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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ニルスのふしぎな旅 劇場版 《ネタバレ》 劇場版でありながら未公開となった作品。原作はセルマ・ラーゲルリョーブで、元はスウェーデンの地理を子供達に教える為に作った話で、主人公・ニルスの道徳的なエピソードや成長記は後付けである。テレビシリーズ全52話という、あれだけ長い冒険も僅か97分と1本で全て観れるのは良いが、それよりもテレビシリーズからの再編集やダイジェストというカタチではなく、新たに描き下ろした力作なだけに幻の映画となったのは実に惜しい。グラフィック面は古い作品でありながらも仕上がりが良く、ガンの群れなど、海外取材を敢行しただけあって動物の動作も細部にわたって丁寧に描かれているので評価したい。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-24 18:23:03) 2. Knick Knack ニック・ナック 《ネタバレ》 今(投稿日付)から15年前に製作された懐かしい短編映画の実験的CG作品。今も変わらず観賞できるのは、いかに当時の技術が高かったか…と言う事を再確認できる。4分と言う…当時ではこれでも長いとされたCGの限界の中に集約された個々の描写は、今後のピクサーを飛躍させる技術の表れ。スノードームの水中でのモノの動きや、玩具の表情などは、のちに製作される「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」に通じる所も有り、非常に興味深い。主人公は結局自由にはなれなかった…と言うラストは、コンピュータの限界で思い通りに製作出来なかった当時の現状に対して、“いつかきっと素晴らしいCG作品を創ってみせる”と言う…自由に創作できる事へのメーセージにも見えます。以後のピクサー作品に繋がるであろう本作の貢献度は高く、作品のレーゾンデートルを評価したい。7点(2004-06-24 00:29:53) 3. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に 《ネタバレ》 こういう見せかけだけのサクセスストーリーがアメリカ映画らしい。大体、努力もしないで仕事から恋愛までトントン拍子だなんて、アホなアメリカ人ならではの発想でどうも好感が持てない。やはり、日本人なら「努力・友情・勝利」の3文字でしょう。個人的には理想的で表面上のストーリーよりも、努力型で内面的に描く作品の方が好き…という評価で。[映画館(字幕)] 5点(2003-04-13 19:36:05) 4. ニューヨーク東8番街の奇跡 UFOが乗り物…と言う固定観念を崩されれば、更に赤ちゃんまで産まれるだなんて…(正直言えばとても可愛いんです)。あ…ッ、そういう目で観てはイケナイ!…と思いつつ、赤ちゃんUFOが大人になるまでどうやって細胞分裂するのだろう…とか、ついつい細胞の定義を考えてしまう。必要以上な過度なツッコミをする気は毛頭無く…、ただ単に設定に呑み込まれるタイプなので深く考えてしまうだけ(要はアホ)。…今気が付いたけど、これは“興味”と言うヤツなんだろうね。だって、今でも考え過ぎて眠れなくなっちゃうんだから…(笑)。4点(2003-05-15 19:27:06)
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