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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エド・ウッド 自分の愛する物を独自の世界観でパロディ化することが十八番のティム・バートン渾身の作品。彼のようなB級映画を愛する人間は、何も映画を面白いと思って見てるというより「なぜこんなものができてしまったのか」それを作ってしまった人間の人となりやそんなものをこの世に生んでしまうに至った過程を愛してしまうのであろう。エド・ウッドに対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。伝記モノとしてはもう少し実話性を重視してほしかった感はあるけどね。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-21 05:58:32) 2. エイリアン3 パニックアクションの完成形的作品だった前作からは一転、再びSFに。シリーズの中では最もSF臭さがあり破綻が少なく納得して見られる。一連のシリーズの完結編としてかなり良好な作品。せっかく綺麗に収まったというのに、4は無かったことにしたほうがいいのではないか…[DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 05:29:40) 3. エニイ・ギブン・サンデー 数々の実話のエピソードを纏めアメリカのスポーツビジネスをリアルに描いた作品で面白いのだが、カットの組み方で思ったがパスに対するアップの多様が目に付いた。結局この映画の面白さのうちの大部分(スリルなど)はアメフトというスポーツの面白さではないのかと思ってしまった。QBがパスをしWRへ届くまでキャッチできるかそれとも突然インターセプトされるのかというあの緊張感はアメフト中継を見ている感覚と同じである。飛んでいくボールのスローモーションとスポーツに依存するスリルではなくもう少しスピーディーに中継では見れない映画ならではのフィールドに立っているかのような臨場感で攻めてほしかったところだ。その点期待感から減点しているがそれでも十分7点[DVD(字幕)] 7点(2009-07-04 02:34:06) 4. エアフォース・ワン 《ネタバレ》 馬鹿映画。馬鹿だがとことん馬鹿でありながらアメリカの政治体制と米露対立の中にしっかり完結させるのは逆に凄いと思う。いや、あの対立自体これほどだったとでも言わんかのような風刺も効いた良質アクションムービー。リバティ24のコールサインがエアフォース・ワンに変更されたシーンの奥の深さ。素晴らしい[地上波(吹替)] 8点(2006-10-17 00:45:01) 5. L.A.救命士 邦題からはERのような物を想像するがまったく別物。薬物にはまり破滅していく人間を書いたヒューマンドラマ。救命士というのはあえて信頼が前提の職業に主人公をつかせたという皮肉のためのようなもので映画の視点はそこにはない。単に薬物の恐ろしさを訴える映画。ストーリーはしっかりしており堅い評価を受けるのもうなずける。それだけに、こんな邦題にしてしまい、しかもDVDのパッケージの宣伝文句は「ER以上の~」ってのには首をかしげる。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-12 14:59:39)
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