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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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21.  日本列島 《ネタバレ》 宇野重吉と芦川いづみ、目当てに借りてきた。これは何とも重苦しい映画だ!観ていて何ともやりきれない気持ちにしかならない。モノクロの画面から伝わるその怒りと悲しみ、主演の宇野重吉演じる米軍基地犯罪捜査官(秋山)が日本の黒い霧を告発するのだが、敗戦後の米軍占領下で起こった殺人事件の裏に潜む影の正体を追求しようとした挙句に沖縄で殺されてしまう。その模様が描かれている。政治色の強さがありすぎる為にサスペンス映画として観ると面白くはないし、むしろ、そういう見方をするよりはこれは完全な社会派映画として観る方が正しいと思う。この作品では事件当時の映像が何度も出てくるが、そのモノクロ映像による恐ろしさと米軍のジェット機による爆撃で硝子の割れるラストは米軍によって圧殺される者の絶望の象徴を感じせずにはいられない。とにかく何ともやりきれないほどの怒りというものがひしひしと重く圧し掛かってきて本当に嫌になるが、こういうことが本当にあったんだ。けして、人事のようには思えない。他人事としてほっといてはいけない。社会派の熊井啓監督らしいメッセージというものが描かれた作品だと思いました。[ビデオ(邦画)] 7点(2008-06-17 20:49:23)

22.  肉体の門(1964) 肉体の門、正にその名の通り、自分たちの肉体を武器に生活する女達のドラマが展開されて行く。不況の中、男社会で女が生き抜くためには自分たちの身体を犠牲にまでしなきゃならないという厳しさを描きながら必死になって頑張る女達、作品全体のテーマが重いだけにどの俳優も見ていて痛さを感じる凄まじさを痛感させられた。好みという意味では「河内カルメン」のような作品のが好きだが、作品全体のエネルギーではこちらの方が上かもしれない。 [ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-26 18:59:14)《改行有》

23.  にっぽんぱらだいす 赤線を描いた映画はこれまでも幾つか観てきたが、この映画でも描かれているのは男社会の中で厳しく生き抜く女達を力強く描いていて、彼女らの人生、これから先、見えてこない希望、それでも何かにしがみつきながら生き抜こうとする姿、ラストのあの軽快な音楽の中、絶望的だと解っていながらも明るく振る舞い去って行く姿にはある意味、希望が見えるそんな気がした。[ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-13 11:27:50)

24.  任侠中仙道 これもまたなかなか見応えのある任侠映画て感じで、やはり私もこの作品の大きな見所は片岡千恵蔵と市川右太衛門が川沿いで向き合う所とラスト近くでのシーンでの再び向き合って悪人どもをやっつけた後、握手するところだと思います。それにしてもこの作品もこれまた本当に出演者の顔ぶれの豪華なこと。もうそれだけで見る価値ありです。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-23 22:06:11)

25.  日本侠客伝 浪花篇 《ネタバレ》 高倉健が弟の墓参りからその弟の世話になった組の為に色々協力するという話なのだが、一応主役なのだが、後半出てくる鶴田浩二に喰われてしまってるし、それは良いとしても、二人で殴り込みに行くシーンが呆気なく終わってる気がして物足りない。マキノ映画らしい話の筋立てや脇役の描き方やらは相変わらず素晴らしいけどもう少し殺気立ったものが欲しかった。それにしても長門裕之を寅さんて呼ぶ皆を見てると渥美清を思い出してしまうのは私が寅さん(男はつらいよ)ファンだからか?最も寅さんシリーズよりは先に撮られてる作品ではあるけれど。ラスト雪の中、高倉健と鶴田浩二が二人去って行く後ろ姿には背中で全てを語れる男の姿を感じることができる。 [DVD(邦画)] 6点(2014-12-10 20:06:10)《改行有》

26.  日本侠客伝 絶縁状 おや?いつもの健さんとちょっと違うぞ!このシリーズでは珍しいスーツ姿で登場の健さん、親分さんとのやりとりやら子分達とのやりとりにしても大人しい。もっと勢い良くやって欲しい。金子信雄、天津敏、河津清三郎に山本麟一といった馴染みの悪い奴がいない。藤純子もいない。そういう意味での不満もあるが、それ以上に相手の面子が弱い。凄みがないのが一番の不満である。健さんは健さんらしくてここでもまたかっこ良い上にラストの殴り込みのシーンでの迫力、どこか「昭和残侠伝」シリーズぽい最後の一気の殴り込み、ここなんて本当にマキノ映画らしくて良いだけにやはり相手が何だかぱっとしない。それなりにに楽しめたので一応は6点は付けてみるものの全体的に物足りない。[DVD(邦画)] 6点(2011-12-06 21:20:14)

27.  尼僧ヨアンナ 何だかとてつもなく嫌なもの、恐ろしいものを見てしまったような気がする。あの修道院の異様な雰囲気、冷たい感じ、出てくる人物もどこか冷めていて何を考えているのだろうか?ヨアンナに取り付いて離れない悪魔、祟り、黒い影、ヨアンナの美しさがある意味、余計怖い。そんなヨアンナが悪魔が去った後に見せる表情には安らぎを覚えずにはいられない。見ていても楽しい映画ではないし、むしろ、楽しいというよりも何と言うべきか?とにかく怖い。そして、悪魔に翻弄されていく人間の怖さ、この映画が言いたかったことは、私なりに解釈すると人は何かに対して怯えながら常に生きている。世の中、楽しいことばかりではない。楽しいことよりも辛いことの方が多いかもしれない。だからこそその辛さを我慢し、耐えることで人は強くなれるとでも言っているようなものをこの映画から感じ取ることが出来る。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-12 23:06:25)

28.  二階の他人 山田洋次監督のデビュー作ってことらしいけど、なるほどね。こりゃ確かに山田洋次監督らしいし、どこをどうとっても山田洋次監督ならではの人間的描き方、アパートの住民の人間模様、ちょっとした喧嘩の場面、弟を叱っている兄、その時の母親の涙、ここで何を言うかと思ったら「ちょっとションベン行って来る」て、おい!おい!寅さんそのものやないか!全体の出来、面白さという意味では監督デビュー作品らしく、まだ山田洋次監督の喜劇としての本領は発揮されてないけれど、所々で感じる後の「男はつらいよ」シリーズに通じるそんな内容になっていると思いました。[DVD(邦画)] 6点(2008-02-23 16:36:02)

29.  日本侠客伝 決斗神田祭り 河津清三郎が高倉健と同じ組であるというのはあまりないような気がする。良い親分である河津清三郎なんて何だかしっくりこない。一方で高倉健と鶴田浩二のそれぞれの見せ場、また藤純子との絡みもこの中では他の共演作ほどぐっとくるものがない。深川の町の様子、当時の様子、その他祭りの場面など見所もあるが何か物足りない。江戸っ子てよく聞くけど神田っ子なんて初めて聞く。このシリーズ幾つか見て来た中では任侠映画としての面白さでは下から数えた方が早い。良い役者は沢山、いるだけにちょっと勿体無い。マキノ雅弘監督にしては普通な感じの出来栄え![DVD(邦画)] 6点(2007-03-19 20:35:37)

30.  日本女侠伝 侠客芸者 藤純子主演の任侠もの、しかも監督は山下耕作監督である。そりゃあ、もう、期待するなってのが無理なわけでして、まあ、それなりに楽しめたし、藤純子は相変わらず美しくてかっこ良かったけど、緋牡丹シリーズと比べてしまうと、どうしても物足りない。藤純子を引き立てる脇を固める俳優陣に関しては悪くはないし、良かったと思うが、それでも何か足りない。もう一度、見れば印象変わるかもしれないけど、一度見れば良いかなあ![ビデオ(邦画)] 6点(2006-11-20 22:27:54)

31.  日本侠客伝 うん!なるほど、これがこのシリーズの最初の作品か!どうも観ている順番、滅茶苦茶だけど、そんなことはこの際、どうでも良いと思うし、それはそうと、マキノ雅弘監督の任侠ものに多く出ているいつもの常連達に加えて、中村錦之助も加わるというただでさえ豪華な顔ぶれが、より豪華になって良いのだが、どうにもこうにもこの作品の中の中村錦之助の人物像の描かれ方が気になって仕方がない。ゲスト扱いみたいな扱われ方と影の薄さが気になる。やはり中村錦之助は脇を固める俳優ではなく、主役を張る人間だと改めて思った。そして、高倉健にしても登場の仕方が何かいつもと違って、ワクワク感がない。そんな中でもマキノ雅弘監督らしい脇役の描き方の上手さなどは相変わらず上手いし、色々と見所はあるけど何か吹っ切れず、マキノ雅弘監督作品に流れる熱い感じというのもやや薄く感じた。それなりに楽しめたけどマキノ雅弘監督作品としては物足りないです。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-10-29 21:44:56)

32.  日本侠客伝 雷門の血斗 マキノ雅弘監督によるこのシリーズ、今回で観るのは二本目だけど、個人的には前に借りて来て観た「関東編」の方が良かったし、好きだなあ!何て言うのかなあ?相変わらず高倉健はかっこ良いし、一つ一つの台詞から表情まで決まってるし、それはそれで良いのだが、脇を固める俳優陣も悪くはないと思うし、むしろ良いと思うぐらいなのだが、殴り込みのシーンへの持っていき方がいまひとつぱっとしない気がした。それと気になって仕方がないのが、藤純子です。相変わらず美しく撮られているのだけど、あまりにも泣き過ぎ、泣かせ過ぎなんじゃないのかな?とマキノ雅弘監督作品は大体が標準レベルより上だと言えるし、そう考えてしまうと、マキノ雅弘監督作品としては雑な面も見られて弱い気がする。期待が高すぎるのかもしれないけど、これはこれで一本の映画として観ればそれなりに楽しめるけど、やっぱり物足りない。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-03 18:19:20)

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