みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ドン・キホーテ(1933) 「ラ・マンチャの男」の原点を探るべく、「ドン・キホーテ」を鑑賞。前者がミュージカルだったので、後者は純粋の小説映画化かと思ったら主役は何とシャリアピン、私が子どもの頃蓄音機のレコードで聴いた名歌手だ。映画の中でも本格的な歌を聴かせてくれたのには大変驚いた。映画としては少し物足りないような気もするが、「ラ・マンチャの男」にはない原作の一部分を見られたのが良かった。[DVD(字幕)] 6点(2015-09-01 19:38:24) 2. トップ・ハット 「有頂天時代」で知ったアステアとジンジャー・ロジャースのコンビだけど、それよりずっとおもしろく彼らの代表作と言っていいだろう。人違いだとわかわかってしまえばそれまでと思いつつも、わからないまま進行するストーリーが実に良い。地味な存在だけどホレースの付き人ベイツのウィットあるユーモアもまた良かった。[DVD(字幕)] 8点(2014-06-13 05:27:22) 3. 透明人間(1933) 物足りないと言えばそれまでだが、短くすっきりまとまっている。当時の撮影技術では透明人間を作るなんて大変だったろうと思う。フランケンシュタインと雰囲気が似通っていると思ったら、同じ監督だった。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-03 06:23:50) 4. どん底(1936) 暗くて重い這い上がることができないどん底かと思っていたが、最低の暮らしをしている宿泊者たちは意外と楽観的。這いだそうという気持ちはあっても半ばあきらめ気味、切実さは感じられない。それでも自分の命を絶つ者もいて・・・。ロシア文学とはちょっと違うような気もするが、私はかえってこの方が好き。先の見通しは立たないけど、一応のハッピーエンドだし・・・。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-06 20:19:39) 5. 隣りの八重ちゃん とても仲の良いお隣さん同士だけど、昔はさほどめずらしいものではなかった。だが隣家におじゃまして飯までとなると格別、恵太郎と八重ちゃんも兄妹同然というかそれ以上。割って入るのが高杉早苗の女友達かと思いきや出戻りの姉とは。そうか岡田嘉子と言えば実生活でも波乱に富んだ人生を送ったんだったっけ。このモーションをかける姉と落ち着かない態度の妹の心理描写が実に良い。[DVD(邦画)] 6点(2012-11-25 19:18:15)
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