|
プロフィール |
コメント数 |
43 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ゾンビが好きです。というよりゾンビになりたいです。 |
|
1. tokyo.sora
《ネタバレ》 東京に暮らす数人のオンナノコの日常を断片的に描いた作品。日常であるだけに、そんなに大きなことも起こらないし、セリフも少なく、説明もあまりない。観る人にとっては極めて退屈な映画かもしれない。例えが適切か分からないけれど、魚楠キリコの漫画の雰囲気、というのがいちばん手っ取り早いか。
しかしながら、登場人物がこんなに愛おしいと思った映画は他にない。確かに、この映画の中で呼吸している、生きている、ということが画面越しに伝わってくる。何気ない間、何気ないセリフ、そして映し出される東京の空がとても切ない。
小説家を目指している人のエピソードが個人的には一番好きだ。[DVD(邦画)] 9点(2009-01-06 22:37:15)《改行有》
2. Dolls ドールズ(2002)
日本の四季が色鮮やかに移ろう様は特別だ、とよく言われるが本当だろうか。安部公房は「どんな極寒の地にも四季の移り変わりはあって、日本人だけが特別なわけではない」ということを書いていた。でもそれは多分どちらも本当のことで、この映画は、日本人のための四季、それが日本人にとって特別であること、ただそれだけを映し出したフィルム。映像美。[DVD(邦画)] 9点(2007-01-10 18:13:12)
3. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 ゾンビがヨタヨタとしか歩けないのは、死後の筋肉がどうのという医学的な理由付け以上に、何とか逃げることができそう、という想像の余地を与えてくれるからである。少なくとも僕はそう信じている。だからこそ各々の頭の中で無数のゾンビストーリーが生まれ、果てしない妄想に浸る楽しみがあるのだ。
その意味で、これはリメイクですらない。ターミネーター並みにダッシュする超人的なゾンビを目にした我々の思考は停止し、単に画面を追うだけの身となってしまうのだ。ストーリーやキャラクターが魅力的なだけに、その致命傷が目立って目立ってしょうがない。[DVD(字幕)] 5点(2006-12-28 23:52:15)《改行有》
4. ドッグヴィル
《ネタバレ》 たしかに下手な偽善よりは露悪の方が良い。この映画における様々な露悪は一つ一つでは理解できるし、ラストは積み上げた露悪を焼き尽くすあの壮絶なカタルシス以外ありえなかった。だけれど納得できない。なぜかと考えるに、そもそもこの監督自体が好きではないのだと気づいた。こういう考え方をして、それを映画に撮り、他人に披露する、そういう人間が僕は嫌いだ。と、これでは映画のレビューになっていないけれど、映画を撮るのが人間である以上、それはしょうがないじゃないか。[DVD(字幕)] 0点(2006-12-27 18:02:50)(良:1票)
0 | 6 | 13.95% |
|
1 | 5 | 11.63% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 4 | 9.30% |
|
6 | 0 | 0.00% |
|
7 | 0 | 0.00% |
|
8 | 0 | 0.00% |
|
9 | 18 | 41.86% |
|
10 | 10 | 23.26% |
|
|
|