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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ドッグヴィル 《ネタバレ》 ラース・フォン・トリアー監督作品を観るにあたって、登場人物への共感は基本的に得られないし、鑑賞後の後味は悪いということも了承の上で、他の監督作品から得られない「美しさ」や「刺激」を求めることにしている。 残念ながら本作からは、何も得るものが無かった。 人間の愚かさや汚さをこれでもかというぐらい露骨に描いており、そのお陰でおそらく誰もが平等に不快感を感じる事が出来ると思う。しかし、登場人物やナレーションがとにかく説明し過ぎるぐらいに語りまくるので、観る側の想像の余地が無い。そのせいか、強姦シーンや首輪シーンなどで主人公がいかに叩きのめされても、あまり胸に突き刺さるような苦しみは伝わってこない。表面上の痛々しさは表現していても、人間の真に汚い内面のドロドロとした感情は全く描けていないように思えた。 キャストの好演に2点献上。[DVD(字幕)] 2点(2010-08-29 23:29:09)《改行有》 2. DRAGONBALL EVOLUTION この世のあらゆる 「間違い」 がこの映画に凝縮されている!! まず大猿が大きくないことに始まり・・ 鑑賞後、失恋したような気分になります[DVD(字幕)] 0点(2009-12-22 22:29:48)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 3. Dolls ドールズ(2002) 《ネタバレ》 菅野美穂の演技、全体に漂う北野節ともいえる無常感は非常に良かった。 しかし内容に深みを感じられず、感情移入出来なかった。 アイドルの追っかけの話並みの濃密さが、他の2つの話には感じられない。 そして3つの話を微妙にリンクさせる演出は果たして必要だったのだろうか? 映像は確かに美しく、台詞も少なく、じっくり感傷に浸りたいところなのだが、 ストーリーの深みの無さで、単なる美しい映像の長回しで、退屈に感じてしまう箇所が多かったのも残念。こういうテイストの映画は個人的に好みなのだが・・。 [DVD(邦画)] 3点(2009-11-16 07:23:53)《改行有》 4. トラフィック(2000) 麻薬問題の深刻さは十分に伝わってきたが、映画として観ると、登場人物の誰にも感情移入できず、そのまま終わってしまった感じ。俳優陣の演技は良かっただけに、もったいない。リアルさを伝えるためにあえて抑揚を廃した演出になったのだろうが、完全ドキュメント映画ではないのだから、もう少し感情的な部分を入れても良かったのではないかと思う。ちょっと期待ハズレ。[DVD(字幕)] 5点(2009-02-16 07:08:31)
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