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1. エニイ・ギブン・サンデー
はっきり言って、みんな、なにも解ってない。これはアメフト映画
ではない。アメフトが大嫌いな私がこの映画は大好きなんだから、まち
がいない。冒頭にいきなり出てくる、どこぞの作家の名文句を見て、それに気づ
かないといけない。これはスポーツ選手のドラマなんてもんじゃなく、"戦士"の映画。
「何かの為に戦う」のではなくて「戦いの為に戦う」、イカれた男たちのお話である。
腰が砕けようと、廃人になろうと、目ん玉飛び出そうと、試合に出る。
後先は考えない。今にしがみつき、戦いの興奮だけを求める。「己を磨くため」だとか
「ファンに感動を与えたい」なんていうキレイゴトのセリフは、ストーン監督には
必要ない。「戦いたいから戦う。オレにはそれしかないし、それがオレだ。文句があるか。」そんな彼の絶叫が、画面の中から私の耳に確かに届いたのだ。8点(2004-02-13 10:24:13)(良:1票) 《改行有》
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