みんなのシネマレビュー |
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1. 映画 おそ松さん 《ネタバレ》 私は元々アニメ「おそ松さん」のファン且つ2.5次元舞台も楽しんでいたので、正直言いますと実写映画はスルーしていました。 ジャニーズのグループ「Snow man」を主役に起用したアイドル映画という認識でしたし、イメージが舞台版の役者さんでインプットされていましたので。たまたま暇だったのでAmazonプライム無料ということで見てみました。 ストーリーは想像していたよりもしっかりとおそ松さんワールド。むしろSnowMan目当てで見に来た女子の方は大丈夫なんだろうかと心配になるくらい六つ子はクズで、榎木孝明さんと南果歩さんは仕事選ぼうよとか、光石研さんまたこんな役どころを…とか、いろいろ考えているうちにおそ松さんらしい展開になり、おそ松さんらしいラストに。なんとなく、アニメ2期の1話っぽいなと思いながら見ていました。「終わらせ屋」の存在も面白かった。ああ、確かにこんな終わらせ方するドラマや映画あるよね、と(笑)。惜しむらくは、イヤミとチビ太が終始ツッコミ役に徹していた事くらい。あとはこの話、アニメで見たかったなぁ、と。キャラ紹介とEDにアニメキャラが出てきた時はオタク的にちょっと「おおっ」となりました(笑)。とりあえず、トト子ちゃん可愛いよトト子ちゃん。[インターネット(邦画)] 8点(2023-06-29 03:43:17)《改行有》 2. えいがのおそ松さん 《ネタバレ》 テレビアニメ「おそ松さん」ファン向けの映画です。各キャラクターの性格や設定の前提ありきなので映画単体として全てを楽しむのは少し難しいですが(作品中でも説明なくいきなり本編に入りますので)、ストーリー自体は切ない青春モノ。「おそ松さん」ファンには名エピソード「十四松の恋」っぽいと言えばわかりやすいかも。その分、ギャグは抑え気味です。将来の希望をもったり逆に未来が見えず行き詰ったりする思春期と、開き直って何もかも放り投げた成人ニートの対比がまたなんとも言えないですが、ファンは是非見るべき映画だと思います。[インターネット(邦画)] 7点(2019-11-15 01:07:46) 3. 映画刀剣乱舞 継承 《ネタバレ》 私はゲームも舞台も知らない上刀にも詳しくないので、「和風ファンタジー」として見た感想を。(初めにいっておくと、私は脚本の小林靖子さんファンです)まず、知らない人のために若干説明があるので設定はある程度わかります。ここで私は「名刀の妖精さんが未来の世界でタイムパトロールしてる」と解釈。舞台は、日本の小中学校に通っていれば知らない人はまずいないだろう「本能寺の変」。敵の目的は信長の生存。刀剣男子達の目的は歴史の死守。一見歴史は守られたに思えたが、信長は生きていた!さあどうする刀剣男子!…ときて、なるほどこうくるかそしてこっちの歴史的事実を使ってこうアレンジするのか…!となりました。とりあえず小林靖子さん脚本は「無駄・冗長なシーンがない」「主人公に過酷な運命を背負わせるがカタルシスのある終わり方」「伏線をしっかり回収する」「辻褄があわないなんて事は一切ない」ので安心。7点なのは私が元ネタを知らないが故に理解が追いつかない点があったためで、ゲームの内容や名刀の由縁について知っていれば10点であったと思います。「あの人が持っていた刀だからあの刀剣男子はこんな反応したのか」ってな具合にわかるはずです。[インターネット(邦画)] 7点(2019-09-21 03:08:59) 4. HK/変態仮面 《ネタバレ》 Amazonのストリーム配信で視聴しました。原作はリアルタイム世代でありながら未読(当時思春期だった私はタイトルと扉絵だけで読めませんでした)ですが、充分楽しめました。主役の「変態仮面」が、初登場時のポージングで笑えるのにどんどんかっこよく見えてくる不思議。そして狙ったかのようなカメラワーク。できれば映画館で、隣席の人たちとの間に流れる微妙な空気を感じながら見たかったです。「漫画の実写化」という本来ならハードルが高い分野でありながら、主人公のビジュアルの完成度の高さとシュールな変態表現でよくできた作品だと思いました。できれば刺客たちとのバトルも見たかったんですが、省略するのもネタのうちでしょうから野暮なことはこれ以上言わないようにします。[インターネット(字幕)] 8点(2014-06-20 22:57:21)(良:1票) 5. L change the WorLd 《ネタバレ》 原作は未読。デスノートのストーリーやキャラクターについては、ネットでのパロディネタや映画の前後編で得た程度の情報しかありません。が、この映画がスピンオフというにはおこがましい位の駄作であることは明らか。アニメやマンガでは、連載終了後や放映終了後に読みきり作品やOVAとしてファン向けに1編作るのはよくあることですが、少なくともこの作品はストーリーの根幹となる部分が「わざわざデスノートのキャラクターを持ってこなくても良かった話」になってる時点でまずおかしいな、と。ストーリーの空気を読んだ感染力を発揮する細菌兵器やそれを利用しようとする過激派環境保護団体(笑)等など同人作品だったとしても売れるレベルじゃない稚拙で行き当たりばったり設定のてんこ盛り。原作人気・キャラ人気を当て込んで企画を通したのでしょうけれど、こんな作品を作らなきゃいけなくなったスタッフ・キャストの方に同情せざるを得ません。[地上波(邦画)] 0点(2009-01-17 23:55:15) 6. エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 昔夢の中にフレディが出てきまして、多分雑誌か何かでちらっと見て印象に残っていたからでしょうけれど、どうにも気になってビデオを見たら…夢の中で人を殺す殺人鬼だったとは。爪で器用にリンゴを剥くなど芸達者(?)なモンスターをロバート・イングランドが怪演。お陰でこの愛すべきモンスターはどんどん名物キャラ化し、全7作+ジェイソンとの対決まで作られてしまうわけですが、「睡眠という絶対に逃げられない恐怖に追い詰められる」というテーマに初めて目をつけたアイデアは秀逸。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-03 05:17:08)
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