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プロフィール |
コメント数 |
41 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://twitter.com/yswgt879 |
年齢 |
53歳 |
自己紹介 |
主に古い洋画や名画が中心となります。 邦画もそこそこですが鑑賞しています。 他、カルトムービー、ホラー映画、B級映画といった マニア作品も好きです。
<好きな映画> スタンリー・キューブリック (2001年宇宙の旅、時計じかけのオレンジ、シャイニング等)、 ブルース・リー作品(燃えよドラゴン)、 チャップリン(街の灯、独裁者等)、 カルトムービー (ピンクフラミンゴ、コヤニスカッツィ、イレーザーヘッド、 ホーリーマウンテン、フリークス等)、 ホラー (悪魔のいけにえ、エクソシスト、オーメン、蠅男の恐怖、 13日の金曜日、バーニング等)、 ミュージカル (サウンド・オブ・ミュージック、ウエストサイド物語、 チキ・チキ・バン・バン、ブルース・ブラザーズ等)、 黒澤明(天国と地獄、椿三十郎、七人の侍、どですかでん等)、 007シリーズ、ブレードランナー、タクシードライバー、エレファントマン、 猿の惑星、ミツバチのささやき、フォレストガンプ、レインマン、ロッキー、 グローイングアップ、フェリーニの道、南極物語、愛のコリーダ、砂の器 他多数 |
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1. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 キューブリック監督SF三部作の最終作とされている作品で、公開当時から思い描いてみた近未来という設定はちょうど現在に当てはまります。いや、本当に現在社会って、確実にこの世界と重なっていますね。勿論、アウトローな世界での話ですが。暴力・強盗・強姦・殺人等々、反社会なシーンが満載で、「うへぇ~」と思うほど気分が悪くなるはずなのに、それにハマってしまう自分がいる。いや、ハマったら不謹慎なのは分かっているんだけどね。主人公アレックスも、やりたい放題に非道の限りを尽くしながらも、ベートーベン鑑賞が趣味(それもかなり深く、同好の趣味の者には寛大だったり)というエラい高尚な一面を持った、非常に特異なキャラクターですね。多数の造語(イン・アウトやヤーブルとか)も、この映画独特の世界観を醸し出しています。デザインセンスも極めて秀逸で、ミルクバーの女体のオブジェ、自室の壁の大股開きの女のポスター、チ○コの形した美術品等、一歩踏み外せば猥せつ扱いされそうなものばかり・・(笑)。そういえば原作ではアレックスがベートーベンを聴きながらオナニーするシーンもあったっけ。映画の作りも革新的で、クラシック音楽を基調にしながら、ウルトラバイオレンスシーンやスローモーションを駆使した同士討ちのシーン、元仲間から報復されるシーンでの独特の効果音等、観る者をトラウマにさせてしまうパワーがあります。強姦シーンで襲われる女の子も妙に巨乳だったりするし。(失礼!)街頭のレコード店やその室内も素敵で、あんなお店があったら行ってみたい。冒頭のミルクバーの女体オブジェやその乳首から麻薬入りミルクが出るシーンはかなりぶっとんでますが(笑)。洗脳させられるシーンは、観ているこちらも吐き気を催しそう・・。強姦シーンに、あの名作ミュージカル『雨に唄えば』が使用され、それが後半のキーポイントとなっているところも凄い!ジーン・ケリーもよくこの曲の使用を認めたものだ・・。オープニングやエンディングの単一色だけで見せる映像、上目遣い、大げさなリアクション等々、この映画が最もキューブリック節が炸裂しており、同監督初体験の方にはオススメかも。但し、好みがはっきりと分かれる映画ですが・・。[DVD(字幕)] 10点(2014-06-22 01:06:48)(良:1票)
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