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1. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 ここ数年、映画の上映はかなりの割合でデジタル上映に入れ替わりました(一部まだ残っていると思いますが)。もうフィルム映写機は使われておらず、撮影自体もデジタルカメラで行われています。そういう現状を踏まえながら見ると、より切なさ倍増です。「昔は手回しだったが、今は全部機械だ」その機械すら今は絶滅寸前なわけですから。ノスタルジーすら消えて行く時の流れ。切ないなあ。
もう一つ思い出したのは、自分が子供の時、近所にポルノ映画館があったこと。看板の前をドキドキしながら通り過ぎた思い出がフッと蘇ってきました。「ニューシネマパラダイス」に登場する映画館も、最後はポルノばかり上映していたようです(壁に描かれたチ○コの落書きが容赦ない)。子供時代のあの映画館も、ポルノを上映する前は普通の娯楽映画を上映していたんだろうなあ。映画館の数だけ物語があるんだなあと想像してしまいました。
・・・かといって、この映画は単純なノスタルジーを描いているワケでも無かったですね。人生は映画のように簡単じゃない、ノスタルジーに溺れるな。実人生を生きろってことでしょうか。「映画ばっかり見てんじゃねえ」と映画からケツを叩かれた気分です(笑)。[DVD(字幕)] 9点(2013-11-12 03:05:48)《改行有》
2. ニューヨークの恋人(2001)
まあまあ安心して見れる映画。面白いほど先が読めるので面白いです。「そら来た」みたいな。メグラインは相変わらず可愛いですね。[地上波(吹替)] 6点(2006-05-06 12:10:59)
3. 二十四の瞳(1954)
《ネタバレ》 映画を観る前は、先生と子供達が機関車ごっこをして遊んでいる映像のイメージだけで、「呑気な映画なんだろうな」と思っていた。けれど、実際に観てみて驚き。こんなハードな物語だとは思わなかった。三丁目の夕日などでは絶対描かないようなドラマばかり。最近は「夢を持て」なんて言葉が上滑りしている時代だけど、この映画を観ると、「夢があって、チャンスもあるのなら、迷わず追いかけるべきだ」と素直に思わされる。今のドラマなら、「お母ちゃん、それでもあたし音楽をやりたいの!」「・・・しょうがないね。アタシゃ負けたよ・・・」なんつって、希望と不安を胸に旅立って行く・・・なんて話にもなりそうだけど、そうはならない。結局みんな、あきらめたり割り切ったりして人生を重ねていくことになる。ああ無情。けれど、久しぶりの同窓会で自然と湧き出たその歌声が、どんな音楽学校に通っても出せないような美しい音楽だったのが唯一の救いなのかなあ、と思った。現代でも(現代だからこそ)通じるメッセージを含んだ映画だと思う。[DVD(邦画)] 8点(2006-04-17 14:25:26)(良:1票)
4. N.Y.殺人捜査線
たしかにストーリーは地味だけど、演出でもっと雰囲気作りしてたら人気出そう。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-28 02:23:49)
5. 人間の條件 第二部 激怒篇
6部作のなかでは1部、2部が個人的には面白かった。梶の「このままじゃ俺は人間じゃ無くなってしまうんだ!」というセリフが印象に残った。[映画館(字幕)] 10点(2005-07-17 19:22:09)
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1 | 7 | 0.72% |
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2 | 12 | 1.23% |
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3 | 32 | 3.29% |
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4 | 49 | 5.03% |
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5 | 82 | 8.42% |
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6 | 225 | 23.10% |
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7 | 206 | 21.15% |
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8 | 231 | 23.72% |
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9 | 87 | 8.93% |
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10 | 38 | 3.90% |
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