安心感がここにある。そんな気がする作品です。[DVD(邦画)] 7点(2007-02-18 14:38:54)

16.  トラック野郎 御意見無用 これはまたとにかく熱い映画だなあ!という印象で、とにかく熱いのである。菅原文太の星桃次郎の馬鹿だけど凄く正直で思っていることは何でも口にしないと気が済まない。その結果、早とちりしたり、挙句の果ては親友であるやもめのジョナサンとすぐに喧嘩になる。だけどもやはり親友らしく直ぐに仲直りする。いつまでも尾を引かないのだ。そんな桃次郎に男達は惚れる。この映画は男が男に対して惚れる映画ではないかと思う。桃さんがトイレを我慢する場面での面白さ、また惚れた女が別の男と付き合っていたと知って最後はその女の為にとトラックで男に会わせてやろうとする桃さん、自分のことよりも愛する女のことを第一に考えて行動する桃さん、作品全体としては何か滅茶苦茶でけして誉められるような内容じゃないけれど、その滅茶苦茶さが星桃次郎の魅力であるとこの作品を観て改めて思いました。[DVD(邦画)] 7点(2006-12-31 23:08:25)(良:1票)

17.  トラック野郎 望郷一番星 《ネタバレ》 このシリーズ、まじめに観たのは初めてだけど、面白かった。沢山ある中でどうしてこれを選んだかというと、皆さんの評価が最も高かったのと、それとマドンナに島田陽子て名前を見つけた(この頃の若い島田陽子の美しさは本当に良い。桃さんやなくても私も惚れるぜ!「犬神家の一族」の珠世さんに「砂の器」の高木理恵子も勿論良い)のともう一つ、明日に迫った有馬記念の前に観るならこれだろう!ハイセーコーが出てくるてパッケージに書かれてたもんで、いやはや、なんて言うのかなあ?とにかく桃次郎の男っぷり、気風の良さにそして、バカで不器用、それでも男らしく厚い厚い人情味溢れる人間性に惚れた。男が惚れる男とでも言ったら良いのかなあ?こういう男に男は弱いものです。そんな桃次郎のフェリーの上でのシーンの笑えること。笑えること。マドンナの島田陽子演じる亜希子に惚れた桃次郎が嫌いだと言ってた馬が好きになるという話なんて、何か知らないけど良いなあ!て気分にさせられるし、思い込みの激しさと結局は好きになった女は別の男と一緒になってふられてしまうなんてどこか男はつらいよの寅さんに通じるものがある。だけどいつまでもぐだぐた言わずに「おめでとうございます。」と祝福する姿なんて正しく寅さんと一緒で観ていて気持ちが良い。喧嘩のシーンも沢山出てくるんだけど、ちっとも後味の悪さがない。いや、むしろ気分爽快になる心地の良さ、確かに内容としては下ネタだけらけの下品な部分もある。だけど、アメリカのコメディ的な下品さとは全然違って、この作品は日本的な男達のバカで厚い人間たちのドラマであると言える何とも見終わった後の気持ちの良さは日本人で良かったと思える清々しさです。こうなったら残りのシリーズ全部観てやろうと思います。[DVD(邦画)] 8点(2006-12-23 12:46:35)(良:1票)

18.  都会のアリス この作品と「ペーパー・ムーン」を比較している人が何人かいるけど、私も「ペーパー・ムーン」よりも、この方が好きです。この作品の監督でもあるヴィム・ヴェンダース監督って「パリ・テキサス」を観ても感じるけど、ロードムービーを撮るのが本当に上手いと思う。小津監督を尊敬しているというだけあって、どことなく小津監督の世界に通じるものがあります。少ない台詞と何気ない会話の中に見える二人の表情、それを映し出すカメラワーク、流石は小津監督を尊敬していることだけはあると思えるぐらい、淡々とした話を無駄な台詞と無駄にカメラを動かさずに見せる。モノクロの映像と美しく心地の良い音楽が味わい深さをより強くしている感があって、一度観たらいつまでも心に残りそうなぐらいです。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-16 20:58:41)

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