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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エイリアン SFホラー映画の最高傑作! しかもエポックメーキング的な存在で、これ以降のホラー映画に多大な影響を及ぼしたのは言うまでもないでしょう。監督リドリー・スコットの緊迫感溢れる演出は見事の一言で、リアルでスキの無い描写も一級品。脚本家ダン・オバノンの予断を許さぬストーリー展開も申し分ない。誰が生き残るのか、どんな手段でヤツを退治するのか、最後の最後まで画面にクギ付け。まあとにかく、スプラッタ描写以外は褒めちぎりたくなる程の見応え満点な作品というわけです。とどめは何と言っても、芸術家 H・R・ギーガーの手によるエイリアンの造型美でしょう。その画期的でどう猛なデザインは見る者を驚嘆させ、血液は強力な酸という設定も悪夢的イメージを増幅させている。また洞窟内の不気味な描写もいう事なし。監督のR・スコットをはじめ、H・R・ギーガー、ダン・オバノン、そして女優のシガニー・ウィーバーらを世に知らしめた記念すべき作品だった。10点(2003-08-02 23:19:07)(良:2票) 2. エクソシスト 70年代を席巻したオカルト・ホラーの傑作。私は仏教徒なので、今でこそオカルト映画には入り込めませんが、これを見た当時は中学生だったこともあり、本当に不気味で怖い映画でした。ましてや信心深いクリスチャンの多い欧米で、この映画を見た女の子たちが失神しまくったというのも頷けます。母親の死に罪悪を感じる若い神父カラスとそれにつけ入る老練な悪魔、実話に基づいた凄絶なラストなど、ドラマ的な演出も多く安直な仕上がりになってはいなかった。宣伝用のポスターは“信じられない何かが起こる”を予感させ秀逸。あることないことデマが飛び交ったりと、いろんな意味で話題の多い映画でした。8点(2003-05-11 15:37:47) 3. エアポート’75 航空パニックものとしては、なかなかの緊張感で見応えのある映画だった。冒頭のド肝を抜く接触事故を皮切りに、手に汗握る見せ場もしっかり用意されており、最後の最後まで目が離せない。「大空港」以降のシリーズでは、一番おもしろくて記憶に残る作品ではないだろうか。7点(2003-07-19 23:10:20) 4. エマニエル夫人 藤椅子に優雅に、そして大胆に腰掛けたエマニエル夫人のエキゾチックなポスター。そのエマニエル夫人を賛美しているかの様な、甘く切ないメロディー。ストーリーはといえば、エマニエル夫人のセックにいそしむスシーンばかりが記憶に残る。フランスのおしゃれな雰囲気で包んだ、前衛的なロマンポルノだったのか、はたまたエマニエル夫人の南国での幻想に過ぎなかったのか・・・。 う~ん、当時の日本では評価の難しい作品でした。6点(2003-07-05 20:32:56)
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