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1. エイリアン
本作品で秀逸なのがエイリアンそのものだと思っています。卵→孵化したフェイスハガーが被寄生体に幼体を注入→ある程度大きくなった幼体(チェストバスター)が食い破りながら被寄生体外へ→脱皮しながら成体(エイリアン)へ。二十顎を持ち、内側の顎が舌の様に出し入れできるという構造に無理がないように後頭部を異様に大きくしたそうです。それがまた美しいまでにグロテスク!どうやったらこの様な生物を創造できるのであろうか。この後、この手の映画はたくさん出ていますが、エイリアンそのものに打ち勝たない限りこの映画を超えることはないと思っています。9点(2004-03-02 11:06:59)(良:2票)
2. エデンの東(1955)
色々言いたいことがあります。まず、この作品を観る為に苦労した事。近所のどこのレンタルビデオ屋にもなく、DVDを購入しようとしましたがDVD化されておらず、結局別の所に住む知り合いに頼んでレンタルビデオ屋で借りてもらいました(又貸しは良くないことです、スイマセン)。期待度満点で観て良作だと認識しました。多分、古い映画(ジェームズ・ディーンを知らない人もいるのでは)なので借りる人も少なく、数多くの映画が出品される中ひっそりと撤去されているレンタルビデオ屋が多いのでしょう。でも、この映画を撤去してしまうのはチョッと悲しいです。また、これから運良く(?)この映画を観る方々には、旧約聖書『カインとアベル』の話が予備知識としてあった方が良いと思います。できるならば『アダムとイブ』→『その息子のカインとアベル』という流れを知っておいた方が良いかと。『善と悪』もしくは『罪と罰』をテーマとしたこの映画を深く観ることができるかと思います。有名な話ですので知っておいて損はないと思います(自分はユダヤ教徒でも、キリスト教徒でも、イスラム教徒でもありません)。最後に蛇足ですが、監督エリア・カザンは、1950年代のハリウッドに暗い影を落とした『赤狩り』(ロバート・デ・ニーロ主演【真実の瞬間】、ジム・キャリー主演【マジェスティック】で取り上げられている事件)に際して密告を行い、映画界から追放されるような憂き目にあっています。この映画の公開時にエリア・カザンがこの事件に巻き込まれていたのかどうか分かりませんが、因縁めいたものを感じます。10点(2004-02-10 19:33:21)
3. X-MEN2
一作目より面白い。派手だし、テンポが良いので上映時間がそこそこある割には退屈しない。ラストでは気を持たせる場面で終わっているので、『次回作ではどうなるのだ?』と思ってしまう。単純に楽しめました。
7点(2004-01-26 13:16:03)《改行有》
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