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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エッチの国のアリス 果たしてファンタジーと言っていいものか、一応ミュージカル仕立てで、無駄に音楽がいいのが笑えるおバカ映画。 エッチをしながら突然歌い出したときは、さすがに苦笑するしかなかったが、ヒロインの女の子がけっこう可愛くて、もっとハードな絡みはないのかと、ラストまで鑑賞してしまった自分が情けなかった。 ちなみにこのヒロイン、「バトルクリーク・ブロー('80)」でジャッキーの恋人役を演じていたらしく、本作を先に観ていれば、「バトル~」もまた違う楽しみ方ができたのにと、ちょっと残念だった。 映画ファンなら、話のネタぐらいにはなるかも……。[ビデオ(字幕)] 2点(2013-05-09 02:23:59)《改行有》 2. 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者 ミステリーというか、タイトルどおり、人間の持つ猟奇性を追及した内容に。 もともと原作自体が下世話な内容なので、絡みのシーンもふんだんに織り込まれており、 もう退廃的な匂いがぷんぷんと漂ってます。ヒロインの宮下順子は、この役柄には合わない。 乱歩のおどろおどろしさは伝わってくるし、「人間椅子」のエピソードも出てくるけど、 総体的に面白さはまったく感じなかったかな。[DVD(邦画)] 1点(2012-08-03 12:48:53)《改行有》 3. エクソシスト 公開当時に一大旋風を巻き起こしたオカルト映画。 お話は至って単純、ドラマ的には取り立てて面白い展開があるというわけではない。 あくまでショッキングなシーンを観て楽しむ、という作品なのだが、 CG技術が発達し、エグイ映画に慣れてしまった若い人達からすれば、あまり怖くないかも。 最近再鑑賞したときはショッキングなシーンよりも、 悪魔に取り憑かれた初期の少女の変化を観ているほうが断然面白かった。 あくまでレトロ感覚を楽しむような気持ちで観れば・・・。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-10 23:23:39)《改行有》 4. エアポート’77/バミューダからの脱出 航空パニックものだが、他のシリーズとはちょっと変わった設定の映画。 狙い所の面白い作品だとは思うけど、人間描写が浅く、ドラマとしての厚みがないのが残念。 オーナー所有の自家用ジェットということで、せっかく乗客数も限られているのに、 その設定があまり生かされていない。キャスティングに関しては、 往年の名スターたちが何人か出演していて懐かしさは覚えるけど、正直華はないかな。 それでも、そこそこ楽しめるパニック映画には仕上がってます。[DVD(字幕)] 4点(2011-09-11 05:35:01)《改行有》 5. エクソシスト2 正当な続編で、前作の設定をかなり引っ張っており、 「あ、そっちのほうにいっちゃった!」というのが、一番率直な感想。 これはこれで構わないとは思うんだけど、はっきり言って面白くないんだよね。 特に日本人は悪魔関連の突っ込んだ内容だと、ちょっとピンとこない部分があるのかも。 そっち関係に興味のある人は、楽しめるのかもしれないね。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-29 01:47:12)《改行有》 6. 江戸川乱歩の陰獣 官能サスペンスならぬ耽美ミステリー。 耽美だったかと言われると微妙。ミステリーはと問われると、これまた微妙。 内容はつまらなくはないんだけど、どちらも中途半端だったという印象は否めない。 主役二人の演技も魅力を感じないし、雰囲気がテレビのサスペンス劇場といった感じで、 特にラストはがっかり。これは小説で読んだほうが楽しめる内容の作品かもしれないね。 そういえば、官能サスペンスもほとんどが外れだもんなぁ。[DVD(邦画)] 2点(2011-08-22 08:28:42)《改行有》 7. エアポート’75 「大地震」の余った製作費で作られたんだっけ? ストーリーや設定は決して悪くはなく、多少のハラハラ感も感じさせてくれる。 ただし映像や演出はやっぱり良くない。74年という時代を考えれば、 チープさを感じてしまうのも致し方はないのだが、「大地震」もえらくチープな作りだった。 最初から二本作るつもりだったんじゃないのか?[地上波(吹替)] 4点(2011-08-18 09:35:24)《改行有》 8. エマニエル夫人 公開当時は随分と話題になっていて、一応女性向けのソフトコアなんて言われていた。 モデル上がりのヒロインは背が高くてスマート。日本の男は魅力を感じないタイプだろうが、 これが色気ムンムンのグラマータイプだったら、逆に女性は敬遠したのではないかと。 本来ならどろどろとしたシーンを、きれいな映像とアンニュイな音楽でカバーしているが、 要は有閑マダムのセックス遊びを淡々と描いているだけ。 性の哲学とやらも、単なるこじつけとしか思えない。美しい映画なら他にいくらでもあるし、 エロティックなシーンを観たいだけならハードコアがある。 普通の人が鑑賞しても、たぶん消化不良の感しか残らない映画だと思う。[地上波(吹替)] 2点(2011-08-15 11:09:08)《改行有》 9. エイリアン エイリアンのデザイン、重厚なセット、 閉塞された空間で巻き起こる恐怖、そして貨物船に隠された秘密。 それらがうまく絡み合い、凄まじい迫力と緊張感で鑑賞者を惹きつけてくれる。 ギーガーは人間が一番恐怖を抱く造形をイメージして、エイリアンをデザインしたと聞いたけど、 唯一不満だったのは、コミカルな動きを見せるシーンが数カットあったところかな。 最近ディレクターズカット版を見て、また楽しませてもらった。 30年以上経っても、まったく色褪せないSFサスペンス。[映画館(字幕)] 10点(2011-08-15 07:19:51)(良:1票) 《改行有》 10. エスパイ 小松左京原作のSF映画。 お話自体のスケールが非常に大きく、当時の日本の映画技術ではやはりかなり苦しい。 これだけギャップが大きいと、逆に笑えてしまうから不思議だ。 まあこの手の映画で細かいことを言っても意味がないので、後は見所を探すということになる。 こんな映画があったのかとびっくりするのも良し。チープな作りを楽しむのも良し。 出演者たちの若き姿を見るのもそれなりに面白い。 ちなみに私の見所は、由美かおるのセクシーシーンでした。[地上波(邦画)] 2点(2011-08-02 19:28:58)《改行有》
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