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1. 渚にて
古典映画で、そのようなものとして見れば面白いです。核戦争後の世界を描いたものですが、特殊効果による映像は一切なく、のんびりしたものです。しかし俳優の演技でそれなりに説得力のある世界を描いています。今日の我々にはもの足りませんが、1950年代末の雰囲気を知るにはよい映画でしょう。俳優も演技力のある人が多く出ていますし。7点(2004-09-27 10:05:53)
2. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
好きな映画ではないけれど、70年代以降の映画文化の原点の一つ。その意味では、誰も越えることのできない同年作の『2001年宇宙の旅』よりも、時代を見通していたかも知れない。ロメロ自身の『ゾンビ』はもとより、理解できない他者の恐怖と、食=動物的本能への執着は今の文明の本質でしょう。その意味で、『激突”!』のスピルバーグも、『時計仕掛けのオレンジ』のキューブリックも、『タンポポ』の伊丹十三も、ロメロに先を越されたっていうことでしょう。7点(2002-04-19 16:01:03)
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