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1. 映画 ひみつのアッコちゃん(2012)
《ネタバレ》 いいんじゃないんですか? いいかげんでご都合主義、深みのかけらもないシナリオ、演出だけど。赤塚漫画の実写版映画化だから怒らない、怒らない。ただ、テレ朝だったらもうちょっとディテール詰めたはずだと思う。ドラやクレしんの映画版のようにきっちりとはできなかったにしても、実写版戦国大合戦レベルくらいには。綾瀬はるか、もたいまさこという日テレ御用達俳優出演だからしかたないんだけどね。タイムスリップものとして、あのエンディングならOKでしょう。ま、大杉漣、谷原章介、吹石一恵、鹿賀丈史が小学生の女の子になって演技するの観るだけでも一見の価値ありです。綾瀬はるかが小学校高学年女子の喋りをすると「見事にはまる」のも見物だね。ところで、最高に残念だったのは、シッポナをCGで完璧に創ったのに(できれば少将を跨がらせた)ドラを登場させなかったこと(怒)そうそう、元アニメのオープニング曲、エンディング曲をアレンジした劇伴は見事でしたね。[映画館(邦画)] 7点(2012-09-06 16:56:10)(良:2票)
2. エリザベス:ゴールデン・エイジ
《ネタバレ》 ケイト・ブランシェットの演技は文句なく素晴らしく、前作のオドオドした感じと対比させるためか威風堂々。なんかシナリオを細かく読みたいほど彼女の発する台詞の言い回しがよかった。いきなり飛び出すドイツ語、スペイン語もすごい。カツラを外したとき素の自分に戻るとこにもうっとり。地上兵士の前で檄を飛ばすとこでは不覚にも涙が出てしまいました。中学生のころ「1000日のアン」という作品に学校から強制的に連れて行かれて以来、ヘンリー8世、アラゴンのカザリン、アン・ブーリン、メアリー、エリザベスを取り巻く数々のエピソードが好きで、世界史も真剣に勉強してたのであくまで個人的点数です。ヘンリー8世の離婚を可能にするために、カトリックと決別し英国国教会が作られたってことが今作にも充分に織り込まれ台詞の端々に登場しますが、ここらへんの知識が十分にないと話よく見えないかも。この絶対主義的ごり押しな宗教改革の結果、イングランドで迫害された原理主義な新教徒=ピューリタンがアメリカ大陸に渡るという歴史の流れが、現在の世界を形作っているという今に繋がるという現実なんですけど、みんなあまり関心ないかな? 娯楽作品としては、下のかたも指摘されてますけど地上軍のエキストラが少ない、海戦シーンがあっけなく終わるなど宮廷内にくらべて比重が小さいですから、ちょっと肩すかしに終わるかも知れない。ジェフリー・ラッシュのウォルシンガムはそのまま引っぱったのに、メアリー役が替わってたのがちょっと残念でした。サマンサ・モートンの演技はよかったですけどね。そうそう、処刑シーン、斧をぐるぐる振り回して遠心力付けてから行くものと思ってただけにビックリ。[映画館(字幕)] 9点(2008-02-21 18:03:28)
3. 80デイズ
《ネタバレ》 劇場公開のとき、私の住んでいる地域では吹替しか公開されなかったのでDVD化を待っておりました。旧作と比べたらかわいそう、アカデミー賞取るわ、テーマ音楽は完全定番化してしまうわで「雲の上」の存在ですから。ギャグ、アクションのテンポもよく、ちょっと中だるみするところもありますが、なかなか軽快に話が進んでいったと思います。カンフーエピソードは詳しくないので、他のかたのコメント読んでください。すごくよくできてると思ったのは、各国、各地域を表すロゴがちゃんとマッチするフォントで作られてるとこですね。珍道中ものや「グレート・レース」「スパイ・ライク・アス」「お熱いのがお好き」が好きなかたなら楽しめる作品だと思います。あ、この映画おもしろいと思ったかた、上記の作品はおすすめです。残念だったのは追いかけ回してるフィックス警部補の最後のシーンが鼻頭をぶつけるで終わらなかったところ、こういうお約束はきちんと守らないとね。最後に、日付変更線という原作、旧作で最も重要なネタ、どうするんだろうと思ってたらヴィクトリア女王使うとは。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-15 15:46:00)(良:1票)
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