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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  えんとつ町のプペル 《ネタバレ》 「外に世界なんてない、ここが世界だ」というセリフに象徴されるように、空はえんとつの黒煙、海は怪物の存在によって塞がれ、人々は文字どおり外への意思や行動を封じられた閉塞感の中で生きていた、そんな世界の話。 この作品の存在はだいぶ前から知ってましたが、あらすじやイラスト程度のもので、きちんと内容に触れたのは今回が初めてです。作品より作者に関するニュースを多く見る中で、正直少しイロモノ扱いしていた面もあり鑑賞に二の足を踏んでいたようなところもあったんですが、そんな先入観で鑑賞から遠ざかっていたことが恥ずかしくなるくらい良い映画でした。 良かったところはたくさんあるのですが、個人的には特に二つ。 一つはダンさん。プペルを人知れず処分するのではないかと思うような強面で固そうな印象の人でしたが、プペルを仕立て屋に連れて行く際に異端審問官たちを避けながら案内するその様子にすでに良い人感が出ていました。悪い人じゃないんだ、これは尊敬される人だということがすぐ伝わりました。出番は少ないですがとても魅力的な人です。 二つ目はこのえんとつ町の世界の成り立ち。他の映画やアニメでよくある、特に理由もなくただただ不思議な世界観とかではなく、きちんとえんとつ町の世界の成り立ちについて説明されていて、それが説得力にあふれ興味深かった。「Lの通貨」の話などは現実でも使えるんじゃないかと思えた。貯めることができない通貨、発想がとても面白い。なぜこの世界は塞がれているのか、なぜ異端人は排除されるのか、全てにきちんと説明がなされ、その視点で見ると異端審問官たちも悪ではないんだと思えてくる点も面白い。子ども向けのようでありながら、とても考えさせられるストーリーだった。 一見すると不自然だったアントニオの激昂も、その時点ではさっぱりわからなかった、「腐る前に使えよ」とダンさんがプペルに渡したL通貨も、全てがちゃんと整理され伝えられ、これで1時間40分程度でおさまってるなんて信じられなかった。 スコップのキャラや各声優の素敵さなど、他にもいろいろ語りたいことはあるのですが、もし私のような理由で鑑賞に気を引けてるような人がいたら、是非一度見てみてほしいと伝えたい映画です。最高でした。[インターネット(邦画)] 10点(2023-01-07 11:19:39)《改行有》

2.  影裏 《ネタバレ》 この日浅っていう人、エヴァンゲリオンの影響でも受けたんですか?中二病のようなものがいちいちうっとうしい。 「光の当たった瞬間しか見れない」 「ヒトの裏っかわを見んだよ」 「屍の上に立ってんだ、おれたち」 …だから何??私は意味深なことを言おうとしてダダ滑ってる変なやつにしか思いませんでしたが。 さらに言うなら、こんな男に魅力を感じて彼と縁を切った父親や兄に会いに行ったり、そこまでしようとする神経も私には全くピンとこない。途中で出てきた女装の友人も、回覧板で苦情言いにくる同じアパートのお婆さんも、それぞれが単発のエピソードではっきり言ってメインの話と繋がりも何もない。 面白くなかった。 いろいろ書いたけどシンプルにそれかな。地震のこととつなげて色々描いてはみたものの、私は日浅と絶縁した父親と全く同意見で、震災で大変なときに大学4年間の学費と生活費を詐取してさらに社会人となってからもおかしな勧誘で詐欺を働くこのような男が津波で死のうがどうなろうが知ったこっちゃない。ちょっと酒に付き合わないだけでボロクソに言われるし。見ていてかなりイラッとする人物。よくそんな男をわざわざ探しに行ったものだ。そういう意味では綾野剛演じるこの主役の男にもイライラした。自分なら大事なプライベートの時間使ってこんなやつ絶対探しに行かないわ。 原作があるんですかね?それがあったとして、この映画はきっと原作の世界観をほとんど表せなかったんだろうなあ。意味不明だもん。時間が足りなかったのか製作が悪かったのか。キャスト頼りの映画でしかありませんでした。[インターネット(邦画)] 1点(2022-12-28 00:16:14)《改行有》

3.  AI崩壊 《ネタバレ》 最近ではよくあるAIに人間が乗っ取られる的なシチュエーションのストーリー。とそんな言い方をするとありふれた話という印象を与えてしまいますが、実際世の中にこれだけITが溢れている社会ならこういう話が増えてくるのも無理ないことだとも思います。 「のぞみ」と呼ばれる医療用AIが国に認可され、その認可を皮切りに社会に爆発的に拡散したそれは医療用AIにとどまらず、そこで得たビッグデータを活用して車の運転やスマート家電などさまざまな分野に食い込んでいきます。また「のぞみ」は医療用AIという立場から、それが収集するビッグデータは、その人の健康状態はいざ知らず、遺伝情報を取得するためにその人の家族構成や家族の病歴などかなりセンシティブな情報ばかりが集まるところも特徴です。さらに保険や金融にも紐づけられているそれは、成立すれば本当に「第4のインフラ」と呼ばれるくらい生活に欠かせないものになるのだろう。成立すれば、ですが。 こんなシステムが現実にあったとして、実際どうなんでしょう。私個人はマイナンバーカードですら持ちたがらない性格でして、色々紐づいて便利、とかポイントもらえます的なこと言われても、誰かに自分のデータを見られたり管理される気持ち悪さの方が勝ってしまって未だにマイナンバー制度反対派です。映画を見ながらも、どちらかというと反対派目線で見ていました。 逆に、これが普及できたというならかなり巧みな導入をしたんだろうなと思いました。それこそいま現実でおこなっているマイナポイントとかそんなエサで人を釣るようなその場しのぎの方法ではなく、本当に必要なことだと世の人にきちんと必要性を理解させたかあるいは導入のハードルを限りなく低くして気軽に登録するようなシステムにしたんだろうなと想像しました。 ちょっと話の本筋からは離れたことですが、現実っぽいSFだからこそより詳細を想像してみることができました。 さてこの『AI崩壊』はというと、上述のようにAI「のぞみ」が社会インフラの一角を担うほど普及した社会。だが、それは都市部などのある程度都市インフラが整っている場所に限っての話で、むしろ田舎の方ではかつてより地域格差が生まれたことにより寂れが進んでいるところも出てきていた。人間についても同様で、AIの普及によりAIに取って代わられる仕事が増えた結果、仕事につけずあぶれる就労世代が増加し、そんな人たちが「AI反対」のシュプレヒコールを上げる、そんな世の中を描いた作品。 ここからは個人的なAI社会に対する考えですが、確かに今現在でも少し前は人間がやっていた仕事が無人機で行うようになって来たなと思うものがあります。例を挙げれば、<高速の料金所><お店のレジや受付><駅の改札><ガソリンスタンドの給油>など。ですが同時に、そんな仕事あるの?と思うような新しい仕事もたくさん生まれています。代表的なものが<Youtuber>、他に<フードデリバリスト>やITの普及に伴う<SEなどの各種IT技術職><ドローンパイロット>など。機械が増えればそれを管理する技術者も比例して増えるはずなので、社会問題になるほど人はあぶれないだろうと思います。 それよりむしろ人が職を失う原因となるのは過剰なまでの「コスト意識」じゃないかと考えます。上記の無くなった職業もその理由の殆どは「人より機械のほうが長く働けて安価だから」という理由がほとんどのはずで。企業も官公庁も効率化・省コストという名目でどんどん雇う人を減らしていく傾向にあります。「人はいらない」と従業員を減らすくせに無給(休?)の研修員やボランティアはどんどん使うという矛盾が起きています。全て「コスト意識」が原因のように見え、AIはその一部でしかないと思われます。 ちょっと映画の話からは外れましたが、そんなことを考えたりしながら鑑賞させていただきました。 よく人は、「他人に何かを求めるからには自分もそれを求められる覚悟はあるか」というようなことを言います。作中の桜庭や副総理のような思想は過激なようにも思えますが、ひたすらに合理化を求め効率化を求めてきた人類が、逆に自らに合理化と効率化を求められ間引きされるとしたら、仕方ないのかなとも思ってしまいました。 AIと人類の関わり、現在とこれからの社会を考察するのに良い材料となりました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-29 14:50:31)《改行有》

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