みんなのシネマレビュー |
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1. 長い散歩 王子製紙の煙突から昇る煙、庄内川の堤防、ロケ地私の町なんで、ロケ隊を見かけた時から期待たっむり、また主人公・安田松太郎の若い頃の姿というのがまるで私の父を見ているようで思い入れたっぷりで鑑賞。天使の羽根を付けた子供とおじさんのロードムービー、「菊次郎の夏」もそうでしたか。それより以上にキズを抱えた幼女と老人、2人の人間のキズを癒してゆくものはお互いを必要とする人間の信頼関係。子供の虐待や殺害、子供の自殺、こんなニュースが毎日流れているのが日常の昨今、身近な地域の子供くらい救ってあげたくても、必要以上に関わることはおかしな疑いの目を向けられ、必要以上に他人に関わることを避けてしまう現実。自分の町だけは健全な社会であって欲しいと思うが、このエゴが矛盾だらけの社会を生み出したのでしょうか。[映画館(邦画)] 9点(2007-01-21 11:40:38) 2. 涙そうそう いまさら”みゆき”もないよ。にーにーが死ぬことありきのしょぼい物語、なんか安っぽい映画でした。長澤まさみに免じて1点。[映画館(字幕)] 1点(2006-11-14 12:23:50) 3. NANA 《ネタバレ》 所詮少女マンガだな、女の子目線で女の子の強かさや厭らしさと願望が詰め込まれた映画だ。男の子の気持ちがおざなりで全然見えない・・・ってゴチャゴチャ言ってたら「違うんだって!一遍原作読んで見なさい!」と隣で見ていたNANA信者の女性に叱られ、いま彼女は原作を取りに自宅へ帰りました。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-23 22:59:10) 4. NOTHING ナッシング 《ネタバレ》 CUBE同様の不条理な宇宙観をシリアスなサスペンスではなく、コミカルにまるで落語のような感じで楽しませてくれた。人と交われば何かトラブルが起こる現代社会を何も無ければいいんだというセンスは嫌いじゃないが少々引き延ばしすぎなのとオチがもう一つなのが残念。[DVD(字幕)] 6点(2006-02-02 22:05:22) 5. 流れる 成瀬監督の映画を始めて観ました。第一印象は鎌倉のハイソな小津とは違う下町の小津といった雰囲気、整然と整った道は丸の内のビルではなく横丁の路地、カラッとした上品なセリフ回しでなくどこか湿り気を感じることばなのは芸者のせいでしょうか。小津調を感じながらも全然質感が違って感じるのが成瀬調なんでしょうか。芸者置屋における女模様、様々な思惑が入り乱れバラバラになるかと思いきやかろうじて体を成す女一家。ラストの山田五十鈴と杉村春子の大先生2人の三味線セッション、魅入ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-31 00:06:55) 6. 波の盆<TVM> 実相寺監督に倉本總の芸術祭大賞受賞の反戦ドラマ。国籍は日本のハワイ移民の一世世代、米国籍の二世世代、彼ら否応無く巻き込まれた太平洋戦争により祖国とは何かを考えさせられる。実相寺監督らしい逆光を多用した映像に、夕陽にたたずみ人生の終末を感じさせる笠さんの枯れた味わいがいい味出てます。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-22 17:32:59) 7. ナコイカッツィ 何を隠そうこの映画、劇場で開始早々からオチまくり!DVDを借りて再見もオチまくり!いや~私にはこの映画は難しすぎて何のことやら・・・眠れない日ならばヨーヨーマが心地よく、眠れることは確かだ。戦争や暴力が氾濫し、すべてがグローバルにデジタル情報化された社会というのはリアルな感情を味わう事に欠け、今生きているこの世界までもがマトリックスのごとき01の世界のように思えるってことくらいでしょうか。3点(2004-11-20 16:27:09) 8. ナースのお仕事 ザ・ムービー なんでワザワザ映画にするのかな?でもドラマスペシャルでは見ないし、ビデオでも借りないが、ザ・ムービーのTV放映だから観てしまった訳だから意味があったのかな。2点(2004-10-17 14:44:00) 9. 長靴をはいた猫(1969) 小学生の頃、担任が休んだ日に替わりに授業に来てくれた先生(たぶん教務主任か何かの先生)がよく朗読で「長靴をはいた猫」を話してくれたんですが、先生すごく話しが上手くって面白くって、途中でチャイムが鳴るから続きが聞きたくって、担任の先生休みだと子供たち大喜びでした。先生の話と同様、本作も大好きな映画で夏休みなどにTV放映されるといつも観ていました。先生のレパートリー「イソップ童話」「ジャックと豆の木」等など沢山ありました。8点(2004-09-26 23:29:01) 10. なごり雪 おかしなセリフ回し、芝居がかった演技、何がしたかったのか疑問を感じるばかりで物語には遂に入り込めないまま終わってしまった。1点(2004-09-26 16:53:00)(良:1票) 11. 南京1937 皆さん仰るとおりでっち上げのありもしない事実なんだけど、映画はフィクションだと言われればそれまでか。0点(2004-05-09 21:05:26) 12. 長屋紳士録 後年の小津監督の映画はハイソな家庭が多いが、この映画は長屋の庶民がよく描かれている。子供がついて来たんで拾ってきたという今では信じられないようなことが、戦後間もない頃は当たり前で、上野の山に戦争孤児が溢れかえっている。当時はこういった子供が食うために犯罪を犯す事も多いんで、少年犯罪が最も多かった時期でもある。警察もまともに取り合ってくれないからか、自分たちの問題として解決しようという長屋の人々、世知辛い世の中と言いながらとても暖かい人々上手くが描かれている。8点(2004-05-09 13:40:11) 13. ナイン・ソウルズ 脱獄囚たちの擬似家族ロードムービー?面白みが無いまま終わってしまった。1点(2004-04-22 00:06:40) 14. 泪橋 鈴ヶ森刑場近くの泪橋、俗世の未練、しがらみを断ち渡っていく。その泪橋に集まる人々の、誰にも明かせない様々な思いが絡み合い物語を作ってゆく。6点(2004-01-16 00:34:46) 15. 長くつ下のピッピ 私の幼少時代に観た最も古い大好きな映画、正直あんまり覚えていないがソバカス顔のピッピの冒険活劇でした。7点(2003-11-18 15:54:30) 16. 夏の庭 The Friends 私の年代ですと田舎だし、遊びでよその家の庭勝手に入り込んだりして恐いジジイに何度も怒られた経験があるんですよねェ。その点三国ジジイは人柄が最初から良すぎるんですよ。三船みたいな眉間にいつもシワよせて、神戸であるならばもっとドギツイ関西弁で登場してくれないとメリハリが無いんですよ。アレでは子供好きのジイさんにしかみえない。でもおばあさんの「お帰りなさいませ。」この一言、これだけで充分日本人の悲しい歴史が伝わり、泣かされてしまう。7点(2003-11-16 10:49:36) 17. ナインハーフ 若い頃観たんでぶっちゃけエロ目的で観てしまった。随分と大人の映画でした。今見たら随分印象も違うだろうからそのうち観てみたい。5点(2003-11-16 10:48:16) 18. ナイト・オン・ザ・プラネット 地球の上では今もこんな会話が繰り広げられているんでしょう。タクシーの数だけドラマがあるということでしょうか。金は必要だが重要じゃないってのがいいですね。5点(2003-11-16 10:47:38) 19. 波の数だけ抱きしめて ホイチョイのパワーダウンなのか、自分が大人になったのか。この映画は前2作に比べノレなかったです。3点(2003-10-30 11:10:47) 20. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス バートンワールド全開でダークさとかわいらしさの匙加減が絶妙です。骸骨でありながら表情が実にゆたかで人間らしい二面性がありすばらしい役者さんたちでした。9点(2003-10-18 23:37:15)
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