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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エネミー・ライン 《ネタバレ》 この映画は「戦争映画」でなく「戦争を題材にしたアクション映画」でしょう。アクション映画としては結構おもしろい。冒頭の地対空ミサイル(SA9?)との追いかけっこだけでも何度もくりかえして見たくなる。でも、専門家に聞いたら、地対空ミサイルって1回かわしたらそれっきりなんだそうですが。後半の方でT72の主砲をぶっ放されて周囲の音が聞こえなくなる演出は「プライベート・ライアン」のパクリですね。でもおもしろいからいいや。8点(2003-12-27 04:25:17) 2. X-メン アクション部分だけ見れば、「2」より「1」の方が好き。ミュータントそれぞれに能力と弱点がある。敵役が単なる悪役ではなく、しかも強くて格好良いのもいい。マグニートーは周囲に金属がなければただのおじさんだし、プロフェッサーXはテレパシーが封じられれば車いすの障害者、ストームは屋外に出ないと能力が発揮できず、サイクロップスは専用のサングラスがないとビームをコントロールできない…という風に。敵はその弱点を巧みに突いて攻撃する、が、X-MENも互いの弱点を補完し合いながら闘う…ということで、子供の頃見た「サイボーグ009」とか「レインボーマン」を思い出して楽しかった。キャラの中ではミスティークが一番格好良い。「2」でも大活躍だったし。コミックの原作を大金をかけて映画化できるアメリカ映画の贅沢。比べて、わが日本のはちょっと中途半端なんだな。金のかけ方が。「バビル2世」とか「レインボーマン」とか、30億円ぐらいかけて実写でやんないかな。7点(2004-10-26 17:54:33) 3. X-MEN2 ミュータントそれぞれに武器となる能力と相反する弱点がちゃんとあり、「1」はその組み合わせで闘ったり、力を合わせて弱点を克服したりするのがおもしろかった。「2」はどっちかというと、もうちょっと武闘派のフツーのアクション映画に近づいた感じ。しかし、シリーズ全般に言えるのは何と言っても悪役が格好良くて強いこと。特にミスティークの体術のキレとかスピード感は爽快。ストームも普段はおとなしいけど、キレるとメチャクチャに強い所がいい。逆にウルヴァリンはいかにも強そうなんだけど、いつも結構ボコボコにされて、それでも何とか勝つ所がいいかな。個人的には、ストームに攻撃されながらも果敢にミサイルを撃つF16の女性パイロットも格好良かった。異端なもの、少数者を排除することの罪を(ぼんやりとでも)テーマにすえていることも好感が持てる。7点(2004-03-26 13:01:37)(良:2票) 4. エル・コロナド 秘境の神殿 これはですねえ、アクション映画というより、コメディなんでしょう。例えると、「キューティーブロンド戦場版」というか。国際紛争も世界情勢もな~んにも知らないブロンドのお馬鹿お姉ちゃんが中南米のクーデターに参加してマシンガンぶっ放して、悪者をばかすかやっつけて、だけど結果としてその動機はただ「自分に嘘をついた彼氏をぶん殴りたいから」。ありえね~!ちゅう状況設定を笑う映画なんではないですかね。ちょっと感心したのはウルトラB級の雰囲気の映画だけど、意外にセットだのCGだのがしっかりしていたことかな(ここ最近の「大作」とかいう邦画の戦争映画と比べて)。オスプレイをもうちょっと活躍させてほしかったのと、T72?のシルエットが何だか変だった。ここまでやるなら、主人公のお姉ちゃんにスティンガーとかRPGも撃たせてほしかったな。[DVD(吹替)] 6点(2005-08-28 03:08:12)
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