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1. トロイ(2004)
いやぁ、大昔の隣町戦争がかなり壮大なスケールで登場します。人間が伝説を作り出し、その伝説が人間社会の中で自己肥大していくさまをまざまざと感じないではいられませんでした。
[DVD(字幕)] 2点(2009-06-15 08:03:57)《改行有》
2. 12モンキーズ
テリー・ギリアムらしい悲しみとやさしさとあきらめに満ちた作品です。幸せな人は幸せなりに、そして不幸な人は不幸ななりに「あああ、人生ってそうなんだよ」って、かたまっていたこころがちょっと柔らかくなる作品です。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-20 05:52:38)
3. 突入せよ! あさま山荘事件
お腹がよじ切れるようなおもしろさ! 「解決に向け一丸となって」というよく聞かれるフレーズがいかに現実ばなれしたものか、ひしひしと伝わってきます。世の中をダメにしていくのはこうした奇麗事や理想をわめきちらす人々で、世の中をなんとか維持してるのは、彼らの下で不条理な戦いを強いられている人たちですね。あちこちにそうした風景への風刺やギャグをちりばめて抱腹絶倒の喜劇に仕上がっています。もちろん長野県警の役回りはちょっと気の毒ですけど・・・。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-08 06:14:43)《改行有》
4. 虎の尾を踏む男達
《ネタバレ》 太平洋戦争末期にすべてをセットで撮影していますが、あの時代によくぞ作ったものです。なにより大河内傳次郎の弁慶の迫力がものすごいです。今の時代、これほど迫力のある男などどこを探してもいません。対する藤田進の富樫も涙が出てくるようないい男です。常に死を見つめながら生きていた男どもの生き様がとてもすがすがしく感じられます。「死に場所などどこにでもある」と言い捨てる弁慶に、そういう時代を生きることができた彼らの幸運を思わずにはいられません。バックを流れる男性コーラスも美しく、忘れがたい映画となりました。[DVD(字幕)] 10点(2009-01-09 06:23:12)
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2 | 7 | 7.14% |
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3 | 4 | 4.08% |
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4 | 3 | 3.06% |
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5 | 8 | 8.16% |
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6 | 7 | 7.14% |
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7 | 28 | 28.57% |
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8 | 19 | 19.39% |
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9 | 8 | 8.16% |
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10 | 9 | 9.18% |
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