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プロフィール |
コメント数 |
538 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
30年以上前の映画に興味があるので、 ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。
基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。 それからどんでん返しモノ。 真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。
レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。 |
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1. 日日是好日
《ネタバレ》
ホッとする作品。
主人公の身の回りにそれなりの出来事は起こるのですが、
直接的な描写はほとんどなく、淡々と時が刻まれていきます。
この淡々とした展開と、茶室の「映像」、そして水の「音」が重なって
醸し出す落ち着いた雰囲気・・・これが実にいい!
今や「和」にか欠かせない女優となった黒木華さんですが、
20歳の初々しさから40代になるまでの様々な表情の変化は絶妙。
そして、先生役の樹木希林さん。
本作の茶室の風情は、この人が居てこそ完成していたと思います。
話が進むにつれ、役というよりも、もはや「樹木希林」本人が
語りかけているかのような感覚になりました。
よくぞこの2人をキャスティングしたものだと・・・本作はこれに尽きると思います。
終盤のシーンでは、希林さんから若き女優へ映画界のバトンが託されている
・・・そんな想像を巡らし目頭が熱くなりました。
それにしてもレビューを書くのは大変です。
感じたままを文章にするのはとても難しい。
おそらく頭で考えているようではダメなのでしょう。
今日はとにかくいい作品に出会えました・・・それだけで良かった。[映画館(邦画)] 9点(2018-10-21 16:15:09)《改行有》
2. 22年目の告白 -私が殺人犯です-
色々やりつくされた感のあるサスペンスものにおいて、どんでん返し警戒の中、
”サプライズ”という点では十分満足しました。
ネタバレ厳禁のため具体的に色々書くことはできませんが、
問題作常連の藤原竜也、そして「悪の経典」伊藤英明のイメージによる貢献度が大だと思います。
1番目の種明しがやや早すぎ、かつ、インパクトがあったせいで、結末の印象が薄くなってしまった感はありますが、
個人的には、今年の邦画サスペンス系の中で今のところトップです。[DVD(邦画)] 8点(2017-10-10 23:30:21)《改行有》
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