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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 肉体の門(1964) 生きるためなら何でもするオンナ達が衣装同様生き生きと描かれる。戦後街は荒廃しきり、男は敗戦を引きずりただ生きている中、女たちは落ち込む暇など無く、ただ今日を生き明日を生きる。生はどれほどパワーがいることなのか。不況、デフレ、リストラ等、負の時代でありながらも生活保護でも生きていけるおかしな世の中、少子化という大問題もある事だしもう一度女性のパワフルな生にすがるべきなのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2005-12-22 23:09:10) 2. 日本のいちばん長い日(1967) 日本人ならば知っておかねばならない一日であり、忘れてはならない一日、思想の左右を問わず見ておくべき作品ではないでしょうか。だから戦争反対、9条を守るべきなのか?いやいや日本は日本人が守るべきなのか?中国、韓国等に平身低頭謝り続けるべきか?日本としての自主性、独自性を貫くべきか?「東京裁判」や本作などは学校で鑑賞し議論すべき映画だと思うんだが、実際はこのあたりの歴史は端折られてしまうのが残念。[ビデオ(吹替)] 8点(2005-04-20 22:17:38) 3. 日本の夜と霧 大島渚らしいと言うべきでしょうか、いくら咬もうがお構いなし、この熱いノリが大事だとでも言うんでしょうか。テーマ的には私の最も嫌いな部分なんですが、運動家や学生のバカさが出ていて良い。こんな映画がありながらバカな連中の暴走を止める事は出来なかった。4点(2004-06-12 17:42:40) 4. 2001年宇宙の旅 何度か見てますがラストの意味やモノリスの意味が解らなかったのですが、先日とある本に解説されてるのを読みやっと長年のモヤモヤが晴れました。すごい映像、音楽、徹底したリアリティですが、何十年も悩まされていたので減点。原作を読んでいればよかった。9点(2003-10-30 16:06:19)
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