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プロフィール |
コメント数 |
623 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。 無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。
目安 10 大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作 9 上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ 8,7 単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。 6 面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない 5 そこそこは楽しめるが2度は見ない 4,3 まあ見れるが面白くはない 2,1 つまらない、見る価値なし 0 もはや伝説的な糞 |
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1. 鳥(1963)
どうもスリラー部分が断片的で連続的な緊張感がない人工的なホラーのように感じてならない筋書き通りのストーリーだが、ただの合成じゃなく動物を扱ったスリラーとわざわざ困難に困難が積み重なるようなことにあえて挑み、当時不可能であったことを可能にした技術は評価したい。ただしキングコングやゴジラみたいに今見てもそのデキが信じがたい特撮もあるし、ヒッチコック自身もサイコなど今でも十分通用する一流のサスペンスを残しているだけに相対的に評価は落とさざるを得ないのは仕方ないところか。[DVD(字幕)] 6点(2011-06-15 22:31:33)
2. 東京オリンピック
2001年宇宙の旅に影響を与えたのではとすら思わせる演出手法と映像美なのではあるが、日本の戦後国際復帰と高度成長を語る上での一イベントとして東京五輪を捉えた場合の映画としては良いのかもしれないが、記録映画としてはどうしても冗長さが気にかかる。後世の人間が見ると考えた時にも(当時の競技選手に関すること、当時の注目度など)説明的な物が少なすぎ、商業化前の五輪でブブカやカール・ルイスといったスーパースターが登場するわけでもなく、目玉はアベベと東洋の魔女くらいなもので、ある程度の予備知識がないと退屈してしまうかもしれない。スピードを競っている競技にも関わらずスローモーションを多用したりといった演出にも評価が分かれるところであろう。短距離や投擲競技なら選手の緊張感に満ち溢れた顔、競歩ならコミカルさ、競泳なら清々しさ、自転車なら日本の田舎風景の中を凄いスピードの自転車が列を成して通過していくミスマッチの滑稽さなど各競技の魅力を捉えた演出などには素晴らしいセンスがあるし、あくまでも記録映画を記録映画に終わらせなかったことは評価できるものの、単にスポーツ大会として東京五輪を見る場合、エンターテイメントとしてはNHKなどのスポーツドキュメンタリーのほうがよほど楽しめる。[DVD(邦画)] 6点(2006-01-31 21:18:54)
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