みんなのシネマレビュー |
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1. えびボクサー 「騙されたと思って観てみろ」と言われて、久し振りに騙された。えびが世界チャンピオンになると思ってたのに・・・。「ロッキー」や「レイジング・ブル」並のボクシング映画だと思っていたのに・・・。4点(2004-10-27 22:17:56)(笑:3票) 2. A アレフと名前を変えたオウム真理教のドキュメンタリー。と言うよりも、警察権力やマスメディアの怖さ?を、オウムを通じて描いている。オウム「アレフ)は絶対悪であるという一般認識を振りかざし、人権を侵害し傍若無人に振舞う記者や警察官。信者と口論、もみ合いとなった末、勝手にコケたくせに公務執行妨害で信者を逮捕する警官は、グーで殴ってやりたくなること請け合い。一方、信者達は至って普通の人々だが、やっぱりちょっと原理主義的で「国家、法律」より「教義」が上位にあることが窺える。こっちもやっぱり怖いなあ。「ボウリング・フォー・コロンバイン」ほどエンターテイメント精神に溢れてはいないが、ドキュメンタリーの良作であることは間違いない。 7点(2003-11-23 18:21:34) 3. es[エス](2001) 極限状態における人間の愚かさを描いた作品として「CUBE」にちょっと似てる。モニター室にそんな自由に出入りできるのがおかしいとか、箱の中にドライバーが落ちてるのがおかしいとか、ヒロインの存在意義が「?」とか色々ある映画なんだけど、それでもグイグイ引き込まれます。看守達が狂気に侵されていく過程が不自然でなく、充分に「人間って怖い・・・」と思わせてくれます。あの看守のリーダー格は、元々なんかコンプレックスか何かあって、おかしい人間だったんだろうね。個人的に、終わり方が何となくしっくりこなかったんですが・・・まあ大した問題じゃないです。とにかくここ数年ドイツ映画は元気だ!!9点(2003-09-27 07:46:56) 4. エイトメン・アウト (ネタバレあり)アメリカ野球史に残る大事件を取り上げた、サスペンス的な人間ドラマ。メジャー好きなら誰でも知ってる物語だけど、とても後味が悪いです。八百長疑惑に対する裁判に勝利して大騒ぎする選手達の映像の合間に、メジャーリーグからの永久追放の決定を発表するコミッショナーの映像が入る所が一番哀しかった。ブラック・ソックス事件というとシューレス・ジョーの事ばかりが取り上げられるけど、追放された全員にドラマがあったんだ。7点(2003-01-04 00:24:46) 5. エンドレスサマーII 最高のドキュメンタリー映画。ハプニングに笑い、テクニックに驚嘆し、海の美しさに見入る。サーフィンしてぇー!!9点(2002-10-17 21:04:17) 6. SF サムライ・フィクション スタイリッシュな時代劇。「未熟な若侍を中年の強い侍が手助けする」という図式は「椿三十郎」にも当てはまる、というより、微妙にリメイクといえるくらいの作品。が、全体的に椿三十郎ほどの強烈な印象がないのが残念。こんな所でも痛感する黒澤明の偉大さ。いや、面白かったけどね。7点(2002-10-06 05:39:49)
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