|
1. エイリアン:ロムルス
《ネタバレ》 期待以上に面白かった、怖かったです。この監督、次から次へと観る者を「絶望に叩き落とす」見せ方は見事だと思う。もうちょっと登場人物を掘り下げられると、より鬱感が増して良かったかな。真面目に一作目をトレースする感じは、スターウォーズのエピソード7を思い出しました。
だがしか~し!もしこの作品が「エイリアン2」として二作目に公開されたとしたら、「え?」となってしまうのだろうな。スコット監督がベタ褒めしたらしいけど、そりゃ自分の作品をここまでパクら…、いやオマージュされたら、誰だって褒めるでしょうよ。
22世紀だというのに、レトロな機器の感じとか、廃工場みたいな宇宙船とか、違和感ありまくりなんだけど、退廃した未来というか、キャメロン監督の方じゃないパラレルワールド的なものを考えさせられたりして、改めてSF映画の世界観の広がりまで感じたので、そこは面白いな、と思いましたよ。[映画館(字幕)] 5点(2024-09-23 17:00:37)《改行有》
2. エターナルズ
《ネタバレ》 私、ワケあって、アベンジャーズはインフィニティ・ウォー以降観てなくて、MCUも所々しか観ていないので、皆さんと評価の基準が違うことを前置いた上で・・・、期待以上に面白かった。
まず、それぞれのキャラ設定が良い。人間を愛する者、憧れる者、一度は見限るが希望を見出す者、見下して支配しようとする者、溶け込む者、距離を置く者、無関心な者。それ故に、マーベルお約束のガチ仲間割れも理に叶う。人間に対する信条の違いから来る、神々の争いみたいで、自分が好きなゲーム「女神転生」に通ずる世界観を感じた。
個人的にドレイグの性格と能力が一番好きで、この人がある意味一番人間を愛しているんだろうな、と思った。
話の展開も巧みで、過去のエピソードが絶妙に挿入され、特に人類の愚かさの極みを、原爆で表現していたのが良かった。よしよし、みんなで力を合わせて立ち向かおう、と思ったところに主役級の裏切り、見事にやられましたよ。
欲を言うと、それぞれの能力が、こういう使い方も出来ちゃうよ、戦えちゃうよ、といった捻りもあると楽しかった。あとディヴィアンツのボスの最期が呆気なさ過ぎて、せっかくあそこまで進化したのだから、もっと強くなって欲しかったなぁ。
主役のジェンマ・チャン、初めはヒロインとして微妙な印象だったが、どんどん魅力を増していった。今後の活躍に期待。
2時間半以上の上映時間も苦にならない、久々に映画館で観られて良かったと思うマーベル作品だった。[映画館(吹替)] 8点(2022-02-20 15:11:43)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 6 | 19.35% |
|
5 | 5 | 16.13% |
|
6 | 7 | 22.58% |
|
7 | 2 | 6.45% |
|
8 | 6 | 19.35% |
|
9 | 3 | 9.68% |
|
10 | 2 | 6.45% |
|
|
|