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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 泥棒成金 サスペンスというよりは、ややコメディータッチの娯楽作という印象の作品。 ケイリー・グラントの外見は何となく007に見えるし、内容はちょっとルパンに似ていて、 とても取っつき易く、映像もきれいなのだが、ストーリー自体はそれほど面白くないです。 グレース・ケリーの美しさを、ずっと鑑賞していた映画だった。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-03 07:40:35)《改行有》 2. 東京物語 今でも通用するようなお話に、思わず苦笑。目のつけどころがとてもいい作品。 この監督さんの作品は、家族という集合体を通して、 ありふれた日常の中のペーソスに焦点を当てているものが多いのだが、 決して人情物というわけではなく、淡々としたストーリーの中に、 人間の悲哀さを描写してくるのがとてもうまい。そこはかとなく飛び出てくるセリフも絶妙。 こちらのほうでは大いに笑わせてくれるので、本作でも肩の力を抜いて鑑賞できた。 杉村春子の娘役はちょっと・・・。お父さんとお母さんは、やっぱりかわいそうだったな。[DVD(邦画)] 7点(2011-09-12 21:23:16)《改行有》 3. 東京暮色 父親の心に芽生えた家族に対する影を描く、かなり暗めの映画。 小津作品とはとても思えない、かなり深刻な設定で、得意のペーソスらしきものはほぼ見られず、 しかもあっけらかんと終わってしまうので、父親のどういう心情を描きたかったのか、 よくわからなかった。どうも小津監督は、辛辣な状況設定というパターンが苦手なようだ。 キャスティングに関しては何の問題もなく、安心して鑑賞できた。[DVD(邦画)] 4点(2011-08-17 06:23:10)《改行有》 4. 東海道四谷怪談 日本の怪談では、たぶん一番知られているお話。 時間が短いので、ストーリーはかなり駆け足ぎみだけど、 単純なお話なのでだらだら見せられるよりは、これぐらいでちょうどいいのかも。 映画は当然脚色されており、その後、実在したお岩さんの真相を聞いて、 ホントにかわいそうな人だったんだなと実感したっけ。 映画自体はそれほど怖くはないが、今観ると、やはりお岩さんに感情移入してしまう。[DVD(邦画)] 4点(2011-07-30 04:11:13)《改行有》
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