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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. トロイ(2004) 監督さん、超大金かけて現代の人々に何を思ってほしかったんですか? あんたは何を大切にして生きてんだ?[映画館(字幕)] 0点(2011-07-13 18:24:10) 2. ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 命をかけても爪楊枝が欲しいのか? っていう突っ込みどころを除けば、宇宙人が出てくるところまでは好きです。記憶違いかもしれないが、吹き替えだと「イースター・ゲイ」の謎はなくなってしまっていたような気がする。他人の頭を覗くとか、頭を乗っ取られるとか、パソコンやインターネット当たり前の時代だとハッカーの暗喩として観られるネタなはずなのに、こんなにスリルがなくて共感も出来ない演出はどういうものだろう。分裂する人格表現はなんだか失笑ものだし、記憶倉庫(パソコンのファイル置き場の暗喩?)とそこに侵入して追っかけてくる宇宙人(ハッカーの追撃の暗喩?)もお粗末で「これギャグ?」と観る姿勢に戸惑う。それに木の実を食べただけで惨事が展開されたのに、ラストはあんなもんで本当に大丈夫なんだろうか。[DVD(吹替)] 5点(2011-07-04 00:10:10) 3. 時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 ほとんど興味もなく、テレビ放送を子供が観てるのを一緒になって観てるうち引き込まれました。告白されそうになると頑に逃げまわって回避し続ける主人公がラストに思いっきり泣く姿にもらい泣きしてしまいました。気が済むまでいくらでもシチュエーションをやりなおしできたのが、残りがなくなってみて初めてそれまでの自分の態度に後悔する。ゲーム世代のリセット感覚みたいなお気楽な人生時間ぽく展開させつつも、非常に質の高いところまで引っ張ってくれたなーと、素直に感心しました。これまで触れてきた数作の「時をかける少女」のなかで最も良質と思った作品です。[地上波(邦画)] 8点(2011-06-06 01:48:26)(良:1票) 4. トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 どのくらい前だったろう「環境ホルモン」とか話題になって、貝をはじめあらゆる生き物がメス化しているとかTVで言ってた記憶があります。今そんな話を全然聞かない。聞かなすぎるのがかえって不気味。遺伝子が「XYY」とか「XXX」となる「超男性」「超女性」の生まれる率も上がってるけど統計上は隠されているとか。そんなことが頭にあったので映画館に観に行ったけれど、赤ん坊が泣いて戦闘が止まるシーン以外、なにも見所がありませんでした。で、実際に赤ん坊が泣いたら戦闘が止むかなー???? 子供が生まれない世の中だと、そんなに大切にするのに、現実の戦場では無惨に子供が殺されてるし、赤子の泣き声で見つかったらみんな殺されてしまうから赤子を我が手で殺してしまうことだってある。そういう現実を思うと「子供がいなくならないと分からないわけ?」と皮肉な気持ちに。『セブン』では「こんな世に子供を作りたくない」みたいな話がありましたが、この映画の世界観こそ、まさにそうではないでしょうか。まず、そこまで赤ん坊が大事だとするなら、戦渦に巻き込まれてしまう状況にあること自体が「その世の中どういうバカぞろい???」と思います。「数が少ないから大事」なのは変だし、「大人だから大事じゃない」のも変だし、どんな極悪人だって最初は赤ん坊です。どう育つかが問題になるし「ケーンジくん、遊びましょう」とか言い出すようになったら結局肩すかしになるんだし。もしゾンビみたいな未来人だったら、それが増えていっても「人類の未来」「人類の希望」になるだろうか。第一人類の未来という視点からすれば、きっと最も撃ち殺しちゃまずいのは赤ん坊よりそれを誕生させるのに成功した親(大人)ですよね。ま、それでも戦闘シーンと赤ん坊は印象に残ってるけど、そこから尻すぼみで結局つまらなかったです。映画代損したなーと思って席を後にしたの覚えてます。[映画館(字幕)] 3点(2011-01-20 02:12:43)(良:1票) 5. ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ロメロのオリジナルがなくて、仕方なくこちらをレンタル。オリジナルは公開当時に映画館で観ている。オリジナルでは宇宙からの怪電波で死者が蘇っているという状況をテレビで説明している冒頭だったと思うが、こちらのリメイクは主人公が報道をことごとく聞き逃すという設定。でもその演出が全然盛り上がらない。少しずつ登場人物が増えていくが、「オリジナルの方がキャラが立ってたな」と感じながら見続ける。が、だんだんリメイクの方が人間の描写が良い感じに思えてきた。「ああ、今回の困ったチャンはこいつか」と思っていたデパートの守衛が、あまりにもお決まりなパターンに収まらなかったのも好印象だった。オリジナルの暴走族侵入がなくなったのも個人的には良かったと思う。映画が終わる頃には「なかなかのリメイクじゃないか」と満足。けれど、ラストの印象はやっぱり断然オリジナルが良いと思う。オリジナルの「そしてどうなるのさ・・・・」という心細さ儚さが、凄く良かったのだが、こちらのリメイクは行く先が決まっており、それに対して「もし○○だったら、どうするのさ?」という普通誰もが思う心配を、あっさりその通りやってくれて、「ほらね」ってだけの台無しなエンディングにしてくれました。島に着くまでをご丁寧に写し出すなら、せめて『キャリー』とか『エイリアン』みたいに一度ホッと解放させといてからビックリさせな。[DVD(吹替)] 6点(2010-08-30 05:28:46)
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