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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 “今度は戦争だ!”のキャッチフレーズの通り、前作とは全く違うテイスト仕上げたジェームズ・キャメロン監督の手腕はお見事。 アクション映画でありながら、根底には母性愛が描かれていると思う。 50年以上宇宙を彷徨い帰還した際、亡くなった自分より老けた娘の写真を見て涙したのに始まり、終盤にクイーンと対峙するシーンの間が何とも言えぬゾクゾク鳥肌モノで、母親の子を守るという女の本能を見ました。 思えばキャメロン監督は、逞しい女が好き・・・というか描くのが上手だと思う。 今作のリプリー、ターミネーターのサラ、タイタニックのヒロインですら(レオ様を助ける為とは言え)斧持って現れる時然り・・・ まぁ~一作目の衝撃は薄れたけど、この映画単体でも良く出来た面白い映画だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 02:35:38)《改行有》 2. エクスタミネーター 《ネタバレ》 ベトナムから一転、平和かと思えたニューヨークも何ら変わらないじゃないか・・・という主人公の怒り爆発。 展開が乱雑だけど、一復讐劇と思えば意外とのめり込んで観てしまう。 結構エグいシーンがいっぱいある中、何気なく刑事が電気スタンドでソーセージを焼いて(温めて?)ホットドックを作るシーンがあるんだけど、あんなん出来るのかな?ハテハテ・・・ ミンチ攻撃した後だったんで、美味そうには思えなかったんだけど。 という訳で、私は洋風現代版・必殺仕事人として鑑賞しました。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-05-05 01:54:12)《改行有》 3. エレファント・マン 《ネタバレ》 一瞬でも、どんな容姿なんだろうと興味本位で見てしまった自分がいるだけに、只々『僕は人間だ』というジョン・メリックの言葉が突き刺さります。 おめかししてトリ―ヴス博士の家に招かれ、奥様との会話中『美しい女性に優しくされたの初めてなんで』と嗚咽するジョン・メリック・・・ この場面だけで如何に今まで虐げられてきたのかと、彼の純粋さがわかる。 この映画は、何度も観れる映画ではないかも知れませんが、多くの人に観てもらいたい・・・そんな映画です。[インターネット(字幕)] 9点(2012-03-23 15:26:22)《改行有》 4. エンゼル・ハート 《ネタバレ》 全編を通して陰影のある映像美が素晴らしい。 宗教観がないので、よく解らない部分もあるけど悪魔に魂を売ってしまったら、どんな手段をとっても逃げられないってこと?なんですかね。 その道の教徒の人からしたら、もっと衝撃的な内容に感じるのでしょうか・・・。 まっ、出番は少ないがロバート・デ・ニーロの存在感は流石に凄いし、調子に乗った“猫パンチ”のあまり良い印象がなかったミッキー・ロークも、この映画に関しては素晴らしく見応えがありました。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-03-21 13:45:13)《改行有》 5. エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 かぎ爪でガラスを引っ掻いて不快な音を立てたり・・・バスタブの湯に浸かっているヒロインの股間からかぎ爪を出す変態っぽさ・・・ヒロインの仕掛けた罠にいとも簡単に引っかかってくれるお茶目さ・・・ホラーのキャラなのに、おバカなイタズラっ子がそのまま大きくなったようなフレディ、愛すべきキャラです。 現実なら結構五分で闘えそうなのに、眠ってしまった夢の中に出現するという設定が絶妙。 設定とキャラがお見事な映画。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-12 05:36:41)《改行有》
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