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プロフィール |
コメント数 |
405 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. ナイスの森 The First Contact
話題切替時にアイキャッチ的に挟まる漫才など、嫌がらせかというほど面白くないシーンがいくつかある以外は、総じて面白いと思いました。非現実的な設定と展開の中に、日常的にありがちな些細な出来事を織り交ぜて、じわじわと可笑しみやバカバカしさを感じさせることが、基本ラインとなっているようです。個人的には池脇千鶴が演技が上手いのに驚きました。温泉旅行3人娘のエピソードは結構好きなので、後半にも出番があれば良かったかなあと思いました。笑い以外の要素についても結構丁寧に描いているので、それは例えば、ちょっとしたところでにじみ出る色気であったり、不思議な踊りであったり、クリーチャーであったり、それらを節操なく混ぜ込んでいるので、人によって琴線に触れる部分が大きく異なりそうな作品ですね。2時間半の長丁場ですが、まったく退屈はしませんでした。[DVD(字幕)] 8点(2023-12-25 17:26:50)
2. 楢山節考(1958)
《ネタバレ》 大自然の中に書き割りやスクリーンやライティングを持ち込んで撮影しているのかと思いきや、後にオールセットと聞いてびっくりしました。言われなければジオラマとは思えないほどリアルなのですが、そうと知らされた上で見ると、撮影に都合が良いように計算し尽くされ、つくり込まれていることに気付きます。舞台芸術としてはすばらしいし、いいもの見せてもらったとも思うのですが、姥捨て山伝説を描くのにこの手法が果たして正解だったのかは、正直よくわからないです。今村版と比較してみたいところです。婆さんと息子、脇役たちの演技も総じて悪くないのですが、婆さんの孫息子の若造を演じてる役者の演技が、どうもわざとらしく周囲から浮いてるなと思いました。浅はかで血の気の多い若造役なのでわからんでもないのですが。後で調べてみたら当時18歳の今の猿翁でした。ま、歌舞伎とは勝手が違うから。若いし。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-06-21 19:27:11)
3. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
この題材で、この時代で、モノクロは珍しいと思いました。アクションシーンで、パンチが当たってないのに、当たったことにして吹っ飛んだり、倒れる演技を見て、先行きが危ぶまれたのですが、後述するように、作品の肝はパニック下での人間描写なので、慣れると気にならなくなります。今でこそゾンビ映画というと血みどろ要素満載ですが、ゾンビ映画の元祖と言える本作に、スプラッター要素がほとんど無いのは驚きで、とても新鮮でした。ぱっと見、生きてる人と見分けが付かないのですよね。帰還した金星探査衛星の爆発による放射能の影響で、ある地域の、埋葬される前の死体が生き返ったという設定なので、肉体はほとんど崩れていなくて、メーキャップに凝るようなことはしてません。ゾンビ一人一人は動きが鈍いので大して強くなく、不意を突かれない限りは退治可能なのですが、群れをなすと、とても難儀するというもので、ゾンビの群れに襲われて、ある家に避難してきた男、女、カップル、親子が、この非常事態にどう対応するかという人間ドラマ的な要素が強く、そこの部分がしっかりとつくられているので、ホラー要素が弱いにもかかわらず、とても楽しめました。エンディングは、期待に応えてくれました。[DVD(字幕)] 6点(2023-02-18 20:31:47)
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