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プロフィール |
コメント数 |
53 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
昔、佐野元春はこう言った。「いつの日か 誰でも愛の謎が解け 独りきりでは いられなくなる」 それよりさらに昔、藤原敦忠はこう言っている。「逢い見ての 後の心にくらぶれば 昔は物を思わざりけり」 |
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1. エレニの旅
一種独特の演出様式で、言ってみれば彼が一人で考え出した歌舞伎を見せられている様。洗練や熟練とは程遠く、その人間臭さに好感を持った。水面を滑る霊柩筏のシーンには爆笑寸前のおかしみがあったし、エレニエレニと意味無い連呼は、住居と化した劇場(これも無意味!)に絶叫して現れる父親という、有り得ないシチュエーションに結実するなど、いいところもたくさんあった。物語を映像で説明しきれず解説調の台詞を挿入したり、話の誇張が寓意を超えて不自然だったりしたのが残念だ。[映画館(字幕)] 2点(2005-07-18 23:46:47)
2. 永遠の片想い
《ネタバレ》 若くしての死という運命を、二人がすんなり受け入れているように見えませんでしたか? 例えそうであったとしても、人を愛することによって生きたいという気持ちが生じ、葛藤が起きる、本来はそこにドラマがあるんだと思うのですが。「一人の男を愛しつつ死んでいく自分」に酔うという、あり得ない感傷主義に思えました。つまりこの映画は、大きな嘘、ですね。私にとって恋愛は真実なので。
ただ嘘は嘘でも、優しい嘘だなとは思いました。[映画館(字幕)] 5点(2005-05-07 07:57:54)《改行有》
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