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プロフィール |
コメント数 |
730 |
性別 |
男性 |
年齢 |
34歳 |
自己紹介 |
初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑 |
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1. L.A.コンフィデンシャル
何と言っても素晴らしいのはこの画の作りこみだろう。リタ・ヘイワースが出てくるようだから恐らく40~50年代だろうが、かなり丁寧に作られていて、時代に浸ることができた。そしてストーリーの有機的な絡まりは心地よささえ感じる。「ロロ・トマシ」の使い方も一級品。キャラクターの個性は素晴らしく、それぞれいい演技をしている。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-03 12:05:37)
2. エイリアン3
《ネタバレ》 この映画の背景を抜きにした評価です。何の新鮮味もないストーリーと演出。犬型といってもその特徴が存分に活かされたようには思えません。なぜなら最後の追いかけっこのシーンも何が何だかわからないし、囚人の個性も何もない。新たな要素が一つも加わっていないし、これまでの要素が洗練されているわけでもない。リプリーが自決する勇気もないと言っていたのにあんな自殺をする過程も分からないし、殺される囚人とそうでない囚人が居る理由や、宗教者があれほどの殉死(?)を選ぶほどの信仰を持っていることも良く分からない。まぁ要は駄作。フィンチャーの才能を考慮すれば、つまり期待度を考えるともっと低くつけてもいいけど、色々あったようなのでそれはやめておこう。[DVD(字幕)] 3点(2011-02-05 11:44:52)
3. A
善悪のゲシュタルト崩壊。自分と違うものを排除しようとする社会の異常さがひたすら際立ちました。そんな中で、一瞬しか出てきませんでしたが、オウム真理教による被害者の会の人が一番まともにオウムに接していたと思います。
オウムから離れられないというよりは、今の社会に戻りたくない。という荒木氏の言葉にはハッとさせられました。彼らを作りだしたのは社会です。
それにしても警察ってコントみたいなこと平気でやるんですね。そのコントが現実にまかり通っちゃうから怖い。平然とした顔で「公務執行妨害だな」って言った時の鳥肌は、どのホラー映画を観た時よりも凄まじかったです。
物事を決して一面のみで判断しないことの大切さを教わりました。[DVD(字幕)] 8点(2009-07-22 19:03:00)(良:2票) 《改行有》
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