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プロフィール |
コメント数 |
78 |
性別 |
男性 |
ブログのURL |
//www.jtnews.jp/blog/27405/ |
自己紹介 |
まずは幸運にも劇場で鑑賞できたもの優先につらつらぼちぼち書かせていただきます。とはいえたまには都度鑑賞したDVDものも挟んじゃうかも。
ここ最近足しげく通っている映画館は、Film Forum, MoMA, Japan Society, IFC Center, Lincoln Centerといったところ。
ハイ、新作はあまり観にでてはおりませんです。
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1. 浪華悲歌
すいません、一瞬ながらも初見と勘違い。
実際には数年前のFilm ForumでのFive Japanese Divasイベントを通して鑑賞済みでありながらもまたこうしてbig screenでの鑑賞の機会に恵まれた次第。それ故につい裏の意味を探ってしまいがち。
しかしながら二度目とはいいつつも社長役の俳優と藤野役の進藤英太郎の区別がつかず、そもそもこの進藤英太郎が何度かお見かけしていた人らしいということにたどり着くとまたもやペコリと頭を下げたくなる。「祇園の姉妹」「西鶴一代女」「山椒大夫」「赤線地帯」が該当作。
出直しです。[映画館(邦画)] 5点(2014-05-26 12:41:51)《改行有》
2. 長屋紳士録
うん、やっぱりこれでやられたんだと思う、飯田蝶子の魅力に。
小津作品を通した他の役者という意味では東山千栄子の時もそうだった。「東京物語」でのの~んびりとしたおかあはん役を観た後に、黒澤監督作品「白痴」(1951) でのギスギスした年配女性役を観ると、この人ただもんではではないと思わされたもんだった。今回はそのときの感覚とどこか似ていて、ここまでのところ飯田蝶子といえば常に人のよい「かあやん」役だと思い込んでいたのが、本作のような脚本において正直者で根は悪くなんだろうけど、とにかくそこいらにいそうな品の悪い「おばはん」役をピシャッと演じられると、「一本とられた」的な気分になるのである。
でもやっぱり主役は…。
「青木放屁」といささか悪ふざけの過ぎる芸名の子。突貫小僧こと青木富夫の異父兄弟とのことで、かれらのおかんは今で言うステージママだったのだろうか、とにかく小津監督に拾い上げられて開花した才能。小津の「子役撮りコメディ万歳」な感じがあちこちにあふれている作品である。
ちなみに彼の父親役をちょい役で演じていたのが、小沢栄太郎であったということには即座に気づけず。相変わらずこの人も演じ分けが素晴らしい。最近の記憶では木下惠介作品「花咲く港」(1943)、「女」(1948)、そして溝口健二作品の「雨月物語」(1953) にて。これら観比べてもらえば納得してもらえるはず。[映画館(邦画)] 7点(2014-05-13 10:32:23)《改行有》
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